説明

大見工業株式会社により出願された特許

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【解決手段】回転軸の外周に複数の穿孔刃部4を回転中心線1aを中心とする周方向Yへ互いに間隔をあけて並設している。一連の刃先縁7を回転中心線1aに沿う長手方向へ延設した連続刃6を設けた穿孔刃部4と、凸刃縁と凹刃縁とを回転中心線1aに沿う長手方向へ交互に並設した凹凸状の刃先縁9を有する断続刃8を設けた穿孔刃部4とからなる。回転中心線1aに対する断続刃8の刃先縁9の凸刃縁の半径R10は、回転中心線1aに対する連続刃6の刃先縁7の半径R7よりも大きく設定されている。回転中心線1aに対する断続刃8の刃先縁9の凹刃縁の半径は、回転中心線1aに対する連続刃6の刃先縁7の半径R7よりも小さく設定されている。
【効果】断続刃8により形成されたワークの凸部を連続刃6により削り取って穿孔カッターの切削抵抗を軽減させるばかりでなく、加工工数の多い断続刃8の数を減らして穿孔カッターの加工を簡略化することができる。 (もっと読む)


【解決手段】ホールカッターの各刃部は、回転向きXF側で半径方向Yに沿って延びる前切刃10と、半径方向Yの内側で回転中心線方向Zに沿って延びる内横切刃11と、半径方向Yの外側で回転中心線方向Zに沿って延びる外横切刃12と、前切刃10を含む前逃げ面13とを備えている。前逃げ面13は、内前切刃17を含む内前逃げ面19がなす内前逃げ角β19と、外前切刃18を含む外前逃げ面20がなす外前逃げ角β20とを有している。内前逃げ角β19を外前逃げ角β20よりも大きく設定している。内前切刃17がなす内前切刃角γ17を外前切刃18がなす外前切刃角γ18よりも大きく設定するとともに、内前切刃17の半径方向幅W17を外前切刃18の半径方向幅W18よりも小さく設定している。
【効果】内刃付角θ17を小さくして切れ味を維持する。外刃付角θ18を大きくして外前切刃18と外横切刃12との間の交差部分を欠けにくくする。 (もっと読む)


【課題】 従来より製造コストを低減させることが可能な超硬工具の製造方法及び超硬刃研削工具を提供する。
【解決手段】 本発明の超硬刃研削工具50によれば、砥石部14が偏心回転することにより、砥石部14の超硬刃31に対する押し付け力に強弱が付けられて効率よく研削加工が行われ、通常のマシニングセンターを用いても、従来の超硬刃研削工具に比べて研削加工時間の短縮が図られる。また、砥石部14の外周面14Bが傾斜しているので超硬刃31に形成される凹部32の段差面32Bも傾斜し、凹部32のうち底面32Cと段差面32Bとの間の角部32Dを、ダイヤモンド焼結板材35の側面35Sから離すことができる。これらにより、研削加工時間が短縮されかつNG品を減らすことができ、製造コストを低減することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】 従来より製造コストを低減させることが可能な超硬工具の製造方法及び超硬刃研削工具の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明に係る超硬刃研削工具10は砥石部14に溝部15を備えているので、通常のマシニングセンターであっても、溝部15を備えない従来の超硬刃研削工具に比べて研削加工時間を短縮することができる。しかも、超硬刃研削工具10の先端面14Cが凹面形状になっているので研削屑が効率よく排除され、加工精度を向上させることが可能である。そして、加工精度向上に基づくNG品の削減及び研削加工時間の短縮により、製造コストを低減することが可能になる。 (もっと読む)


【解決手段】穿孔ドリル16では、一対のねじれ溝13を周方向へ並設するとともに両ねじれ溝13間にあたり部9を設け、両ねじれ溝13において回転向きXFに対する反対向きXB側で端縁11にマージン14を設けるとともに、回転向きXF側で端縁10にヒール15を設けている。マージン14のねじれ角はヒール15のねじれ角よりも小さい。ねじれ溝13でヒール15側の表面あらさよりもマージン14側の表面あらさが小さい。ねじれ溝13を加工する際、まず素材に第一段階のねじれ溝を第一段階のリードで荒砥石により加工した後、第一段階のリードよりも大きい第二段階のリードで第二段階のねじれ溝を仕上砥石により加工する。
【効果】より一層切屑の排出を改善し、良好な穿孔を行うことができる穿孔ドリル16を提供するとともに、穿孔ドリル16のねじれ溝13を容易に加工することができる。 (もっと読む)


【解決手段】一方のドリル溝4と一方のリーマ溝6との間にわたりシャフト2の外周には荒刃段差部12を形成している。他方のドリル溝4と他方のリーマ溝7との間、一方のリーマ溝6と他方のリーマ溝6との間にわたり仕上刃段差部17,18を形成している。荒刃段差部12と仕上刃段差部17,18とは、天井面14,20と外周面とを有している。シャフト2の外周面の半径R13,R19と荒刃段差部12の外周面の半径R15との寸法差W12を、0.1mm以上0.15mm以下に設定するとともに、シャフト2の外周面の半径R13,R19と仕上刃段差部17,18の外周面の半径R21との寸法差W17,W18を、0.3mm以上0.5mm以下に設定した。
【効果】特定のバニシング穴あけ工具において、撓み易い加工物に穴あけ加工をする際、加工時の弾性歪を避けて穴あけ精度を高めることができる。 (もっと読む)


【解決手段】ホールカッターは基端壁部4と基端壁部4から筒状に延びる刃筒5とを有する刃体1を備えている。刃体1の基端壁部4の外周には回転中心線10を中心とする円周方向Xへ周溝12が延設されている。ストッパとしてのリング14は、両端部15,16間で互いに突き合わされてその両端部15,16を互いに接近させる弾性を有し、周溝12に対し着脱可能に嵌め込まれてその周溝12の外側に突出している。刃体1に対しリング14を着脱することにより、一つのホールカッターでリング14の取付け状態Pとリング14の取外し状態とに変換することができる。
【効果】穿孔作業を簡単にすることができる。 (もっと読む)


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