説明

光洋機械工業株式会社により出願された特許

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【課題】伸縮自在シャフトおよび車両用操舵装置の振動や異音の発生を抑制する。
【解決手段】本車両用操舵装置1の中間軸5は、互いに軸方向に相対移動自在に且つ互いにトルク伝達可能に連結された内軸16および筒状の外軸17を備える。内軸16の外周面16eおよび外軸17の内周面17eは、互いにスプライン嵌合する多数のスプライン歯27,28をそれぞれ含む。内軸16のスプライン歯27の第1および第2の端部27c,27dの近傍の第1および第2の領域29,30において、歯面27a,27bに面取りが施されて、面取り部32,33が形成されてなる。面取りは、対応する端部27c,27dに近づくにしたがってスプライン歯27の歯厚が徐々に薄くなるように形成される。外軸17および内軸16の間に曲げ力が作用したときに、内軸16のスプライン歯27が外軸18のスプライン歯28に局部的に接触することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】グリース封入型軸受装置において、封入グリースを循環させて、その有効利用を図るとともに、軸受寿命の大幅な延長と高速化が可能なグリース潤滑技術を提供する。
【解決手段】軸受3の軸方向両側部に配置された外輪間座4、5に、軸受内部空間Sに向けて圧縮エアーPAを噴出するエアー噴出部15が設けられ、エアー噴出部15から噴出供給される圧縮エアーPAにより、軸受内部空間Sに封入されたグリースが軸受内部空間Sを循環するように構成されている。これにより、潤滑に関与するグリースの利用率が従来に比較して大幅に向上して、軸受3さらには軸受装置1の長寿命と高速化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】自在継手において、異音の発生を防止でき、フリクションが小さいこと。
【解決手段】トラニオン24のボール保持孔33にボール34の一部を収容する。ボール34の残りの部分によって凸部35を構成する。凸部35が、外輪カップ28の底壁30に形成された凹部36に嵌合する。凸部35と凹部36とはトラニオン24の中心軸線C1を中心とする環状の接触部35a,36aで接触する。凹部36の凹湾曲面の曲率中心E1が、中心軸線C1から所定のオフセット量Dだけ離間し、凸部35の曲率中心A1が中心軸線C1上に位置する。接触部35a,36aには、外輪カップ28の弾性によって中心軸線C1と交差する方向に押圧力Fが働く。 (もっと読む)


【課題】軽く伸縮できてがたつきを抑制できる伸縮自在シャフトを提供する。
【解決手段】本伸縮自在シャフトとしての中間軸6では、互いに軸方向に相対移動可能に且つ互いにトルク伝達可能に連結された内軸15および筒状の外軸16を備える。内軸15の外周面15bおよび外軸16の内周面16bは、互いにスプライン嵌合する多数のスプライン歯17,18を有するスプライン歯形成領域15c,16cをそれぞれ含む。内軸15のスプライン歯形成領域15cの軸方向の中間部に、全体にグリースが充填可能な肉ぬすみ溝としての周溝19が形成される。スプライン歯形成領域15cにおける周溝19がある部分において、外周面15bおよび内周面16bの間の隙間量を相対的に大きくし、グリースの剪断力を相対的に小さくできる。スプライン歯形成領域15cにおける周溝19を除いた部分において、隙間量を相対的に小さくし、がたつきを防止できる。 (もっと読む)


【課題】騒音を低減できて且つ回転抵抗トルクが小さくて、さらに車両用操舵装置に適用されたときにスムーズな操舵感を得ることができる自在継手を提供する。
【解決手段】本自在継手4は、複数の針状ころ27を介して十字軸22のトラニオン24を回転自在に支持する有底円筒状の外輪カップ28と、トラニオン24の端面24aに設けられた凸部としてのボール30と、外輪カップ28の内底面28aに設けられた凹部としてのボール受け部31とを有する。ボール30とボール受け部31とは、トラニオン24の中心軸線24cを中心とする環状の接触部30a,31aで互いに押圧状態で接触している。接触部30a,31aに働く押圧力の方向F1と、トラニオン24の中心軸線24cとのなす角度である接触角Dは、0度を越え40度未満の範囲にある。がたつきの発生を防止しつつ、回転抵抗トルクを低減できる。 (もっと読む)


【課題】第2工具を軸方向に駆動するための圧縮エアの主軸側への供給を、主軸の回転精度を悪化させることなく、また主軸等への簡単な加工により実現可能な回転式工作装置を提供する。
【解決手段】静圧エア軸受3で支持される主軸4に固定された第1砥石5と、主軸4に軸方向移動可能に装着された第2砥石6と、第2砥石6を突出位置と退避位置との間で移動させる進退駆動機構8とを備え、この進退駆動機構8は、第2砥石6を退避位置側に付勢する退避側付勢機構8aと突出位置側に移動させる突出側駆動機構8bとを備え、突出側駆動機構8bは、主軸4の外周面側に設けられたエア供給口47aと、第2砥石6が突出位置のときに最大となる空間Sbと、エア供給口47aと空間Sbとを連通させるエア供給通路とを備え、エア供給口47aに非接触で圧縮エアを供給することにより第2砥石6を突出位置側に移動させるように構成したものである。 (もっと読む)


【課題】回転軸をより強固に結合,固定することができる自在継手用ヨークを提供する。
【解決手段】自在継手用ヨーク1は、基部11と、間隔を隔てて相互に対向するように基部11から上方に延設された一対の対向側壁12とを備え、一端部に平行な二平面が形成された回転軸112の該一端側が接続する。自在継手用ヨーク1は、両平面が各対向側壁12と対峙するように、下面が基部11と当接するように、回転軸112の一端側が対向側壁12間に挿入された後、ボルトによって対向側壁12の上部側締付部が締め付けられることにより回転軸112を挟持,固定する。対向側壁12の内面には、前記上部側締付部の下側に凹部12dが形成され、凹部12dは、その開口周縁角部が、ボルトの締付により回転軸112の外周角部に回転軸112の軸線方向の前記上部側締付部両側において押し付けられるように構成される。 (もっと読む)


【課題】先端軸部が基軸部より長い棒状ワークにあっても、ワークの先端軸部を高い研削精度をもって研削することができるセンタレス研削技術を提供する。
【解決手段】ワークWの基軸部Waを押圧装置4により調整車2に押し付け支持することにより、ワークWを強制回転させながら、ワークWを送り装置5により砥石車1に対して送り込むことにより、ワークWの先端軸部Wbを砥石車1により研削加工するとともに、押圧装置4によるワークWの押付け位置と砥石車1による研削位置との軸方向間隔Lを可及的に小さく設定する。これにより、砥石車1による研削位置の近傍位置が押圧装置4、調整車2およびブレード3により堅固に回転支持されて、砥石車1の切込み力によってワークWの先端軸部Wbが撓んで振れることがない。 (もっと読む)


【課題】伸縮自在シャフトにおいて、構造が簡単で安価であること。
【解決手段】伸縮自在シャフトとしての中間軸5は、軸方向X1に摺動自在に且つ互いにトルク伝達可能に嵌め合わされた内軸12および筒状の外軸13を備える。内軸12および外軸13の対応する軸方向溝15,16間に、トルク伝達要素としてのボール14が列をなして介在する。内軸12の軸方向溝15に軸方向に移動不能に保持された弾性部材18がボール14に予圧を与える。弾性部材18は、ボール14の軌道を形成する樋形状の本体19と、本体19から長手方向に延設された延設部20と、延設部20から折り曲げられた突起としての舌片40とを含む。中間軸5の伸長のときに舌片40が列の端のボール14と当接し、その結果、ボール14の軸方向移動が規制される。 (もっと読む)


【課題】自生作用を持つ研削砥石を用いる場合には定期的な目立てを行うことなく、またその他の研削砥石を用いる場合には本来必要な最小限の目立てのみを行いつつ、ワークの加工精度を安定させることが可能な両頭平面研削装置を提供する。
【解決手段】同一軸上に対向配置された一対の研削砥石と、各研削砥石を個別に回転駆動する砥石駆動手段と、ワークを保持するワーク保持手段と、ワークを回転駆動するワーク駆動手段と、砥石駆動手段及びワーク駆動手段の駆動制御を行う駆動制御手段とを備えた両頭平面研削装置において、各砥石駆動手段の負荷電流値の差を演算する電流値差演算手段と、電流値差演算手段で得られた電流値差と予め設定された閾値との大小関係を判定する電流値差判定手段とを備え、駆動制御手段は、電流値差判定手段により電流値差が閾値以上であると判定されることを条件に砥石駆動手段の駆動方向を反転させるように構成したものである。 (もっと読む)


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