説明

株式会社ニッキにより出願された特許

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【課題】液化ガス燃料が液体のままインジェクタから噴射されるようなアクセル操作で運転を行った場合でも、液体燃料がインジェクタに流入することを回避してエンジン運転性能を良好な状態に維持する。
【解決手段】ベーパライザ4と、インジェクタ5と、電子制御スロットル装置20と、エンジン運転状態を示す複数の出力信号を検知することにより燃料噴射量を算出してインジェクタ5に燃料噴射信号を出力するとともにスロットル開度指令値を算出してスロットル開度制御信号を電子制御スロットル装置20に出力する電子制御ユニット10Aとを備えており、液化ガス燃料を所定圧力の気体にして運転状態に応じた量でエンジン1に供給するガス燃料供給装置において、電子制御ユニット10Aが、検知したエンジン運転状態を基に液体燃料の噴射を回避しうる最大のスロットル開度を決定し、このスロットル開度をスロットル開度指令値の上限として出力する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの気化器について、ベンチュリ径の確保による高出力化と暖機再始動性との両立を図る。
【解決手段】燃料供給通路としての燃料配管6を介して燃料タンクから圧送された燃料を定燃料室11に導入し、定燃料室11内に垂設された柱状体12のメインウェルから吸気通路4まで延設されたメインノズル14で燃料を吸気通路4に送出する気化器1Aにおいて、燃料配管6が定燃料室11の上流側で分岐してなり始動用の追加燃料をエンジンに供給するための始動用燃料通路15Aを備えており、始動用燃料通路15Aの途中には通常は閉弁しエンジン始動時に開弁する遮断弁16Aが配設され、始動用燃料通路15Aを介して追加燃料を吸気通路4まで圧送することにより、エンジン始動時に不足する燃料分を補う。 (もっと読む)


【課題】PTCヒータを電極板間に挟んだヒータユニットを有するLPG加熱装置について、燃料中の導電性異物が電極板間に堆積した場合でも、ショートの発生を回避してヒータ機能を正常に維持可能とする。
【解決手段】一対の電極板31,33でPTCヒータ37を挟み込んでなるヒータユニットでLPGを電気的に加熱するLPG加熱装置において、電極板31,33のうち少なくとも一方は、PTCヒータ37を挟む内側面の端縁側所定範囲に電気的な絶縁状態を確保するための絶縁処理による絶縁塗装310が施されておりPTCヒータ37の外周側をシールするシールゴム34の外周面と電極板31,33の外周側を保持して固定するフレーム35の内周面との間に形成された隙間空間に露出する部分の総てに絶縁処理を施した。 (もっと読む)


【課題】アルコール含有燃料噴射制御装置について、制御システムにおけるコストの高騰を伴うことなく、アルコール含有量の異なる様々な種類の使用燃料に対応して的確な空燃比制御を実行する。
【解決手段】エンジン1の燃料噴射制御システムに配設され、空燃比センサとしてのO2センサ8による出力信号を検知しながらアルコール含有燃料の噴射をフィードバック式に調整することにより空燃比制御を行うアルコール含有燃料噴射制御装置である電子制御ユニット14において、制御内容を切替え操作するための切替え手段である切替えスイッチ15から出力された切替え信号を検知することにより、予め記憶手段に記憶してあるアルコール含有量毎に各々対応した複数種類の制御内容のうち、使用するアルコール含有燃料に適した制御内容に切替えて制御を実行する。 (もっと読む)


【課題】LPGエンジンの燃料供給装置について、エンジン冷却水温が低くベーパライザの気化能力が不足するような状況において、電気ヒータを用いることなく噴射燃料の良好な気化状態を確保する。
【解決手段】燃料タンク3から延設された燃料供給通路5と、LPGを冷却水を導入した熱交換部で気化し調圧部で所定圧力のガス燃料に調整するベーパライザ60と、インジェクタ8と、インジェクタ8の開閉操作を行う電子制御ユニット10Aを備えており、電子制御ユニット10Aがインジェクタ8を駆動制御してLPGエンジン2に燃料を供給する燃料供給装置1Aにおいて、エンジン冷却水温を検出する温度センサ10d及びベーパライザ60の燃料吐出圧力を変更操作する燃料吐出圧設定手段が配設され、電子制御ユニット10Aがエンジン冷却水温に応じて燃料吐出圧設定手段を操作することでLPGが全て気化可能な燃料噴射圧力に調整する。 (もっと読む)


【課題】エンジンに燃料を供給する気化器について、コストの高騰を伴うことなくキーOFF後のランオンの発生を確実に防止できるようにする。
【解決手段】エンジンのキーOFF操作で電動式の燃料カット弁が作動することにより燃料供給経路を閉鎖して燃料供給をカットする燃料カット機構を備えた気化器1Aにおいて、その燃料カット機構は、1つの弁ロッド5aの先端側に設けた第1の弁体51aでメインノズル3入口側を閉鎖するメイン系の燃料カット弁と、同じ弁ロッド6の第1の弁体51aよりも基端側に設けた第2の弁体52aでスロー燃料通路6の入口側を閉鎖するスロー系の燃料カット弁を備えており、キーOFF操作で燃料カット機構が作動することにより、1つの弁ロッド6に設けた2つの弁体51a,52aでメイン系とスロー系の両燃料供給経路を同時に閉鎖する。 (もっと読む)


【課題】LPGエンジン及び電動モータを使用するハイブリッド車について、エンジンの燃焼効率を高めて燃費改善と高出力化の両方を実現できるようにする。
【解決手段】LPGを貯留する燃料タンクと、燃料ポンプ20と、燃料ポンプ20の作動を制御する燃料ポンプ制御装置としての電圧制御回路3と、燃料ポンプ20により所定圧力の燃料を供給されるLPGエンジン1と、走行用バッテリ6と、インバータ/コンバータ4と、走行用バッテリ6により駆動電流を供給される走行用電動モータ兼発電機5とを備え、LPGエンジン1による駆動と走行用電動モータ兼発電機5のすくなとも一方を駆動させるハイブリッド車において、燃料ポンプ20は走行用バッテリ6から駆動電流を供給され、電圧制御回路3により走行用バッテリ6の電圧に応じて最適な燃料送出圧力を実現する方向で作動を制御する。 (もっと読む)


【課題】インジェクタシートの表面部分に付着した可塑剤やオイル類が低温時に硬化して粘度が高くなるために生じる空燃費不良による始動不良やエンジン不調を引き起こすことを防止する。
【解決手段】電磁コイル1を保持して外ケース2に内装させたコイルホルダ3の中心に流量調整ねじ4が配置されており、その下端にばね体5を介してインジェクタ弁体6が軸線方向に往復動可能に配置されているとともに、コネクタ7に接続された導線を介してECUからの指令に基づき電磁コイル1をオンオフ作動させてインジェクタ弁体6を昇降させて、その下方に対向して配置した燃料通孔8を有する弁座ホルダ9に保持された弁座10のインジェクタシート11に接離して燃料入口12から送られてくる燃料を所定の間隔で間歇的に燃料通孔8に送るインジェクタにおいて、弁座6に電気式のヒータ13を備えた。 (もっと読む)


【課題】バルブ開方向の駆動のみ制御するスロットルバルブ制御装置について、スロットルバルブ駆動用モータに接続した配線に異常が発生した場合に、バルブ全開になる事態を回避してエンジン過回転状態に陥らないようにする。
【解決手段】スロットルバルブ4を閉方向に常時付勢するバネ部材の弾性反発力に抗して開方向にのみモータ3を駆動させることによりスロットル開度の制御を行うスロットルバルブ制御装置としての電子制御ユニット10Aにおいて、モータ3のバッテリ+側配線の途中にハイサイドスイッチ13とモータ3のグラウンド側電圧を検出する電圧検出回路12とその検出データからモータ3に接続している配線に異常が生じているか否かを判定する配線異常判定手段とを設けて、配線異常判定手段が配線に異常が生じたと判定した場合に、ハイサイドスイッチ13でモータ3への電力供給を遮断する。 (もっと読む)


【課題】エンジンに液体LPG燃料を所定圧力の気化ガスにして供給するベーパライザの電熱器について、簡易な構成で高い熱交換効率を実現できるようにする。
【解決手段】液体状態のLPG燃料を減圧・気化するベーパライザ1に設けられ、内部のLPG燃料の熱交換路に配置した複数の電気ヒータ101,102,103でLPGを電気的に加熱するための電熱器10において、その複数の電気ヒータ101,102,103を、燃料の進行方向に対して並列する数が縦列する数よりも多い配置とした。 (もっと読む)


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