説明

倉敷化工株式会社により出願された特許

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【課題】車両用の防振マウントに用いられる鋳物のブラケットに錘を付加する場合に、簡易な構造でコストの上昇を招くことなく、錘をしっかりと取り付けできるようにする。
【解決手段】一例であるエンジンマウントMにおいてアルミ・ダイキャスト製のハウジング3に一体に設けられたブラケット部5には、肉盗みのための凹部53が形成されている。凹部53の内周面には鋳型の抜き方向に延びるように複数の突条54を形成する。凹部53に高比重樹脂からなる錘8を嵌め込み、突条54により押圧することによって、しっかりと固定する。 (もっと読む)


【課題】液体封入式の防振装置においてコストアップ等の弊害を招くことなく、主ばねの特性と液体の流動による振動の吸収、減衰特性とを各々容易に最適化できるようにする。
【解決手段】一例であるエンジンマウントAにおいて、パワープラントの静荷重を支持するインナ金具1と車体側のアウタ金具3との間を、ゴム弾性体2の中空コーン状の主ばね部20によって連結するとともに、この主ばね部20の内周側に独立させて、これよりも薄肉の円筒状壁部21を設ける。円筒状壁部21内に下方からオリフィス盤5を嵌挿し、その下方を蓋部材4により閉塞して、液室Fを区画する。蓋部材4の内周側はゴム製のダイヤフラム41とする。円筒状壁部21の下端をアウタ金具3の底壁部32によって支持する。 (もっと読む)


【課題】マウント本体をケースに組み付ける際のストッパゴム部とケースとの干渉を抑えつつ防振装置に要求される特性を確保する。
【解決手段】ゴム弾性体17からなるマウント本体13と該マウント本体13を収容するケース5とを備えた防振装置1である。ゴム弾性体17には、その上部に第1取付ボルト7が上方に延びるように配設される一方、その下部に第2取付ボルト9が斜め下方に延びるように配設されている。ケース5には、その上部に第1取付ボルト7挿通用のボルト挿通孔5fが形成される一方、その下部に第2取付ボルト9の軸心方向に延びる側壁部5e,5eにより、マウント本体13収容用の開口部21が形成されている。ゴム弾性体17の下部には別体のストッパ金具23が取り付けられていて、その長手方向両端部に形成されたストッパゴム部25,25がケース5の側壁部5e,5eと所定間隔を隔てている。 (もっと読む)


【課題】ダイナミックダンパをステアリングコラム周辺の限られたスペースに配置しながら、そのボリュームを確保する。
【解決手段】ダイナミックダンパ1は、前面11に凹部12が形成されたウェイト10と、ウェイト10上面13と対向する第1対向板部21と第1対向板部21にコラム軸aに対しウェイト10とは反対側に位置するように設けられた第1取付板部とウェイト10下面と対向する第2対向板部22と第2対向板部22にコラム軸aに対しウェイト10とは反対側に位置するように設けられた第2取付板部とを有するプレート金具20と、ウェイト10上面13と第1対向板部21とを連結する第1連結部31とウェイト10下面と第2対向板部22とを連結する第2連結部32とを有するゴム弾性体30とを備え、凹部12によりステアリングコラム41を覆った状態でステアリングコラム41に第1及び第2取付板部を介して取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】天井材等を吊り下げ支持する防振装置において、吊りボルトに上向きの力が加わるような作業における施工性を向上させ、取付後の下方からの力の影響を抑制する。
【解決手段】防振装置1は、下側プレート5と、上側プレート7と、これらを連結する筒状のゴム体11と、ゴム体11及び両プレート5,7を貫通する吊りボルト3と、上側プレート7上面に配置されて吊りボルト3に螺合されるナット9とを備えている。両プレート5,7には、吊りボルト挿通孔5a,7aが形成されている。ナット9は、ナット本体部19と、上側プレート7の上側吊りボルト挿通孔7aに嵌挿されるカシメ部29とを有していて、カシメ部29により上側プレート7に回転可能に取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】振動を抑えつつ変速機を車体に支持させる防振装置において、防振装置を大型化することなくその剛性を向上させる。
【解決手段】下側及び上側取付金具3,5と支持ゴム弾性体7,7とを備えた防振装置1である。下側取付金具3は、車体に取り付けられる下側水平部3aと、下側水平部3aの両端から斜め上方に延びる下側傾斜部3b,3bとを有し、上側取付金具5は、上側水平部5aと、上側水平部5aから斜め上方に延びる上側傾斜部5b,5bと、変速機に取り付けられる上側取付部5c,5cとを有している。支持ゴム弾性体7,7は、上側傾斜部5b,5bと下側傾斜部3b,3bとを連結している。上側水平部5aの貫通孔5d周縁部を覆うストッパラバー11と、貫通孔5dを貫通するストッパボルト31下端部が固定され、金具長手方向に開口して下側水平部3aに取り付けられる架台9とを備えている。 (もっと読む)


【課題】変速機を車体に防振支持させる防振装置において、部品点数等の増大を抑えつつ三方向で所望のバネ特性を得、変速機の脱落を抑えてフェールセーフを達成する。
【解決手段】下側及び上側取付金具3,5と支持ゴム弾性体7,7とを備えた防振装置1である。下側取付金具3は、クロスメンバに取り付けられる下側水平部3aと、下側水平部3aから斜め上方に延びる下側傾斜部3b,3bとを有し、上側取付金具5は、上側水平部5aと、上側水平部5aから斜め上方に延びる上側傾斜部5b,5bと、上側傾斜部5b,5bから外側に延びトランスミッションに取り付けられる上側取付部5c,5cとを有している。各支持ゴム弾性体7,7は、上側傾斜部5b,5bと各下側傾斜部3b,3bとを連結し、各下側傾斜部3b,3bには断面逆V字状の下側補強部35が、各上側傾斜部5b,5bには支持ゴム弾性体7,7を挟む上側補強部37が設けられている。 (もっと読む)


【課題】新規な金属とゴムとの接着技術を提供する。
【解決手段】金属・ゴム接着シート10は、加熱処理により相対的に弾性率の高い接着層を形成する金属接着用組成物層11と、金属接着用組成物層11に重畳して設けられ加熱処理により相対的に弾性率の低い接着層を形成するゴム接着用組成物層12とを備える。 (もっと読む)


【課題】筒状のワークに塗り漏れなく接着剤を塗布することができる接着剤塗布装置及び方法を提供する。
【解決手段】接着剤塗布装置Aは、上下方向相対位置変更手段41によって塗布ローラ46とワーク支持部13に支持されたワークWとの上下方向の相対的な位置を接触位置に位置付けさせ且つ塗布ローラ46を回転させた後、一旦、上下方向相対位置変更手段41によってそれらの上下方向の相対的な位置を非接触位置に位置付けさせ、しかる後、上下方向相対位置変更手段41によってそれらの上下方向の相対的な位置を接触位置に位置付けさせると共に軸直水平方向相対位置変更手段によってそれらの軸直水平方向の相対的な位置を変更させ且つ塗布ローラ47を回転させる。 (もっと読む)


【課題】三方向でストッパとして機能する防振装置において、異音発生を抑えつつゴム部材の耐久性の劣化を抑えるとともに、変速機の脱落を抑えてフェールセーフを達成する。
【解決手段】下側取付金具3と、上側取付金具5と、両取付金具3,5を連結している支持ゴム弾性体7,7と、第1及び第2ストッパラバー11,13とを備えた防振装置1である。下側取付金具3は略矩形筒状に形成されていてクロスメンバに取り付けられ、上側取付金具5はトランスミッションに取り付けられている。第1及び第2ストッパラバー11,13は、下側取付金具3の下側頂壁部表面と各下側側壁部3c,3c内側を被覆している。第1ストッパラバー11の下方で筒軸方向に延びる下側当接部9aと、第1ストッパラバー11と間隔を隔てて上方に延びる側方当接部9b,9bと、上側取付金具5に締結される締結部9c,9cとを有する当接金具9をさらに備えている。 (もっと読む)


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