説明

光洋サーモシステム株式会社により出願された特許

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【課題】低コストでトラブルの発生が少なく、被処理物を立てた状態で熱処理できる吊り下げ具及びそれを備えた熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置10は、吊り下げ具80、加熱室30、中間領域40、冷却室50、被処理物付け外し部60及び搬送装置70を備える。加熱室30、中間領域40及び冷却室50を、矢印X方向に沿って配置した。中間領域40に隣接する被処理物付け外し部60内で、付け外し装置90を矢印X方向に直交する矢印Y方向に沿って移動自在にした。被処理物付け外し部60において、被処理物20を吊り下げた吊り下げ具80を、搬送装置70と付け外し装置90との間で受け渡す。吊り下げ具80を保持した搬送装置70を、矢印X方向に沿って移動させる。被処理物20は吊り下げ具80に吊り下げられた状態で開口部31,51を経由して加熱室30及び冷却室50に搬入出される。 (もっと読む)


【課題】熱処理されたワークを、後続の工程に適切なタイミングで送り出すことが可能な連続熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置50は、加熱室コンベア部20、リターンコンベア部18、熱処理部10、第1のプッシャ121、第2のプッシャ123、および第3のプッシャ122を備える。加熱室コンベア部20は、搬送経路の上流部を構成するとともに、ワーク26が置かれるトレイ202が複数取り付けられる。リターンコンベア部18は、搬送経路の下流部を構成するとともに、ワーク26が置かれるトレイ182が複数取り付けられる。リターンコンベア部18は、タクト搬送または連続搬送のいずれかを選択的に行なうように構成される。熱処理部10は、加熱室コンベア部20によって搬送されるワーク26に対して熱処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】熱電対の温度検出部が熱処理時に回転中のレトルト内で粉体に常時接触するようにし、熱処理中の粉体の温度を長期間にわたって正確かつ確実に検出できるようにする。
【解決手段】回転式熱処理装置10は、レトルト2、ワイヤ4、チェーン5、錘6、熱電対7を備えている。ワイヤ7は、レトルト2の中心軸に直交する断面内で水平方向の中央部からレトルト2の回転によるワーク20の移動方向に所定距離だけ偏位した位置に張架されている。チェーン5は、可撓性を有し、ワイヤ4に吊り下げられている。錘6は、レトルト2の内周面に接触可能なようにチェーン5の下端部に取り付けられており、外部に開放した凹部61を備えている。熱電対7は、温度検出部71を凹部61に露出させて錘6に保持される。レトルト2の回転によって流動するワーク20は凹部61を通過し、温度検出部71によって温度を検出される。 (もっと読む)


【課題】組成変化のない炉内雰囲気のCPを誤差を伴うことなく正確に算出し、算出したCPによってエンリッチガスの供給量を調節して被処理品の品質を適正に維持する。
【解決手段】浸炭装置10の排気管5にガスクーラ6、フィルタ7、露点センサ8、制御部11を設けた。ガスクーラ6は、炉1内から排気管5内に排出された雰囲気ガスを60℃程度の測定温度に冷却する。フィルタ7は、排気管5内を流れる雰囲気ガスの塵埃を除去する。露点センサ8は、排気管5内で測定温度に冷却された後に塵埃を除去された雰囲気ガスの露点温度を測定する。制御部11は、演算部12で露点センサ8が測定した雰囲気ガスの露点温度及び温度センサ9が測定した炉1内の雰囲気ガスの温度に基づいて炉1内の雰囲気ガスのCPを算出し、調節部13でCPに基づいてエンリッチガスの供給量を調節する。 (もっと読む)


【課題】Oリングによるシールやマニホールド内のチャンネルに供給する不活性ガスによるガスシールを不要にし、装置の大型化を防止する。
【解決手段】マニホールド2に、フランジ25、衝立部27、チャンネル26、隔壁28及び排気管22を設けた。フランジ25は、プロセスチューブ1のフランジ11に接合する。衝立部27は、プロセスチューブ1内でフランジ25の上面よりも所定長さXだけ上方に延出してプロセスチューブ1の内側面に対向し、プロセスチューブ1の内側面との間に上端が開放した間隙12を形成する。チャンネル26は、間隙12の下方に配置される。隔壁28は、間隙12内におけるフランジ25の上面の位置より下方に配置されて間隙12とチャンネル26とを連通する小孔29を備えている。排気管22は、チャンネル26内に連通している。 (もっと読む)


【課題】炉を駆動した状態で安全に且つ容易に触媒担持体を交換できる排出ガス処理ユニットを提供する。
【解決手段】排気管路30上に位置する排出ガス処理ユニットは、触媒を担持したペレット状の触媒担持体を収納する触媒収納室53と、ペレット状のフィルタ部材を収納し、触媒収納室よりも排気方向である矢印X方向(水平方向)の上流側に位置する前処理剤収納室52とを備えている。前処理剤収納室は、新たなフィルタ部材を室内に投入するための鉛直方向に開口した処理剤投入口52Aと、室内に収納されているフィルタ部材を室外に排出させるための鉛直方向に開口した処理剤排出口52Cとを有している。触媒収納室は、新たな触媒担持体を室内に投入するための鉛直方向に開口した触媒投入口53Aと、室内に収納されている触媒担持体を室外に排出させるための鉛直方向に開口した触媒排出口53Cとを有している。 (もっと読む)


【課題】昇降ワイヤの振動を抑えることで被処理物のズレを抑制できる熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置10は、前後送りワイヤ41,42、昇降ワイヤ43,44、上振動防止金具51及び下振動防止金具61を備える。前後送りワイヤ41,42及び昇降ワイヤ43,44は、炉内を含む搬送経路に沿う方向に延びている。昇降ワイヤ43,44は、前後送りワイヤ41,42より高い所定の上死点と前後送りワイヤ41,42より低い所定の下死点との間で少なくとも昇降動作を行う。前後送りワイヤ41,42と昇降ワイヤ43,44とのウォーキングビーム動作によって被処理物20が搬送される。上振動防止金具51及び下振動防止金具61は、搬送経路上の配置位置における昇降ワイヤ43,44の振動の振幅の範囲内で、上下方向の位置を調整自在にされる。 (もっと読む)


【課題】炉内で搬送される被処理物の反りを防止して処理ムラやシワを防止できる熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置は、熱処理炉内で被処理物5が搬送される搬送方向(矢印X方向)に沿って回転自在に支持された複数の下搬送ローラ30、及び、この複数の下搬送ローラ30のそれぞれの間で回転自在に支持された複数の上搬送ローラ20を備えている。上搬送ローラ20は、周面の一部が隣り合う下搬送ローラ30の周面の一部と矢印X方向に直交する方向(矢印Y方向)に重複し、被処理物5が上搬送ローラ20及び下搬送ローラ30の間を搬送される上昇位置P、及び、周面が隣り合う下搬送ローラ30の周面と矢印Y方向に重複しない下降位置Qの間で移動する。 (もっと読む)


【課題】測定器を熱や腐食性ガスに晒すことなく、熱処理中の被処理物の重量を直接測定できるようにし、熱処理中の被処理物の重量変化を正確に測定する。
【解決手段】熱処理炉装置10は、測定器室2、装入室3及び処理管4を、測定用ワイヤ12及び装着用ワイヤ14を中心として上から下にこの順に配置し、さらに、測定器1、不活性ガス供給源21、反応ガス供給源41、加熱室5、遮熱板9A,9Bを備えた。測定器1は、測定用ワイヤ14に作用する被処理物20の重量を測定する。測定器室2は、測定器1を収納し、測定用ワイヤ12が下面を貫通する。不活性ガス供給源21は、測定器室2内に不活性ガスを導入する。装入室3は、開閉扉3Aを備え、測定用ワイヤ12が上面を貫通し、フック13を収納する。処理管4は、上端が装入室の内部に連通し、被処理物20を収納する。反応ガス供給源41は、処理管4内に反応ガスを導入する。 (もっと読む)


【課題】測定器を熱や腐食性ガスに晒すことなく、熱処理中の被処理物の重量を直接測定できるようにし、熱処理中の被処理物の重量変化を正確に測定する。
【解決手段】熱処理炉装置10に、測定器1、測定器室2、装入室3、処理管4、加熱室5、取出室6を備えた。装入室3は、開閉扉3Aと操作部材3Bとを備え、フック13を収納する。フック13の切欠き13Bに装着用ワイヤ14の上端を掛止する。操作部材13Bは動作時にフック13を揺動させ、切欠き13Bにおける装着用ワイヤ14の上端の掛止を解除する。被処理物20が落下する取出室6の内部に、焼入油を貯留した。 (もっと読む)


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