説明

光洋サーモシステム株式会社により出願された特許

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【課題】炉内の雰囲気温度を安定化しながら、制御応答性を高めた連続焼成炉の提供を図る。
【解決手段】連続焼成炉10は、ヒータ13と熱電対19とマッフル板16と貫通孔20とコントローラ21とを備える。ヒータ13は、直交方向Yに沿って配列していて、搬送路となるローラ15を内設した炉内に設けられている。マッフル板16は、炉内のローラ15とヒータ13との間に設けられている。貫通孔20は炉内に外気を通気して搬送路の搬送方向に沿った加熱気体の流動を制限する。熱電対19は、直交方向Yに沿って配列していて、炉内のマッフル板16よりもローラ15側に配置されている。コントローラ21は熱電対19の検出温度に基づいてヒータ13を制御する。 (もっと読む)


【課題】隣接する2つの熱処理ゾーン間で処理対象物の搬送方向を横断する方向に気体を流通させ、隣接する熱処理ゾーン間の熱干渉を抑制して搬送方向の断熱材の長さを短くし、装置の長さを短縮できる連続焼成装置を提供する。
【解決手段】連続焼成装置10の炉11内で複数の熱処理ゾーン12のそれぞれの間に給気部材1及び排気部材2を基板100の搬送方向Xに直交する方向で対向する位置に配置し、給気部材1から、炉11の外部の気体を排気部材2に向けて吐出し、排気部材2によって炉11の内部の気体を炉11の外部に排出し、隣接する熱処理ゾーン12の間が気体によって遮断され、一方の熱処理ゾーン12の熱が他方の熱処理ゾーン12に影響を与えることが効果的に抑制される。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、走行ベルトの蛇行を抑制するとともに走行ベルトの損壊の危険性を抑制した連続焼入炉用搬送装置を提供する。
【解決手段】連続焼入炉用搬送装置は、走行ベルト2とガイド1,101とを備え、ガイド1は上搬送面の側方に突出するローラを備え、ガイド1本体は上搬送路の法線方向に平行な軸廻りに揺動自在であり、走行ベルト2の走行方向における焼入炉4よりも上流側に、走行ベルト2から離間するように配置され、ガイド101は上搬送路の他方の側方に設けられ、走行ベルト2は上搬送面に載置されたワークを、熱処理を行う焼入炉4内を経由して走行方向に搬送する無端状のものである。 (もっと読む)


【課題】炉口シール部や管接続部シール等の経年劣化やメンテナンス時の組み付け不良に起因するガスリークを、熱処理装置を停止させることなく、簡易な構成で予防することが可能な熱処理装置、熱処理方法、熱処理装置用プログラムを提供する。
【解決手段】
熱処理装置100は、炉体10、ガス供給部50、ガス選択部60、表示装置70および制御部20を備える。制御部20は、フロアプレート22によってプロセスチューブ12内にワークが封入された後であってワークに対する熱処理が開始される前に、プロセスチューブ12内に不活性ガスを導入する。続いて、制御部20は、プロセスチューブ12内がシステムの耐圧を超えない範囲の所定圧力に達した後の所定期間における圧力降下率が所定値以上か否かを判定し、圧力降下率が所定値以上の場合には熱処理を行うことなくリーク発生を通知する。 (もっと読む)


【課題】炉内圧力を安定させることにより被処理物の品質を安定させるとともに、炉の運用の安全性を高めることのできる加熱炉の炉内圧力制御方法を提供する。
【解決手段】加熱炉の排気系に、エゼクター11と、このエゼクター11に供給される駆動ガスの流量を調節する排気側マスフローコントローラ13とを配設するとともに、前記加熱炉に、その内部に連通して炉内圧力を検知する圧力計9を設け、この圧力計9の計測値を用いて排気側マスフローコントローラ13を制御することにより、該炉内の圧力を所定の値に維持する。 (もっと読む)


【課題】搬送経路の平面形状を直線状としたままで、浸炭ゾーンの上流側に連続して設けられた複数の領域のそれぞれの間に中間扉を設置できるようにする。
【解決手段】ワークを積載したトレイ200の搬送方向における浸炭ゾーン23の上流側に搬送方向に沿って搬入室20、パージ室21及び昇温室22をこの順に配置し、パレット131〜133、プッシャ装置2及びプッシャ・プル装置3を備えた。パレット131〜133は、各1個のトレイ200A〜200Cが載置され、同一平面内で搬送方向Xに沿って往復移動自在に配置した。プッシャ装置2は、トレイ200A〜200Cを搬送方向Xに押圧する。プッシャ・プラー装置3は、パレット131〜133を一体的に搬送方向に押圧するとともに、パレット131〜133のそれぞれを複数の領域のそれぞれに引き戻す。 (もっと読む)


【課題】炉体の上蓋を開けて行う作業の作業効率を簡易な構成で向上させることが可能な上蓋支持構造および連続熱処理装置を提供する。
【解決手段】上蓋支持構造は、上蓋16とヒンジ部18を備える。上蓋16は、炉体の上部を覆うように構成され、前後方向にスライド自在に支持されたシャフト20を内部に有し、当該シャフト20は、上蓋16の中に取り付けられたパイプに挿通される。ヒンジ部18は、炉体の本体の背面側に設けられ、炉体の本体に対して上蓋16を回動させる回転部186を有し、当該回転部186には、シャフト20の延長線上にシャフトが挿通可能な第1の貫通孔184を備えている。上蓋16が所定角度開いた状態でシャフト20を貫通孔184に挿入すると、上蓋16を開いたままの状態で維持することができる。 (もっと読む)


【課題】塵埃の発生を抑えつつ安定した状態で長距離にわたってワークを気体浮揚搬送することが可能な連続熱処理装置を提供する。
【解決手段】連続熱処理装置10は、気体浮揚装置50、搬送手段、および規制手段を備えており、搬送手段は、気体浮揚装置50によって浮揚したワーク40に対して搬送方向の力を加えるローラーであって、当該ローラーの周面がワークの側面に当接するように配置された複数の駆動ローラ14、自由ローラ16と、炉体12の外部において駆動ローラ14、自由ローラ16をそれぞれ回転自在に支持する第1の支持部80とを有し、規制手段は、ワーク40の搬送方向への移動を規制する制止ロッド32と、炉体12の外部に配置されるとともに制止ロッド32が選択的にワーク40の搬送経路に突出するように制止ロッド32を移動自在に支持するベース部30とを有する。 (もっと読む)


【課題】アルミ合金のような反射率の高い表面状態を有する金属でも所定の短時間内で材料表面全体にわたり、比較的高温度まで所定の狭い温度差の範囲内で均一に加熱することのできる熱風循環・近赤外線加熱併用式連続炉を提供する。
【解決手段】熱風循環・近赤外線加熱併用式連続炉を、被処理品Wを載せて加熱炉内を通過させるメッシュベルトコンベア2と、加熱炉内に配置されるシーズヒータ5と、加熱炉内に配置したシロッコファン6と、該シロッコファン6を介して前記メッシュベルトコンベア2の上側近傍に多数の熱風吹き出し口を設けた熱風吹き出し部材8と、前記メッシュベルトコンベア2の上側と下側に配置される近赤外線ランプヒータ9、10と、で構成する。 (もっと読む)


【課題】フランジ部の外周面にのみ開口した複数対の凹部を設け、各凹部に作業者が手指を挿入できるようにし、専用の器具等を用いることなく炉内に対する運搬を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】石英プロセスチューブ2の底部に形成されているフランジ部20の外周面に、複数対の凹部21を形成した。各凹部21には複数の作業者の手指が挿入される。 (もっと読む)


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