説明

原子燃料工業株式会社により出願された特許

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【課題】広く炉心への装荷が可能でありながら、MOX燃料棒の必要種類数を抑えて生産性を向上できるMOX燃料集合体の組の提供。
【解決手段】互いにプルトニウム富化度種類と各富化度種類毎のMOX燃料棒本数が同一で、各々最外周部配置燃料棒に可燃性毒物入りウラン燃料棒は含まれず、最高富化度MOX燃料棒が水管配置領域に直接隣接しない配置とした第1と第2のMOX燃料集合体を有する組であり、第1のMOX燃料集合体は前記水管配置領域に直接隣接する全ての位置に混合酸化物燃料棒が配置され、第2のMOX燃料集合体は前記水管配置領域に直接隣接する位置の一部に、少なくとも一本の可燃性毒物入りウラン燃料棒が配置されているものとした。 (もっと読む)


【課題】従来以上に検査の精度や信頼性を向上させた超音波検査方法を提供する。
【解決手段】一部露出して埋設される検査対象物の露出側の端面から検査対象物内に超音波を入射し、検査対象物の減肉部からの遅れエコーにより減肉部を検査する超音波検査方法であって、減肉部を有する検査サンプルに超音波を入射して遅れエコーを取得し、遅れエコーの特徴から所定の手順により作成される減肉状況に関する指標を、検査サンプルの減肉部の実際の減肉状況と共にデータベース化し、検査対象物から遅れエコーを取得して所定の手順と同一の手順により得られる指標とデータベースを照合することにより、検査対象物の減肉状況を推定することを特徴とする超音波検査方法。 (もっと読む)


【課題】 安全に14ヶ月以上運転でき、制御棒パターンが簡略化されたウラン/MOX燃料集合体が混在する炉心を得る。
【解決手段】 燃料物質としてウランのみを含むウラン燃料集合体と、核燃料物質としてウラン−プルトニウム混合酸化物を含むMOX燃料集合体とが同時に装荷され、前記MOX燃料集合体の平均取出燃焼度が前記ウラン燃料集合体よりも小さく設計されている沸騰水型原子炉炉心において、
最外周領域の8割以上にMOX燃料集合体を配置し、
4体の燃料集合体で構成されるCCのうち、3体以上がウラン燃料集合体であるもの。 (もっと読む)


【課題】 燃料集合体を高燃焼度下で、または長時間使用したときに、スペーサの体積膨脹とチャンネルボックスのバルジ変形に原因して、チャンネルボックスを取り外す際に、長手方向中央位置のスペーサとチャンネルボックス下端部とが干渉する。
【解決手段】 複数の燃料棒1を互いの水平方向間隔を保持した状態で結束するスペーサ3を燃料棒の長手方向に沿って複数個備えると共に、前記スペーサを介して結束した複数の燃料棒を筒状のチャンネルボックス12で包囲した燃料集合体において、前記チャンネルボックスの肉厚を、最下部に位置するスペーサよりも下方の部分にて薄肉に形成する。これにより、バルジ変形時のチャンネルボックス下端部の外側への変形量が大きくなるように変形を制御して、スペーサとの干渉を回避する。 (もっと読む)


【課題】非分岐かつ非直交の構造格子を用いて反復計算を行う際に、境界に垂直な方向の微分係数が0でない場合の境界条件を、数値計算が不安定とならず、精度の高い解が得られる様に設定する。
【解決手段】境界に垂直な方向の微分係数が0でない箇所の計算セルの境界条件を、境界を軸として前記計算セルと対称位置にあるセルをv計算領域外に仮想し、仮想した計算セルの反変速度をξη座標系とデカルト座標系との座標変換係数を用いて定義し、反変速度を用いて与えようとする対称境界条件を定義し、運動方程式を反復計算法により解く際に、計算領域の座標変換係数を用いて計算領域外に仮想した計算セルについての座標変換係数を表現し、前回の反復計算で境界条件を反映して得られたデカルト座標の物理速度と境界条件を用いて今回の反復計算における未知数を算出する。 (もっと読む)


【課題】従来より低コストで量産が可能な管口マスクおよびその製造方法の提供。
【解決手段】管口マスクにおいて、燃料ペレット外径と同一以上の内径の円筒管部材と、被覆管端部開口から挿入可能な外径を有すると共に燃料ペレットが通過可能な内径の円筒状挿入部及び該挿入部端部から拡径部を介して連続して形成され、円筒管部材外径と嵌合する内径で該円筒管部材の端部外周面を覆って固定される円筒状嵌合部が一体成形されてなる箔部材とを備え、円筒管部材と箔部材とが前記嵌合部を介して一体的に接続され、円筒管部材の内周面と円筒状挿入部の内周面とが連続するものである。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉用燃料集合体の燃料棒の熱伝導低下による悪影響をできるだけ低減しつつ、輸送中の振動によるフレッチングを有効に抑制すること。
【解決手段】 沸騰水型原子炉用燃料集合体10は、複数本の燃料棒20と少なくとも1つの水管30とを含む棒状要素40を正方格子状に配列して形成された燃料バンドル42等から成り、燃料バンドル42は、長手方向に間隔をあけて設けられた複数のスペーサ80を貫通して保持され、且つこれらのスペーサ80に対応して隣り合う燃料棒20の間を保持するスプリングが設けられ、燃料バンドル42のスペーサ80に対応するスプリングに接触するすべての燃料棒表面部分に形成された酸化被膜88を有する。 (もっと読む)


【課題】架台にキャスクを起立させて保管するに際して、架台を大型化することなく、長期運用時や地震時においてもキャスクが転倒し難い支持方法を提供する。
【解決手段】両端に固定手段を有する支持アームを介して、架台上に起立させた金属キャスクを長期間に渡って支持する金属キャスクの支持方法であって、支持アームの一端を前記金属キャスクの重心位置よりも高い位置で前記金属キャスク側に固定すると共に、他端を前記金属キャスクの周囲に位置する構造体に固定することにより、金属キャスクを支持する金属キャスクの支持方法。金属キャスク側における固定は、専用治具を介した固定である。支持アームおよび専用治具は、取外し、交換が可能である。 (もっと読む)


【課題】
成形速度が大きくボイド等のない高品質の複合材料を得る複合材料の成形方法の提供。
【解決手段】
プリプレグを予備成形工程と放射線照射工程とにより成形する方法であって、プリプレグについて一定の加熱温度Tに対するゲル化時間tを予めプロットしたゲル化温度−時間曲線において、予備成形工程における実際の加熱温度に対するゲル化時間tgelを求め、予備成形工程における実際の加熱時間tをゲル化時間tgelの30〜70%の範囲とする。または、ゲル化温度−時間曲線において、予備成形工程における実際の加熱時間に対するゲル化温度Tgelを求め、予備成形工程における実際の加熱温度Tを、Tgel−20℃〜Tgel−5℃の範囲とする。放射線照射工程は、加熱のみによる完全硬化後のプリプレグ固有のガラス転移温度Tg以上の温度で硬化すべく放射線の照射を行う。 (もっと読む)


【課題】 冷却材混合羽根を有した格子型スペーサについて、機械的強度を保ちながら冷却材混合羽根による冷却材撹拌効果を増大させることを目的とする。
【解決手段】燃料棒を始めとする棒状要素を相互に間隔を開けて正方格子状に配列して保持する仕切板により長手方向に間隔を開けた複数箇所で支持した燃料バンドルを構成する燃料集合体において、仕切板は、格子状交点を形成する2枚の仕切板の各々の交叉部分の上縁部に設けられた冷却材の流れを乱す羽根と、各々の交叉部分の上縁部及び下縁部の両方又は何れか一方に設けられた切欠きとを備える。 (もっと読む)


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