説明

倉敷化工株式会社により出願された特許

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【課題】液体封入式防振装置における液室やオリフィス通路の構造にに工夫を凝らして、従来にない広い周波数域に亘って高い減衰作用を得る。
【解決手段】受圧室f1及び平衡室f2を連通する第1オリフィス通路P1と、受圧室f1及び中間液室f3を連通する第2オリフィス通路P2と、を備える。平衡室f2及び中間液室f3を区画するメンブラン42に所定寸法の連通孔42aを設ける。相対的に低周波の振動に対しては平衡室f2及び中間液室f3が実質的に連通され、2つのオリフィス通路P1,P2を合わせた仮想のオリフィス通路による高い減衰作用が得られる。振動の周波数が高くなるに連れて徐々に第2オリフィス通路P2単独の減衰特性に移行する。よって、従来にない広い周波数域に亘って十分な減衰作用が得られる。 (もっと読む)


【課題】液体封入式防振装置における液室やオリフィス通路の構造にに工夫を凝らして、従来にない広い周波数域に亘って高い減衰作用を得る。
【解決手段】受圧室f1及び平衡室f2を連通する第1オリフィス通路P1と、平衡室f2及び中間液室f3を連通する第2オリフィス通路P2と、を備える。受圧室f1及び中間液室f3を区画するメンブラン42に所定寸法の連通孔42aを設ける。相対的に低周波の振動に対しては受圧室f1及び中間液室f3が実質的に連通され、2つのオリフィス通路P1,P2を合わせた仮想のオリフィス通路による高い減衰作用が得られる。振動の周波数が高くなるに連れて徐々に第2オリフィス通路P2単独の減衰特性に移行する。よって、従来にない広い周波数域に亘って十分な減衰作用が得られる。 (もっと読む)


【課題】内筒及び外筒と、これらの間に設けられて両者を連結するゴム弾性体とを有する防振装置において、簡単な構造で、外筒の歪みを抑えつつ共振振幅を抑える。
【解決手段】内筒3と、当該内筒3の周囲に設けられる外筒5と、これら内筒3及び外筒5の間に設けられて両者3,5を連結するゴム弾性体7と、を備えたトルクロッド1である。外筒5の外周面に配設されているウエイト9をさらに備えている。ウエイト9は、外筒5の周壁の厚さよりも薄い板厚を有し、当該外筒5に溶接によって接合されているプレート部19と、当該プレート部19に溶接によって接合されているウエイト本体部29と、を有している。 (もっと読む)


【課題】内筒及び外筒と、これらの間に設けられて両者を連結するゴム弾性体とを有する防振装置において、簡単な構造で、外筒の歪みを抑えつつ共振振幅を抑える。
【解決手段】内筒3と、当該内筒3の周囲に設けられる外筒5と、これら内筒3及び外筒5の間に設けられて両者を連結するゴム弾性体7と、を備えたトルクロッド1である。外筒5の外周面に配設されているウエイト9をさらに備えている。ウエイト9は、外筒5の周壁の厚さよりも薄い板厚を有し、当該外筒5に溶接によって接合されているプレート部19と、当該プレート部19のカシメ部19cによりかしめ固定されているウエイト本体部29と、を有している。 (もっと読む)


【課題】被支持体を気体ばねにより弾性的に支持する気体ばね式除振装置において、被支持体の水平方向成分の振動を十分に減衰させる。
【解決手段】気体ばね2の気体室内に、ケース30内の粘性流体に浸漬した抵抗板31を該気体ばね2の天板21に連結した減衰機構3を配設している。ケース30は、略四角形筒状に形成されていて、4つの内部側面30b〜30eを有している。抵抗板31は、筒軸方向から見て略四角形状に形成されていて、ケース30の各内部側面30b〜30eとそれぞれ対向する4つの側面31c〜31fを有している。 (もっと読む)


【課題】防振装置の高耐久化を図るための設計を短期間で行うことができる方法を提供する。
【解決手段】防振装置の設計方法は、基準ゴム組成物で形成された防振ゴムを有する防振装置に対して該防振ゴムが非線形変形するような所定の変形を与えたときの該防振ゴムに発生する最大主応力を解析して求める第1ステップと、第1ステップで求めた最大主応力値よりも100%以内のモジュラスが低くなるように改良ゴム組成物を配合設計する第2ステップと、を備える。 (もっと読む)


【課題】マウント本体を備えた防振装置において、部品点数を減らすとともに、P方向のばね定数に対するQ方向のばね定数の比の設計自由度を向上させる。
【解決手段】マウント本体3は、上方に延びる第1取付ボルト7が配設される上側プレート11と、外側斜め下方に延びる第2取付ボルト9が配設される下側プレート15と、両者を連結するゴム弾性体17とを有する。上側プレート11は、第1取付ボルト7の軸心と直交するプレート頂壁部11cと、プレート頂壁部11cの内側端部から下方に延びるプレート竪壁部11bと、プレート竪壁部11bの下端から内側斜め下方に延びるプレート傾斜壁部11aとを有している。ゴム弾性体17は、下側プレート15からプレート傾斜壁部11aの位置まで延びる略直方体状の下側部分17aと、下側部分17aとプレート竪壁部11b及び頂壁部11cとで囲まれた略楔状の上側部分17bとを有している。 (もっと読む)


【課題】ゴムブッシュが嵌入される筒部を有するブラケットにマス部材を取り付けるマス部材の取付構造において、マス部材をブラケットに取り付けるのに要する工数やコストを削減する。
【解決手段】筒部10の内周面に、マス部材4が収容される凹部10aを形成する。マス部材4を、マス部材4を凹部10aに収容しかつゴムブッシュ2を筒部10に嵌入することにより、ブラケット1に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】基台に対して被除振体を弾性的に支持する除振装置において、除振装置の小型化及び除振性能の安定化を図りつつ高い減衰特性を得る。
【解決手段】テーブル13に対して顕微鏡15を弾性的に支持する除振装置1である。テーブル13上に載置され、上方に開口している下部ばねケース7と、顕微鏡15側に取り付けられ、下方に開口している上部ばねケース9と、両ばねケース7,9の間に収容されているコイルばね3と、下部ばねケース7の底壁部17に取り付けられ且つコイルばね3に内側から接触するように当該コイルばね3のループ3a,3a,…内に配設されているリングゴム5と、を備えている。コイルばね3は、断面略矩形状の角線材からなっている。 (もっと読む)


【課題】車体側に連結される第1ブラケットと、パワープラント側に連結される第2ブラケットの上部に締結されるとともに、ゴム弾性体を介して前記第1ブラケットに連結された中間部材とを備え、前記ゴム弾性体の下面に凹部が開口したエンジンマウント本体の該凹部に、前記両ブラケットの所定方向の相対変位を制限する環状のストッパ部材を挿入して取り付けるエンジンマウントのストッパ取付構造において、接着剤を用いることなく、ストッパ部材の凹部への取付状態を保持する。
【解決手段】ストッパ部材6を、その復元力によって凹部43に嵌合する。 (もっと読む)


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