説明

古野電気株式会社により出願された特許

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【課題】他の船舶の水中探知装置から送信される超音波による悪影響を低減できるようにした水中探知装置および水中探知方法を提供する。
【解決手段】円筒形の送受波器1は12の領域A1〜A12に分けられ、その表面には多数の不図示の振動子が周方向に等間隔で配置されている。ある探知サイクルでは、(a)に示すように各領域A1〜A12の振動子がそれぞれ方位別周波数f1〜f12の信号で駆動され、各方位D1〜D12に周波数f1〜f12の超音波が送信される。超音波の受信期間では、方位D1〜D12別に周波数選択して、各方位D1〜D12に指向性主軸を有する受信ビームB1〜B12を繰り返し形成し、各受信ビームB1〜B12を解析することにより、魚群などを探知する。次の探知サイクルでは、(b)に示すように、(a)とは異なる態様で方位別周波数f1〜f12を領域A1〜A12に割り当てる。 (もっと読む)


【課題】比較的少数の素子で構成した振動子アレイで、同時帰来での探知抜けを生じないように広範囲の探知を行うことの出来る前方探知ソナーを提供する。
【解決手段】振動子アレイ2を第1の副アレイAと第2の副アレイに分割し、第1の副アレイAで第1の受波ビームを形成する第1のビーム形成部12aと、第2の副アレイBで第2の受波ビームを形成する第2のビーム形成部12bとを備え、これらの受波ビームにより広範囲のエコーを一度に取得するとともに、エコー毎に、第1の受波ビームと第2の受波ビームを利用したスプリットビーム法により該エコーの方位を求め、さらに該エコーの帰来時間に基づいて該エコーの距離を求め、前記方位と前記距離とから該エコーの位置を測定する位置測定部12cを備える。 (もっと読む)


【課題】 筐体に電子機器を脱着可能に支持するための支持構造において、簡素で耐振動・衝撃性能に優れる構成を提供する。
【解決手段】 支持構造1L・1Rは、筐体(選択図では図略)に固定される基部フレーム2と、この基部フレーム2に振動減衰部3t・3bを介して取り付けられる上下のガイド部材5t・5bと、このガイド部材5t・5bに対してスライド自在に取り付けられるスライド体6と、を備える。前記振動減衰部3t・3bは、前記スライド体6のスライド方向に間隔をおいて複数並べて設けた防振ゴム4により構成されている。 (もっと読む)


【課題】機能回路部を統合することで小型化、省電力化された周波数コンバータを提供する。
【解決手段】周波数コンバータは、可変な所定共振周波数で共振するLC共振回路1と、CMOSトランジスタMP ,MN が交互にオン・オフする差動回路2と、該差動回路2に供給する電流を制御するCMOSトランジスタMB を備えた制御電流生成回路3とを備える。制御電流生成部3のCMOSトランジスタMB のゲートには、インダクタをL0 介して直流の制御電圧Vb に、コンデンサC0 を介して入力されたRF信号が重畳されて入力する。このため、差動回路2からは、制御電圧Vb にRF信号が重畳した電圧信号による電流IBiasが生成される。これにより、周波数コンバータからは共振周波数信号(ローカル信号)とRF信号とのミキシング信号が出力する。 (もっと読む)


【課題】
少ないチャンネル構成で、所定複数方向の送信ビームおよび受信ビームを形成し、簡素な構造で小型化の超音波送受波器を構成する。
【解決手段】
平面振動子アレイ2にはそれぞれ異なる9つのチャンネルに接続された振動子100a〜100c,100e〜100jが一辺の長さ(2/31/2)dの正三角形格子状に配置されている。これら9つのチャンネルは、それぞれ第1〜第3チャンネル振動子100a〜100c、第4〜第6チャンネル振動子100e〜100g、第7チャンネル振動子100h〜100jからなる3つのグループに設定されている。送信時には、これら3つのグループにそれぞれ2π/3rad.の位相差の送信駆動信号を印加して送信ビームを形成し、受信時には、チャンネル毎の受信信号にそれぞれ所望の位相制御を行うことで受信ビームを形成する。 (もっと読む)


【課題】 キャリアスムージングによる測位精度の向上効果を高められるようにして、高精度な測位を行えるようにしたキャリアスムージング測位装置を提供する。
【解決手段】 電離層での電波の位相速度の変位によるキャリア位相の電離層伝搬誤差補正値、または電離層での電波の群速度の変位によるコード位相の電離層伝搬誤差補正値を求め、また測位用衛星からの電波を受信して、コード位相観測値とキャリア位相観測値を求め、電離層伝搬誤差を含む誤差分だけコード位相観測値およびキャリア位相観測値を補正し、誤差補正済みコード位相観測値を誤差補正済みキャリア位相観測値の変化量で平滑化する。 (もっと読む)


【課題】形成が容易で且つ比較的強度を有する簡素な構造の円偏波ループアンテナを構成する。
【解決手段】円偏波ループアンテナ1のループ部11はその長さが送受信信号の1波長(λ)分の長さからなるループ状の導体からなり、所定点に導体からなる結合部12が接続されている。結合部12は、一方端の接続点201でループ部11に接続し、λ/4の長さに亘ってループ部11に沿って伸びる形状で形成されている。ループ部11の円周面から垂直な方向の所定位置には、円周面に平行に反射板2が設置されている。そして、ループ部11の他方端は、第1給電導体13、第2給電導体14を介して送受信信号の処理を行う外部回路に接続し、給電点200となる。 (もっと読む)


【課題】探知性能を劣化させることなく干渉波の影響を除去することが可能な水中探知装置を低コストで実現する。
【解決手段】バンドパス・フィルタ2の出力を増幅するアンプを、増幅率の異なる複数のアンプ31〜33で構成し、各アンプの出力をマルチプレクサ4で切り替えて、A/D変換器5で時分割的にサンプリングする。データ選択部8は、A/D変換器5の出力から、非飽和で、かつ、最も増幅率の大きいアンプに対応する出力を選択する。デジタル・プログラマブル・フィルタ9は、データ選択部8で選択された出力の所定帯域の信号成分を通過させる。フィルタ9の出力は振幅位相補償部12へ与えられ、ここで振幅の不連続および位相の不連続が補正される。 (もっと読む)


【目的】 映像として捕らえられた魚体の実際の大きさを知ることができ、魚種の特定が確実にできる魚種判別装置を提供する。
【構成】 自動焦点調節機構2aとCCD等の結像部2bとを備えた水中カメラ2と、該水中カメラ2による魚影Fを写し出す表示画面5と、前記水中カメラ2と一体化され同じ指向方向を有する送受波器4と、該送受波器4で捕らえた魚までの距離を算出する距離測定手段24とを備え、距離測定手段24による魚までの距離Lと焦点距離測定手段22による水中カメラ2の焦点距離fとに基づき、表示画面5に写し出された魚影Fの実際の大きさに相当するグリッド12を表示する計測手段6を設けた魚種判別装置とした。 (もっと読む)


【目的】 レーダで用いられている開口合成の技術を適用する際に生じる障害を解決することにより、水中探知装置において高分解能の計測を可能にする計測方法およびその装置を提供する。
【構成】 送波器により探査物体に対して超音波ビームを送波し、探査物体よりのエコーを移動する受波器にて複数の地点で受波し、受波した複数の信号を位相を揃えて合成する、開口合成の技術を用いる高分解能の計測方法であり、探査物体までの超音波の往復に要する時間の間に、受波器を送波器長L以下の長さ移動させるようにし、このときに受波し位相合成した信号と、前記送波信号とを掛け合わせ、前記開口合成された信号おけるメインロブの両側に生じるグレーティングロブを除去することにより高分解能で計測する。 (もっと読む)


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