説明

大見工業株式会社により出願された特許

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【課題】掬い面に欠損が生じることを抑制することができ、しかも切削能率や切削精度の向上を図ることができる円盤形回転カッターを提供する。
【解決手段】円板22の外周に、複数種類の刃を周方向に沿って等間隔おきで配列する。複数種類の刃は、円板22の中心を通る軸線と平行な刃先251を有する平刃25と、台形の刃先261,271をそれぞれ有する第1,第2台形刃26,27とにより構成する。各刃25〜27の掬い面252〜272を一つの平面により構成する。第1,第2台形刃26,27の刃先261の先端縁を同じ高さにするとともに、平刃25の刃先251よりも高くなるように形成する。 (もっと読む)


【解決手段】各切削端部3で切刃7側から主切屑排出溝4側へ段階的に逃げ角が大きくなる複数の逃げ面15,16を並設したツイストドリルにおいて、各切削端部3における回転方向Xの両側の端縁5a,5bのうち回転向きXFに対する反対向きXR側の端縁5bからすべての逃げ面16,15にわたり各逃げ面16,15よりも凹む窪み面17を切り欠いて形成している。
【効果】この窪み面17により、各逃げ面15,16の面積、特に切刃7(シンニング切刃9及び主切刃10)の強度を維持するように逃げ角を小さくしたために切削面を擦り易い切刃7側の逃げ面15の面積を減少させて、ドリルの押込力を高めることができる。 (もっと読む)


【解決手段】ツイストドリルにおいて、直線状シンニング切刃10から螺旋状主切屑排出溝4側へ形成したすくい面のすくい角と、直線状主切刃11から螺旋状主切屑排出溝4側へ形成したすくい面のすくい角とを互いに一定角度(0度)に設定するとともに、直線状シンニング切刃10と直線状主切刃11との間の境界角部14から延びる境界縁15でこれらのすくい面12,13を互いに交差させている。
【効果】すくい面12,13間の不連続を極力なくし、切削時の引っ掛かり現象を生じにくくしてシンニング切刃10や主切刃11の欠損を防止することができるとともに、シンニング切刃10や主切刃11で生じる切削力が極力同じ向きで働くようにして切削能力を高めることができる。従って、高硬度鋼用のツイストドリルに適している。 (もっと読む)


【解決手段】ドリル本体1において刃溝10を切刃7に形成すると、ワーク切削時に切削屑を分断して切削抵抗を小さくする切削屑分断機能を発揮し、切削効率を高めることができる。その際、この切削屑分断機能を発揮することができる刃溝10の切削距離Lをドリル本体1の半径dや主切屑排出溝4の切削距離Mとの関係で設定する。すなわち、0.75d≦L≦4dや0.75d≦L≦0.25Mに設定して、その刃溝10の切削距離Lを主切屑排出溝4の切削距離Mよりも短くすることができる。
【効果】従って、刃溝10を主切屑排出溝4の加工後に加工することが可能となり、主切屑排出溝4及び刃溝10の加工を容易にすることができる。 (もっと読む)


【解決手段】切欠部10の底面11の全体がその底面11と逃げ面8との間の段差壁面12と第二端縁と切削端部の外周部との間で囲まれて逃げ面8を含む面Pに対し隙間Sを有し、その隙間Sが主切屑排出溝へ第二端縁を介して開放されるばかりでなく切削端部の外周部の外側にも開放される。そのため、ワーク切削時に、シャンク側から油穴13に流入した油は、油穴13の開口13aから各切削端部の切欠部10の底面11の全体で隙間Sに流出し、その隙間Sから主切屑排出溝と各切削端部の外周部の外側及び各副切屑排出溝とに直接的に広がる。
【効果】油穴13の開口13aからの油の流出抵抗を小さくして切削効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【解決手段】刃筒の端部外周に複数のチップ台3と複数のチップ取付凹部4とを刃筒の回転方向へ交互に並設した。各チップ取付凹部4において刃筒の回転方向Xで相対向する各チップ台3の両側面のうち刃筒の回転向きXFに対する反対向きXB側の側面である取付面6にチップ刃12を取着して、各チップ刃12を刃筒の回転方向Xへ互いに間隔をあけて並設した。そのチップ台3の取付面6とその取付面6に面するチップ刃12の取付面15との間に形成した係止部(係止凹部9及び係止凸部16)でチップ刃12をチップ台3に係止した状態でチップ刃12をチップ台3に対し雌雄ねじ機構(雌ねじ孔7及び雄ねじ部材22)により螺着した。
【効果】ホールカッターにおいてチップ台3に対するチップ刃12の取着及び交換や位置決めを容易にすることができる。 (もっと読む)


【解決手段】カッターの挿嵌部6は支持筒12に嵌め込まれる。ロック操作筒14はロック位置Pとロック解除位置とを取る。可動ロック球20はこのロック位置Pにおけるロック状態RPとこのロック解除位置におけるロック解除状態とを取る。ストッパ体23は、ばね31の弾性力により可動ロック球20をロック解除状態に保持するストッパ状態と、ばね31の弾性力に抗して可動ロック球20から退避するストッパ解除状態UPとを取る。押圧体30は、ばね31の弾性力によりセンター軸10側へ移動する待機状態Mと、センター軸10によりばね31の弾性力に抗して押されて移動する退避状態とを取る。ストッパ体23と押圧体30とを連動部32で相対移動可能に係合させてストッパ体23に用いるばね31と押圧体30に用いるばね31とを互いに兼用している。
【効果】カッター取付具において組み込むばね31の数を減らして構造を簡略化する。 (もっと読む)


【解決手段】シャンク1に対しドリル本体2の基端部3を経て連続するドリル本体2の主体部4を備えている。ドリル本体2の主体部4の先端部でドリル本体2の回転中心線2aの外周に、切刃を有する複数の切削端面6と、各切削端面6に隣接して開放した複数の切屑排出溝としての主溝7とをドリル本体2の回転方向へ交互に並べている。切削端面6の外周には切削油を主体部の先端部へ導くための複数の副溝10を設けている。主溝7と副溝10とはそれぞれドリル本体2の先端部側から基端部3側へ延設されている。ドリル本体2の主体部4では、外周円により囲まれる主溝7の断面積が先端部側から基端部3側へ向かうに従い漸増するとともに、外周円により囲まれる副溝10の断面積が先端部側から基端部3側へ向かうに従い漸減する。
【効果】切削工具の切屑排出機能を高めることができるばかりでなく、切削工具の強度の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【解決手段】カッター取付具1は、カッター2の挿嵌部6が挿脱可能に嵌め込まれる支持筒11と、支持筒11に対しロック位置とロック解除位置Qとに回動可能に支持したロック操作体13と、支持筒11に支持した複数の可動ロック球19とを備えている。可動ロック球19は、ロック操作体13のロック位置におけるロック状態と、ロック操作体13のロック解除位置Qにおけるロック解除状態SQとを取り得る。カッター2の回転中心線2aに対する偏心位置で支持筒11には一つのストッパ軸24を移動可能に設けている。ストッパ軸24は、一つの可動ロック球19をロック解除状態SQに保持するストッパ状態DQと、一つの可動ロック球19から退避するストッパ解除状態とを取る。
【効果】カッター取付具1において、可動ロック球19に対するストッパ軸24のがたつきを生じにくくするとともに、ストッパ軸24に関連する部品をコンパクトにする。 (もっと読む)


【解決手段】磁力発生部4を設けた固定部1と、回転円形刃18を回転させる電動モ−タを設けた操作部7とを備えている。磁力発生部4の磁力吸着面4aを含む支持面に対する内側で固定部1と操作部7とを支持面に沿って互いに並べるとともに、固定部1に対し操作部7を支持面に沿って回動可能に支持し、回転円形刃18を支持面よりも内側に配設している。
【効果】垂直な壁面に溶接した吊りピースを切断する場合、壁面に対し固定部1を磁力吸着面4aで固定した状態で、操作部7を固定部1に対し回動させると、壁面に沿って回動する回転円形刃18により吊りピースを切断する。その際、吊りピースに対する回転円形刃18の切断抵抗などが生じたとしても操作部7が一定の軌道を描いて回動するため、切断動作が安定する。また、操作部7を固定部1が支えるため、操作部7を回動させ易い。従って、吊りピースなどの切断作業を容易にする。 (もっと読む)


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