説明

光洋サーモシステム株式会社により出願された特許

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【課題】割れて搬送ローラ間から落下した被処理物による搬送トラブルを防止することができるセッターレス方式の熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置10は、複数の搬送ローラ2上を搬送される被処理物20を、所定の温度条件に従って熱処理する。搬送ローラ2は、炉内の搬送経路に沿う所定ピッチPの複数の位置のそれぞれで回転自在に支持される。また、搬送ローラ2は、炉内の底面32から被処理物20が搬送される搬送面41までの距離が、上述のピッチPの2.4倍以上となる位置に配置される。 (もっと読む)


【課題】焼成処理温度のような高温下にさらされた場合であっても、撓みが生じにくい基板支持部材を提供する。
【解決手段】基板支持部材を、互いに線膨張率の異なる材質によって形成される天板部材Hと壁部材V1,V2とを接合して一体化する。より具体的には、天板部材Hを形成する材質よりも大きな線膨張率の材質によって壁部材V1,V2を形成する。このような基板支持部材は、焼成処理温度のような高温下にさらされた場合に、線膨張率の違いに起因して鉛直上向きの力が生じる。この力に撓みを相殺させることによって、撓みの発生を低減する。 (もっと読む)


【課題】防塵壁として配置された複数枚の耐熱ガラスのそれぞれの接合部分に間隙が形成されないようにし、外壁部材やヒータから発生した塵埃が搬送経路内に侵入することを確実に防止して、搬送経路内の清浄度を向上する。
【解決手段】上面の複数の耐熱ガラス31を排気ボックスの上面よりも上方に配置した。各耐熱ガラス31は、搬送経路の下流側の端部31Aを下流側に隣接する別の耐熱ガラス31の上流側の端部31Bの上方に重ね合わせて配置した。この重ね合わせ部分には、耐熱クロスシート体を配置することができる。 (もっと読む)


【課題】CFRP材料のアーム部の外周面に薄板状のヒータを装着することにより、安価で故障したヒータの交換を容易に行うことができ、メンテナンス作業の簡略化及び低頻度化により生産性を向上することができるようにする。
【解決手段】アーム1は、CFRPを素材として偏平な断面を呈する長尺状に形成され、コラム13に片持ち支持されている。アーム1の固定端近傍の上面及び下面に薄肉状のヒータ2,3を配置し、被覆部材4で被覆した。ヒータ2,3に電力を供給することにより、アーム1の固定端近傍は150℃以上の温度に加熱される。 (もっと読む)


【課題】搬送経路中の第1均熱領域から他の領域にガスが流れることを防止し、搬送経路の全体にわたって清浄度を高い状態に維持する。
【解決手段】第1昇温領域51及び第1均熱領域52に排気ボックス6及び第1の導入管7を備えた。排気ボックス6は、第1均熱領域で加熱によって被処理物から発生したガスを外部に排出する。第1の導入管7は、清浄空気を第1均熱領域51に導入する。搬送経路5において、第1昇温領域51及び第1均熱領域52以外の領域である第2昇温領域53、第2均熱領域54、徐冷領域55及び冷却領域56には、搬送ローラ2の上方に第2の導入管4を、搬送経路5に直交する方向を長手方向として、搬送経路5に沿って複数配置した。第2の導入管4は、清浄空気を第1昇温領域51及び第1均熱領域52以外の領域に導入する。 (もっと読む)


【課題】セッターレス方式の熱処理を行う場合に、炉内での被処理物の割れの発生を安価なコストで早期かつ確実に検出できるようにする。
【解決手段】搬送経路に沿って搬送ローラ2の下方に配置された複数の耐熱ガラス32のそれぞれの一部を露出部5として炉外に露出させ、この露出部5に振動センサ4を配置した。振動センサ4の検出信号に基づいて、被搬送物の一部が割れの発生によって耐熱ガラス32上へ落下したことを検出する。このとき、搬送ローラ2の回転を停止する。 (もっと読む)


【課題】ワークが温度勾配の変化の大きいカ所を移動することによる反りの発生を防止できる搬送制御手段を備えた連続焼成炉を提供する。
【解決手段】連続焼成炉は、炉内の入口から出口にかけて加熱部および冷却部が形成されている炉本体と、加熱部および冷却部を順次経由してワークWを搬送する搬送手段と、少なくとも加熱部入口にワークの前部が差し掛かる手前の時点から加熱部入口をワークの後部が通過し終わるまでの間を高速搬送とし、その後、低速搬送とした後、少なくとも加熱部出口にワークの前部が差し掛かる手前の時点から加熱部出口をワークの後部が通過し終わるまでの間を高速搬送とするように搬送手段を制御する制御手段を備えている。 (もっと読む)


【課題】ガラス状炭素からなり、外表面に耐酸化皮膜層を有する管体を電磁誘導加熱することにより、高温での使用を可能とし、温度制御を高速で行い処理作業のスループットを向上させることができる熱処理装置を提供する。
【解決手段】ガラス状炭素からなり、外表面に耐酸化層を有する管体をプロセスチューブ1とし、かつ電磁誘導加熱の発熱体として用いる熱処理方法。プロセスチューブ1となる管体は、対向する平行な二面を有し、断面が扁平な部分を被処理物加熱領域として含む異形管とする。また、ガラス状炭素からなり、外表面に耐酸化層1aを有する管体又は対向する平行な二面を有する異形管をプロセスチューブとし、且つ管体の外側に電磁誘導加熱コイル3が配置され、気密にしたプロセスチューブ1内を加熱して内部の被処理物を熱処理する熱処理装置とする。 (もっと読む)


【課題】触媒の活性化温度未満の温度領域で捕集した脱バインダーガスを炉内で処理する。
【解決手段】炉内を搬送される間にワークが所定の温度プロファイルに従って加熱される連続焼成炉は、ワークから発生する脱バインダーガスを捕集する排気ボックス31と、捕集された脱バインダーガスを炉内で分解処理する触媒ユニット41と、排気ボックス31から触媒ユニット41に向かって炉内を伸びている排気管33とを備えている。当該触媒ユニット41は、排気ボックス31よりも搬送方向に下流側であってワークから発生する脱バインダーガスの触媒による分解が活性化される温度以上になっている炉内領域に設けられている。 (もっと読む)


【課題】油煙等の蒸気による誤検出を生じることなくワークの搬送機構を正常に動作させてワークの焼入処理を適正に行うことができるようにする。
【解決手段】焼入装置10は、焼入炉1、油槽2、引上げコンベア3、放射温度計8を備えている。焼入炉1は、ワークを加熱する。油槽2は、焼入炉1で加熱されたワークが浸漬される冷却油を収容する。引上げコンベア3は、間欠動作によって油槽2内から外部にワークを引き上げて受渡し位置7に搬送する。放射温度計8は、焼入炉1と油槽2との間においてワークが通過するシュート4内における温度を赤外線の放射量に基づいて測定する。放射温度計8の検出温度が所定の温度以上となった時を基準に引上げコンベア3の始動タイミングを決定する。 (もっと読む)


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