説明

株式会社ニッキにより出願された特許

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【課題】ガソリン噴射システムを利用したガソリン代替ガス燃料噴射システムについて、高地での運転時に供給燃料が過剰にリーン化することを回避して、エンジン性能を良好に維持できるようにする。
【解決手段】ガソリン噴射制御装置である電子制御ユニット10によるガソリン噴射信号lnを受信したガソリン代替ガス燃料噴射制御装置としての電子制御ユニット11が、ガソリン噴射信号lnを基に検知した吸気管圧力に応じて所定の算出方式でガス燃料の噴射量を算出し、ガス燃料噴射信号をインジェクタ2に出力してエンジン1に燃料を供給する燃料供給方法において、電子制御ユニット11が、所定の手段を用いて大気圧を検知しながら大気圧の低下に応じてガス燃料噴射量の算出に用いる吸気管圧力値を増量補正することにより、高地での運転時に供給燃料の希薄化を軽減する方向で制御を行う。 (もっと読む)


【課題】弁バネのバネ荷重により開閉弁の閉弁状態を維持する常閉式のインジェクタについて、弁の応答性を損なうことなく閉弁時のシール性を長期間に亘って確保できるようにする。
【解決手段】開閉弁4Aの弁体40が弁バネである板バネ6Aで閉弁方向に付勢されて非通電時に閉弁状態を維持する電磁駆動式のインジェクタ1Aにおいて、弁体40を閉弁方向に付勢する第2の弁バネであるコイルバネ7が設けられており、閉弁時に2つの弁バネが協働することによる二重のバネ荷重で閉弁状態を維持する。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射制御にスピードデンシティ制御方式を用いたエンジンの燃料供給システムについて、エアクリーナに詰まりが発生した場合に、これを所定の者がすぐに認識できるようにする。
【解決手段】検知したエンジン回転速度と吸気管圧力値から吸入空気量を推定して燃料噴射量を決定するスピードデンシティ制御方式を採用したエンジンの燃料噴射制御装置である電子制御ユニット10Aにおけるエアクリーナ詰まり検出方法であって、連続的に検知している吸気管圧力の平均値と最低値との差を算出し、少なくともこの差が所定の詰まり判定値よりも小さい場合にエアクリーナ2に詰まりがあると判定して、表示手段としての故障コードランプ100で表示する。 (もっと読む)


【課題】インラインポンプ方式のエンジンの燃料供給装置について、システム設計上の制限や過剰なコストアップを伴うことなく、タンク−ポンプ間の燃料供給配管内で燃料が気化することによるエンジン始動の遅れを、最小限に抑えられるようにする。
【解決手段】インジェクタ7と燃料タンク3との間を繋ぐ燃料供給配管5aの途中に燃料ポンプ6が配設されたインラインポンプ方式のエンジンの燃料供給装置において、その燃料供給配管5aの燃料タンク3と燃料ポンプ6との間の所定位置に、燃料が燃料タンク3側に逆流することを防止するための逆止弁9が設けられたことを特徴とするものとした。 (もっと読む)


【課題】PTCヒータを電極板間に挟んだヒータユニットを有するLPG加熱装置について、構成を複雑にすることなくPTCヒータと電極板との間の接触状態のバラツキを解消して、安定した熱交換性能を確保できるようにする。
【解決手段】電極板65,66でPTCヒータ61,61を挟み込んだ周縁側がフレーム62で囲繞されてなるヒータユニット60Aの複数が並設されており、電極板65,66を介しPTCヒータ61に通電することによりLPGを加熱するLPG加熱装置において、電極板65,66の周縁側外面に当接して係止するための係止面を有した電極板係止爪621,622が係止面を同じ向きにしてフレーム62内周面で周方向に複数配置されてなる電極板固定部を、係止面が互いに対向する向きで2列備えており、この電極板係固定部により電極板65,66内面をPTCヒータ61外面に密着状態にして固定した。 (もっと読む)


【課題】ガソリン噴射システムを利用したガソリン代替ガス燃料噴射システムについて、通常のガソリン噴射信号間に割込み噴射信号が出力される運転状況であっても、エンジン運転性を良好に維持できるようにする。
【解決手段】ガソリン噴射制御装置10によるガソリン噴射信号Inを受信したガソリン代替ガス燃料噴射制御装置11が、所定の算出方式でガス燃料の噴射量を算出しガス燃料噴射信号Onをインジェクタ2に出力してガスエンジン1にガス燃料を供給するガスエンジンの燃料供給方法において、カムセンサ14の信号をガソリン代替ガス燃料噴射制御装置11に入力してエンジン回転速度と気筒識別を行うことにより各気筒について適正な時期に点火を実行可能とした。 (もっと読む)


【課題】燃料調量バルブに板バネを用いた電磁駆動式のインジェクタについて、板バネとこれを挟み込む他部品との間でズレが発生することを回避して、所定のインジェクタ性能を確保する。
【解決手段】燃料調量バルブの弁体及び可動コアが、弁ストローク方向に対し直角に配置した板バネの中心部を挟み込んで固定されており、その板バネが周縁部を本体側に挟み込まれて固定されてなる電磁駆動式のインジェクタにおいて、その板バネの中心部又は周縁部の少なくとも一方における他部品に挟み込まれる部分に、複数の凹部20a,20bからなる凹凸形状による滑り止め加工を片面または両面に施した板バネ1Aとして、この挟み込まれる部分とこれを挟み込む他部品との間の摩擦抵抗力を増強した。 (もっと読む)


【課題】手動レバー式のプライミング機構付燃料ポンプについて、必要最小限のスペックであってもダイヤフラムへの負荷を過大にすることなくより少ないプライミング操作で燃料の吸い上げを完了できるようにする。
【解決手段】操作レバー40を有するプライミングシャフト50Aの先端側からポンプロッド30Aの係合部33,34に係合する係合突起51が突設され、ポンプ始動に先立って操作レバー40を手動で回すプライミング操作によりプライミングシャフト50Aを回動させ係合突起51を介しポンプロッド30Aを作動させてダイヤフラム21を変位させることにより、燃料加圧室20まで燃料を導入するプライミング機構付燃料ポンプ1Aにおいて、プライミング操作による操作レバー40の動作範囲を略180°以上とし、1つのプライミング操作でダイヤフラム21が上下両側に変位する。 (もっと読む)


【課題】本体ボディをスロットルバルブ開き方向の異なるものに交換する場合にガスケットの向きを上下反転させるだけで対応可能な気化器について、気化器組立時にガスケットを誤った向きで装着することを確実に防止する。
【解決手段】本体ボディ3A下面側とフロートチャンバとの間に挟装される円盤状のスペーサ40が中央部下面からメインウェルを垂設してなる傘状部材4Aを有してスロットルバルブ21開き方向が逆向きのものに変更可能なエンジンの気化器において、ガスケット5A表面の所定位置から厚さ方向に突出した凸部55を有し、この凸部55に対応する本体ボディ下面3Aの位置に凹部33を有しており、気化器組立て時にガスケット5Aの向きが正しい場合に凸部55が凹部33に挿入されて組立て可能となり、向きが正しくない場合には凸部55が本体ボディ3A下面に干渉して組立て不能とした。 (もっと読む)


【課題】エンジンの気化器について過大なコストアップや配置スペースの拡大を要することなく結露による水滴のフロート室への流入を回避する。
【解決手段】本体ボディ2Aの下方のフロート室6から上方向に延設され吸気通路20側に開口するメイン燃料通路30にエマルジョンチューブ31が配設されてメインエア通路10Aを経由して導入した空気と燃料を混合するものであってフロート室6と大気側とを連通させるエアベント通路7Aの途中に水滴を溜めるエアベント室70Aが本体ボディ2Aに設けられた気化器1Aにおいて、エアベント室70A内では、フロート室6に繋がる通路72A,73Aの開口部のうち最も低いものよりも低い位置にメインエア通10Aの開口部が設けられており、エアベント室5内に溜まった水がメインエア通路10Aからメイン燃料通路30を通って吸気通路20側に排出される。 (もっと読む)


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