説明

株式会社ニッキにより出願された特許

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【課題】ガスエンジンの燃料供給装置において、簡易な構成として製造コストの高騰を招かないものとしながら、低温時の良好なエンジン始動性を実現する。
【解決手段】燃料貯留容器に配管で接続されダイヤフラム31で区画された圧力調整室3aおよび背圧室3bを有し圧力調圧室3aで導入したガス燃料を所定の圧力に調整して送出するレギュレータ3と、このレギュレータ3と吸気通路2のミキサ部2aを接続する燃料送出配管7と、を備えたガスエンジンの燃料供給装置において、レギュレータ3の背圧室3b側にエンジン1側からパルス圧を導入する脈圧導入配管8が接続され、少なくともエンジン始動時の所定時期にエンジン1由来のパルス圧でダイヤフラム31の変位を補助して燃料の送出を促進する。 (もっと読む)


【課題】バキュームロック機構を備えたガス燃料供給装置について、エンジン運転状態に拘わらずバキュームロック機構の正常な機能を確保する。
【解決手段】高圧のガス燃料を減圧・気化するベーパライザ5と、減圧されたガス燃料を吸気管路27に送出するミキサ23と、ベーパライザ5内のロックダイヤフラム19で区画された負圧導入室20を所定の負圧発生部に接続する空気通路22と、を備えており、エンジン26停止による負圧発生部の圧力変動を導入してロックダイヤフラム19が変位することによりベーパライザ5内で燃料通路を遮断するバキュームロック機構18を備えたガス燃料供給装置において、負圧発生部をエンジンバルブカバー26aの内側空間として、エンジンバルブカバー26a内側空間で発生する圧力変動を負圧導入室20に導入してバキュームロック機構18を作動させる。 (もっと読む)


【課題】常閉式の燃料噴射弁において、弁機能部の気・液密性を確保しながら耐久性を充分なものして、正確な弁機能を長期間に亘って発揮できるようにする。
【解決手段】固定鉄心であるストッパコア3と、可動鉄心である拡大部10bから延設されたロッド部10a先端側に弁部材15を有する動弁10と、シート部材5とを備え、閉弁バネ16の付勢力で閉弁する燃料噴射弁1Aにおいて、ロッド部10aが摺動孔10cを先端側に有し、弁体15aを有する弁部材15が軸方向にスライド可能に挿設されコイルバネ17で基端側を付勢されるとともに閉弁時の付勢力が閉弁バネ16よりも弱いものとされ、閉弁時に摺動孔10c内で所定幅後退しコイルバネ17を圧縮した状態で弁体15aが弁シート5bに密着し、開弁時に後端側のストッパ15bでロッド部10a側と係合し後退して弁体15aが弁シート5bから離間する。 (もっと読む)


【課題】金属製気化器本体底面と樹脂製スぺーサー平面の結合面でのシール性を向上させ、またスぺーサーの挟持強度も高められる信頼性の高い汎用気化器を提供する。
【解決手段】フランジ2を有する樹脂製スぺーサー3が金属製燃料容器1に内装され、燃料容器1頂面にガスケット4を介装して金属製気化器本体5が締結され、スぺーサー3が気化器本体5と燃料容器1に挟持されると共に気化器本体1底面の凹溝12とガスケット4頂面で燃料通路13が形成された汎用気化器において、スぺーサー3のフランジ2頂面に、気化器本体5底面の凹溝12及び各種孔15の外周輪郭と同様に配置された峰状突起14を設けた。 (もっと読む)


【課題】膜式ポンプにおいて、膜部材の耐久性を確保しながら大流量・高吐出圧を実現する。
【解決手段】ダイヤフラム21で区画された主流体加圧室2bと背圧室2aとを備え、背圧室2aにポンプ手段で圧送された作動流体を導入する導入配管5aが接続し導入した作動流体で主流体加圧室2bの主流体を加圧して圧送する膜式ポンプ2Aにおいて、背圧室2aに、作動流体を作動流体貯留容器側に戻す戻し配管5bが底壁側に接続されるとともにダイヤフラム21の変位に応じて戻し配管5b開口部を開閉する弁構造が設けられており、ダイヤフラム21の主流体加圧室2b側への変位量が所定の上限値を超えたときに弁構造が開弁して背圧室2aの圧力を低下させるものとして、ダイヤフラム21の変位上限を機械的に自己規制する。 (もっと読む)


【課題】ガソリン噴射システムを利用したガソリン代替燃料噴射システムについて、燃料供給量および噴射タイミングの最適化を実現する。
【解決手段】ガソリン噴射制御用の電子制御ユニット10およびエンジン運転状態を検出する各種センサ5〜9が配設されたエンジン既設のガソリン噴射制御システムに、エンジン運転状態に応じて出力されたガソリン噴射信号を受信して非ガソリン燃料の噴射量を算出する非ガソリン燃料用噴射制御用の電子制御ユニット11と、非ガソリン燃料用のインジェクタ2を増設してなる、ガソリン代替燃料噴射システムにおいて、電子制御ユニット11が、予め定めた所定のエンジンの運転状況となった場合に、ガソリン噴射信号を用いないでエンジン運転状態のデータを基に直接非ガソリン燃料の噴射量を算出し、インジェクタ2に燃料噴射信号を出力して、単独制御を実行するものとした。 (もっと読む)


【課題】ガソリン代替LPG噴射システムについて、コストの高騰を招くことなくガソリン噴射信号線の断線を気筒毎に確実に検出できるようにする。
【解決手段】ガソリン噴射制御装置およびエンジン運転状態検出手段が配設されたエンジン既設のガソリン噴射制御システムに、エンジン運転状態検出手段の出力信号に応じて出力されるガソリン噴射信号を気筒毎にガソリン噴射信号線を介して受信してLPG燃料の噴射量を算出するLPG噴射制御装置とLPG用インジェクタを増設してなるガソリン代替LPG噴射システムにおいて、LPG噴射制御装置がエンジン運転検出手段の出力信号でエンジンが運転状態であることを検知してから予め定めた時間を経過するまでの間に、ガソリン噴射制御装置からのガソリン噴射信号を受信しなかった場合に、その気筒のガソリン噴射信号線が断線していると判定して出力するものとした。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射弁の固着等を原因とする開弁性の悪化が問題となるガスエンジンについて、エンジン始動時に燃料タンク側からの燃料圧力が燃料噴射弁の閉弁圧力として加わることを回避してその開弁性を確保する。
【解決手段】ガスエンジン4の燃料噴射弁2に配線で接続され、エンジン始動運転時に必要に応じて通常とは異なる燃料噴射弁駆動電流を出力して燃料噴射弁の開弁性確保のための制御を実行するガスエンジンの燃料供給制御装置としての電子制御ユニット10において、その開弁性確保のための制御を実行する際に、燃料タンク1とベーパライザ3とを接続する燃料送出路9Aに配設した燃料遮断弁2bの開弁をイグニッションスイッチON時から所定期間遅延させて、少なくともその遅延期間中に燃料タンク1側の燃料圧力が燃料噴射弁の閉弁圧力として加わらないものとした。 (もっと読む)


【課題】閉弁バネにコイルバネを用いた電磁駆動式の燃料噴射弁において閉弁バネによる部材間の干渉を最小限として正確な弁機能を長期間に亘って実現する。
【解決手段】コイルケース4の貫通孔4aにストッパコア9が嵌挿配置され、ストッパコア9と同一の中心線上に摺動可能に配置されたプランジャ11が基端面から穿設されたニードル挿入孔11aを有してこれにニードル10が先端部を挿入しており、ニードル10先端面に突設された略円柱状のバネ保持部100Aに基端側を装設して圧縮配置されたコイル状の閉弁バネ15Aが、プランジャ11を先端方向に付勢して、コイル非通電時に閉弁しコイル通電時にプランジャ11をストッパコア9に吸着して開弁する電磁駆動式の燃料噴射弁1Aにおいて、閉弁バネ15Aを、弾性変形しない基端部150Aが弾性変形する中央部151Aよりも小径でバネ保持部100A外周面に密着巻きの状態となるものとした。 (もっと読む)


【課題】エンジン始動時に燃料噴射弁の固着を自動的に解除する機能を備えた気体燃料用エンジンの燃料噴射弁制御装置について、燃料噴射弁の損傷発生を最小限としながらその固着解除を確実に実行できるようにする。
【解決手段】通常時は、閉弁状態から開弁させるための瞬間的な開弁電流とこれに続く開弁状態を保持するための開弁電流よりも小さな保持電流とからなる燃料噴射弁駆動電流を燃料噴射弁に出力し、エンジン始動時に必要に応じて燃料噴射弁の固着を解除させるために通常時よりも増強した燃料噴射弁駆動電流を出力する固着解除制御を実行するものとした燃料噴射弁制御装置において、固着解除制御時に開弁電流に続く保持電流の部分も開弁電流とした開弁電流のみからなる燃料噴射弁駆動電流を出力する。 (もっと読む)


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