説明

古野電気株式会社により出願された特許

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【課題】広範囲を探知することのできるスキャニングソナーを提供する。
【解決手段】球形の送受波器1の振動子から超音波を送信することにより、送受波器1の周囲に傘状の送信ビームTBが形成される。また、スキャニングソナーの受信ビーム形成部で送受波器1の各振動子の受信信号の位相や受信開口の大きさなどを制御することによって、受信ビームRBが形成される。この受信ビームRBは、その俯角が送信ビームTBの俯角αと等しくなるように形成される。また、受信ビームRBの上下方向の広がり角θは、探知距離Dが長くなるに従って小さくなるように制御される。 (もっと読む)


【課題】 魚群の魚量情報、魚群の概ねの体積または単体魚の後方散乱強度について、漁業者の経験に依ることなく定量的に算出可能な水中探知装置を提供する。
【解決手段】 船体7から水中の所定方向に超音波ビームを送信し、魚群FS内からの反射エコーを受信ビームにより受信するトランスデューサ2と、受信ビームを処理する信号処理部とを備える。トランスデューサ2は、鉛直平面H2に略沿う方向と、xy平面及び鉛直平面H2のいずれにも交差し且つ船体7の周りに形成される傘型面H1に略沿う方向とに受信ビームを形成可能である。信号処理部5が、受信ビームから得られるデータに基づいて擬似的な三次元データを構築し、魚群FS内の魚量情報を算出する。また、受信ビームから得られるデータを二値化処理し、これに基づいて擬似的な三次元データを構築して魚群FSの概ねの体積を算出する。 (もっと読む)


【課題】複数の水中探知装置を備えた水中探知システムにおいて、複数の水中探知装置から超音波が送信されることによる干渉の問題を軽減すると共に、ローリング等の影響を受けないようにする。
【解決手段】波形データ生成部16は、所定の探知方向に送信ビームが形成されるように、定期的に動揺検出部40から出力されるローリング角等を用いて各チャンネルの送信信号の元になる波形データを生成する。この波形データは所定の条件に従って第1または第2メモリ15a,15bに書き込まれる。スキャニングソナー50の制御部3が魚群探知機100から超音波の送信指令を受信すると、メモリ制御回路14は、第1および第2メモリ15a,15bのうちで最新の波形データを記憶するメモリ15から波形データを読み出す。読み出された波形データは送信信号生成回路13で正弦波の送信信号となり、送信信号が振動子2を駆動することで超音波の送信が開始される。 (もっと読む)


【課題】森林の茂みを通過して誤差を含むGPS信号が到達する場合でも、その衛星の信号を最大限使用しつつ、観測精度を低下させない変位監視システムを提供する。
【解決手段】観測点において各GPS信号から到来した信号のうち測位誤差が大きい信号、すなわちマルチパスによる誤差が大きい信号の方向(方位・仰角)の範囲を割り出す。この方向範囲に森林の茂みが存在し、信号は到達するが、マルチパスによる誤差が大きい範囲と考えられる。この範囲を禁止方向範囲とし、信号が到来してもその信号を使用しないようにする。一方、どの衛星であっても、この方向範囲以外から到来する信号は使用する。これにより、誤差の大きい信号を使用することなく、衛星が良い条件の位置にある場合には使用して使用可能な衛星(信号)の数を確保する。 (もっと読む)


【課題】 入力電力の増加に対して、利得が圧縮し位相が遅れる特性を有する増幅器の非線形性を補償することができる歪補償回路を提供する。
【解決手段】 歪補償回路100のダイオード105にインダクタ112を直列に接続する。入力電力の増加と共にダイオード105の抵抗成分が低下するため、ダイオード105に直列に接続されているインダクタ112のインピーダンスの効果が現れ、歪補償回路100のインピーダンスがインダクティブになり位相が進む特性が得られる。同時に、入力電力の増加と共にダイオード105の抵抗成分が低下するため、損失が低減されて、利得が増加する特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】 測位系の正確な時刻に同期したタイミングでの観測データを出力できるようにした観測データ出力測位用受信機を構成する。
【解決手段】 受信機側の時計による所定周期のサンプリングタイミングで測位用衛星からの電波に含まれているコード位相を求め、受信点の測位演算により測位系時刻での観測時刻と、サンプリングタイミングとのずれであるサンプリングオフセットを求め、サンプリングオフセットにより生じる測位用衛星の位置ずれと受信機の時計のずれとによる第1の観測距離のずれ分と、サンプリングオフセット分の時間に電波が伝搬する距離である第2の観測距離のずれ分とをそれぞれ補正し、測位系の正確な時刻に同期したタイミングでの観測データ出力する。 (もっと読む)


【課題】L2C信号の受信状態に関わらず、L2C信号を確実に追尾するL2C信号追尾装置を構成する。
【解決手段】キャリア位相追尾装置は、キャリア位相誤差演算部1、キャリアNCO2、キャリアループフィルタ3、CMコード発生器10a、CLコード発生器10bを備える。キャリア位相誤差演算部1は、キャリアNCO2から入力されたキャリア位相と、CMコード発生器10aから入力されたCMコード信号と、CLコード発生器10bから入力されたCLコード信号とに基づき、最尤法に基づき算出されたキャリア位相誤差をキャリアループフィルタ3を介してキャリアNCO2に出力する。キャリアNCO2は、このキャリア位相誤差に基づきキャリア位相を演算してキャリア位相誤差演算部1に出力する。 (もっと読む)


【課題】クロック信号の周波数に応じて最適な回路規模で容易な制御を行って正確に所定のコードイネーブル信号を出力するコードNCOを提供する。
【解決手段】マルチプレクサ1には互いに素となる整数N,Mが入力されており、コンパレータ6の出力信号に応じていずれか一方を加算器2に出力する。加算器2はレジスタ5にラッチされている整数とマルチプレクサ1で出力される整数とを加算して、マルチプレクサ4を介してレジスタ5に出力し、レジスタ5はこの入力された整数をサンプリングクロック信号SCLKの周波数fでラッチしてコンパレータ6に出力する。コンパレータ6は、整数N,Mおよび加算器2やレジスタ5のビット数Lにより設定される閾値に従い、レジスタ5の出力整数がこの閾値条件を満たすときにのみHi状態となる信号を出力する。そして、コードNCOはこの信号を周波数fのコードイネーブル信号として出力する。 (もっと読む)


【課題】他の船舶の水中探知装置から送信される超音波による悪影響を低減できるようにした水中探知装置および水中探知方法を提供する。
【解決手段】円筒形の送受波器1は12の領域A1〜A12に分けられ、その表面には多数の不図示の振動子が周方向に等間隔で配置されている。ある探知サイクルでは、(a)に示すように各領域A1〜A12の振動子がそれぞれ方位別周波数f1〜f12の信号で駆動され、各方位D1〜D12に周波数f1〜f12の超音波が送信される。超音波の受信期間では、方位D1〜D12別に周波数選択して、各方位D1〜D12に指向性主軸を有する受信ビームB1〜B12を繰り返し形成し、各受信ビームB1〜B12を解析することにより、魚群などを探知する。次の探知サイクルでは、(b)に示すように、(a)とは異なる態様で方位別周波数f1〜f12を領域A1〜A12に割り当てる。 (もっと読む)


【課題】 船舶から送信される船舶識別信号の送信時間間隔が長くなっても、またはその船舶識別信号の受信不可能な時間が長くなっても、その船舶の位置や状態(針路、船速、停船の有無等の状態)の把握および推定が容易な船舶位置表示装置を構成する。
【解決手段】 船舶から所定時間間隔で送信される船舶識別信号(AISデータ)を受信してその船舶の船舶位置を求め、時間経過に伴う船舶の位置や状態の変化に基づいて、AISデータの受信タイミングとは別のタイミングで船舶の位置を推測し、船舶位置と推測位置とを互いに異なった色・濃度または形態で表示する。 (もっと読む)


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