説明

光洋シーリングテクノ株式会社により出願された特許

21 - 30 / 57


【課題】軽量化及びコンパクト化を図るとともに、摺動抵抗を小さくして応答性を向上させるピストン装置の提供。
【解決手段】シリンダケース2の内部に形成されるピストン装置Pに関し、ピストンを構成する環状の可動部材4と、シリンダケース2に固定される固定部材8とを備える。可動部材4は、第1油圧室12に供給された作動油の油圧を受ける第1受圧部と、第2油圧室13に供給された作動油の油圧を受ける第2受圧部と、第1受圧部と第2受圧部とを接続する中央筒部とを有し、且つ金属板をプレス加工して一体形成されたピストン環4aを備える。固定部材8は、第2油路15と第2油圧室13とを連通させる連通孔11を有し、且つ金属板をプレス加工して一体形成された固定環8aを備える。ピストン環4a及び固定環8aに設けられた環状のシール6,7,9,10によって、第1油圧室12及び第2油圧室13が密封される。 (もっと読む)


【課題】複雑な金属加工を伴わずに、潤滑油に対する整流機能を有するキャンセルプレートを提供する。
【解決手段】流体圧により軸方向にスライドして多板クラッチ5を押圧する環状のピストン2との間で環状のキャンセル室70aを形成する流体式変速機のキャンセルプレート3である。このキャンセルプレート3は、ピストン2に対向配置される環状部材31と、環状部材31の外周面に接着されてピストン2の内周面に摺接するシールリップ32とを備える。環状部材31には、軸方向に沿ってキャンセル室70aと反対方向に延びて多板クラッチ5に供給する潤滑油の流動方向を調節する弾性素材製の環状整流部33が接着されている。 (もっと読む)


【課題】ケーシングの軸部とこれに外嵌して供回りするキャンセルプレートとが相対回転するのを規制できるクラッチシリンダを提供する。
【解決手段】ケーシング1の軸部11に外嵌される環状のキャンセルプレート3と、このキャンセルプレート3と同軸に設けられる環状のピストン2との間で環状のキャンセル室8を形成するクラッチシリンダである。キャンセルプレート3の内周面に、軸部11に設けられた切欠き部16に係合して軸部11との相対回転を規制する凸部33が形成されている。 (もっと読む)


【課題】大きなサイズであっても良好な加工精度及び密封性を確保することができる流体式変速機のクラッチピストンを提供する。
【解決手段】クラッチシリンダ3に設けられた環状の凹陥部36に導入される膨出部13を有する第1金属環11と、この第1金属環11の外周に溶接にて一体化された第2金属環12と、油圧室4を密封する環状のシール部材2とを備えたクラッチピストン1である。シール部材2は、第1金属環11の膨出部13に嵌合取付された環状の芯金20と、この芯金20に接着されて凹陥部36の内周側の周壁31と第1金属環11との間を密封するインナーシールリップ22と、芯金20に接着されて凹陥部36の外周側の周壁35と第1金属環11との間を密封するアウターシールリップ23とを有する。 (もっと読む)


【課題】接着部位への接着剤の未塗布を防止しつつ、塗りむらによる外観上の不具合を解消することができるクラッチピストンシールの製造方法を提供する。
【解決手段】金属環1の所定部位にゴム状弾性体製リップ2a,2bが接着されてなるクラッチピストンシールSの製造方法。金属環1における少なくとも前記所定部位を含む部分に実質的に無色透明な接着剤を塗布する工程と、接着剤が塗布された前記所定部位にゴム状弾性体製リップを接着する工程とを含んでいる。前記接着剤に蛍光増白剤を含有させている。 (もっと読む)


【課題】 駆動軸とハウジングとの隙間の径方向におけるシールだけでなく軸方向におけるシールも行うことができ、水の軸受への浸入を確実に防止できる小型船舶用駆動軸のシール装置を提供する。
【解決手段】 シール部材は、駆動軸6に対して径方向に当接して該駆動軸6とハウジング14との隙間の径方向のシールを行う径方向リップ部18dと、軸方向に延びる軸方向リップ部18fと、該軸方向リップ部18fに当接して駆動軸6とハウジング14との隙間の軸方向のシールを行う当接部材19とを備えており、該当接部材19は、前記駆動軸6に嵌合して該駆動軸6と共に回転する。 (もっと読む)


【課題】オイルシールにおいて、摺動抵抗軽減ならびに摩耗抑制を図るようにしながら、シール性能の長期安定化を図ること。
【解決手段】 環状芯金2の内周部位に軸方向一方へ斜めに延びる弾性体3からなる円錐部6を有するオイルシール1であって、内周に軸体11が挿通された状態において、円錐部6の外周にバネリング10を装着し、その締め付け力により円錐部6の内周面に設けられる主リップ8および副リップ9をそれぞれ支点として円錐部6を弓なりに撓ませて軸体11に対して接触させるようにしている。この状態では、円錐部6の主リップ8および副リップ9だけでなくそれらの円錐部6基端側の領域も軸体11の外周面に対して接触させられる。 (もっと読む)


【課題】軸方向に突き合わされた第1内輪に対して第2内輪が回転したとしても、リップの摩耗が小さくて、寿命が長い密封装置を提供すること。
【解決手段】この密封装置は、環状の芯金部40および環状の弾性部41を有する。上記弾性部41は、厚肉部50と、厚肉部50から軸方向に延在すると共に、厚肉部50よりも弾性部50の径方向の肉厚が薄い薄肉部51とを有する。厚肉部50の内周面は、第1および第2固定リップ53,54を有し、かつ、薄肉部52の内周面は、摺動リップ55を有する。 (もっと読む)


【課題】水や油が、軸受内に浸入することを確実に防止できる密封装置を提供すること。
【解決手段】環状の芯金部21に環状の弾性部22を固着する。径方向に芯金部21と弾性部22とを貫通する貫通穴28を設ける。貫通穴28の径方向の外方の開口を完全に塞ぐように、芯金部21の外周面に、空気が通過自在である一方、水および油が通過できない性質を有する多孔質部材29を固着する。芯金部21の外周面に、多孔質部材29の径方向の外方に位置する覆板40を有するひさし部材30を固着する。 (もっと読む)


【課題】キャンセルプレートに高精度の加工を必要とせず、コストを抑えることができる密封装置を提供する。
【解決手段】ピストンシール3と対向して配置される金属製の環状部材8と、この環状部材8の外周端81に接着されたシールリップ9とを備え、シールリップ9の接着部分に外周端91を軸方向両側から挟み込む第一、第二環状鍔部12,13が形成された密封装置2である。外周端81の角に形成した切欠段差部14に、第一環状鍔部12を嵌めることで、当該外周端81と両環状鍔部12,13との嵌め合い部分の軸方向幅を減少させる。 (もっと読む)


21 - 30 / 57