【課題】 低温時においても燃料フィルタが目詰まりを引き起こさないリターン環流バルブを提供すること。
【解決手段】 燃料タンクとエンジンとを連通する燃料供給通路と、エンジンと燃料タンクとを連通するリターン通路と、前記燃料供給通路と前記リターン通路とを連通する連絡通路と、前記燃料供給通路内に設けられる温度感応変位手段と、該温度感応変位手段に連動し前記連絡通路を開閉する開閉弁を有するリターン環流バルブであって、
前記開閉弁は、前記燃料供給通路内の燃料温度が所定値以上の時、前記連絡通路を閉鎖し、前記燃料供給通路内の燃料温度が所定値以下の時、前記連絡通路を開放して前記リターン通路の燃料の一部を前記燃料タンクからの燃料と共に燃料フィルタを介して前記エンジンに供給するリターン環流バルブ。 （もっと読む）

【課題】 樹脂製の弁体と弾性体の弁体との２重シール構造にすることにより、シール効果を向上させてなるフロートバルブのシール構造を提供すること。
【解決手段】 ケースと、該ケース内に形成される空間に上下動自在に設けられるフロートと、該フロートの上方に設けられる上部開口と、前記フロートの上部に設けられ、前記上部開口を開閉する樹脂製の第１の弁体と、前記フロートの上部で前記第１の弁体の下方に設けられ、前記上部開口を開閉する弾性を有する第２の弁体とを有し、第１の弁体および第２の弁体とで前記上部開口を開閉するフロートバルブのシール構造。 （もっと読む）

【課題】 開口とフロートの上面との距離が短くても車両の上下動時や旋回時等に燃料がキャニスタに流出するのを防止することができる燃料流出防止弁を提供すること。
【解決手段】 燃料タンク内に取り付けられるケースと、該ケース内に形成される空間に上下動自在に設けられるフロートと、該フロートの上部に設けられ、前記ケースの上部開口に形成される弁座と当接自在な弁体とを備えてなる燃料流出防止弁において、前記フロートに上面から下面にいたる複数の連通路を設ける燃料流出防止弁。 （もっと読む）

【課題】燃料タンクの開口部および蓋部材が小型化されるとともに、組み付けが容易な燃料供給装置を提供する。
【解決手段】燃料供給装置１０の軸方向においてセンダゲージ５０は燃料ポンプ３０と直列に設置されている。そのため、燃料供給装置１０の投影面積は低減される。これにより、燃料供給装置１０を燃料タンク１の内部へ挿入するための燃料タンク１の開口部１ａは縮小される。その結果、平坦面の確保が困難な形状の燃料タンク１であっても、燃料供給装置１０を容易に組み付けることができる。また、開口部１ａの縮小にともなって開口部１ａを塞ぐ蓋部材１２も小型化される。そのため、燃料タンク１と蓋部材１２との間のシール長は低減される。したがって、燃料タンク１と燃料供給装置１０とのシール性の確保を容易にすることができる。 （もっと読む）

【課題】 サクションフィルタを通らずに燃料ポンプの吸入口から異物が侵入することを防止する燃料供給装置を提供する。
【解決手段】 燃料供給装置１０の蓋部材１２は、燃料タンク１の底壁に形成された開口部１ａを塞いでいる。燃料ポンプ３０は、吐出口３２およびポンプコネクタ３４を下方側に向けて蓋部材１２の円筒部２６内に嵌合している。サクションフィルタは、フィルタ本体と樹脂製のブラケット４４とを熱溶着して構成されている。ブラケット４４はカップ状に形成されており、吸入口が設けられている燃料ポンプ３０の上部に嵌合している。Ｏリング６２は、ブラケット４４と燃料ポンプ３０の外壁面３６との間をシールするとともに、蓋部材１２の円筒部２６の内壁面２８と燃料ポンプ３０の外壁面３６との間をシールしている。 （もっと読む）

【課題】 小型で組み付けの容易な燃料供給装置を提供する。
【解決手段】 燃料供給装置１０は燃料タンク１の底壁に取り付けられている。蓋部材１２は燃料タンク１の開口部１ａを塞いでいる。燃料ポンプ３０は、吐出口３２およびポンプコネクタ３４を下側に向けて蓋部材１２の円筒部２６内に入り込んでおり、吐出口３２およびポンプコネクタ３４を含む燃料ポンプ３０の一部は、燃料タンク１に燃料供給装置１０を取り付けた状態で、燃料タンク１の底壁よりも下方側に位置している。吐出口３２は、蓋部材１２の燃料通路部１８と嵌合している。蓋部材１２の電気コネクタ２０の端子２２とポンプコネクタ３４とは電気的に直接接続している。Ｏリング６２は、燃料ポンプ３０と蓋部材１２、ならびに燃料ポンプ３０とサクションフィルタのブラケット４４との間をシールしている。 （もっと読む）

【課題】 かしめ工程時におけるダイヤフラムの芯ずれを防止することができる脈動減衰装置を提供すること。
【解決手段】 ケースと、該ケースと外周部同士が係合されるカバーと、前記ケース及びカバーとが係合される際、共に外周部が係合されるダイヤフラムと、該ダイヤフラムの中央部に設けられる止め具とを有する脈動減衰装置において、前記ケースに凸部或いは凹部を設けるとともに、前記止め具に凸部或いは凹部を設け、前記ダイヤフラムと共に前記ケース及びカバーの外周部同士を係合する際、前記ケースの凸部を、前記止め具の凹部に当接させる脈動減衰装置。 （もっと読む）

【課題】 板ばねに、弁体を支持する凹部を弁体との間に若干の隙間を有して形成することにより、弁体と弁座との偏心をなくすことができるようにした燃料圧力調整装置を提供すること。
【解決手段】 燃料タンク内の燃料を燃料ポンプにより内燃機関に供給する燃料通路に連通され、燃料の圧力を調整する燃料圧力調整装置であって、燃料通路に連通する燃料導入口と燃料タンクに連通する燃料吐出口とを有するケーシングと、ケーシングに収納され、内部に燃料導入口と燃料吐出口とを連通する連通路を有し、且つ端部に弁座を有する筒状部材と、ケーシング内の弁座より燃料吐出口側に配置され、弁座に着座することにより連通路を閉鎖する弁体と、燃料吐出口に設けられ、弁体を前記弁座に着座させる方向に付勢する板ばねとを備え、板ばねは、弁体を支持する凹部を弁体との間に若干の隙間を有して形成してなる燃料圧力調整装置。 （もっと読む）

【課題】 フューエルフィルタ内への異物の入り込みを従来より防止できるフューエルフィルタの提供。
【解決手段】 （１）互いに対向するキャップ側軸方向対向部３２と本体側軸方向対向部２３を有し、キャップ側軸方向対向部３２にキャップ側軸方向対向部３２から半径方向外側に延びる半径方向延設部３３が設けられているフューエルフィルタ１０。（２）半径方向延設部３３に半径方向延設部３３から下方に延びる下方伸長部が設けられている。 （もっと読む）