説明

昭和飛行機工業株式会社により出願された特許

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【目的】 第1に、排気ガスのセル壁付近での減速がなく触媒効率が良く、第2に、排気ガスがストレートに通り抜けずこの面からも触媒効率が良く、第3に、強度面にも優れ、第4に、平板を用いなくてもよく、その分軽量化と共に強度の向上が可能となる、排気ガス浄化装置用の触媒担体を提案する。
【構成】 この触媒担体は、波板5が交互に位置するように多層に組み付けられ、全体がロール状,積層ブロック状等をなすと共にハニカム構造をなす。そして波板5は、一体をなすと共に全体の軸方向において区画されたものが用いられ、区画された各部8の波形のピッチが、隣接する相互間でずれている。そこで、このような波板5がセル壁を形成するので、第1に、排気ガスは乱流となって通過し等速度分布が形成され、第2に、乱流となるので直線的には流れず、第3に、支点も分散され、第4に、平板2を用いず形成可能である。 (もっと読む)



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