説明

大豊建設株式会社により出願された特許

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【課題】簡素な構成により、ケーソン作業室内の空気がケーソン本体の外部に漏気することを確実に防止し、かつケーソン作業室内における地下水の水位を低く保って掘削作業性を向上させる。
【解決手段】ケーソン作業室16の内部にて、刃口部14の下端よりも高い位置に開口する空気排気口24と、一端が空気排気口24に繋がり、他端が大気に連通する空気排気通路25とを備えたことを特徴とする。空気排気口24は刃口部14の先端近傍に配置するのが望ましく、さらには空気排気口24を刃口部14の下縁水平方向に沿って複数箇所に配置するのがよい。 (もっと読む)


【課題】 接続すべきケーソンを、地盤改良や大掛かりな支保工を必要とせず、高い止水性と土留め性とを持って接続し得るケーソンの接続方法を提供すること。
【解決手段】 接続すべきケーソン1、2における妻側壁5、6の接続部17に縦穴24を形成し、この縦穴24に、妻側壁5、6の接続部17寄りに設けられた締結部材21、22と縦穴24内に挿入された補強部材25とコンクリート27とが一体をなすコンクリート壁体28を構築し、前記ケーソン1、2における側壁3′、4′とコンクリート壁体28、28とに囲まれた区域の地山を掘削し、前記側壁3′、4′を撤去し、妻側壁5,6間のすき間に間詰めコンクリート32を打設し、両ケーソン1、2を接続するようにした。 (もっと読む)


【課題】 トンネルを構成するセグメントの内部に地下水を通す通水手段を設ける。その内部に地下水導入の通水管、導入した地下水を通水手段を通して外部に排水する排水管を設けた、簡易構成であって構築が容易で、メンテナンス性も優れた透水セグメント、透水セグメントを用いたトンネルを提供する。
【解決手段】 地下水がある地盤に建設されるトンネル用セグメントであって、セグメント本体の内部には地下水の通水路となる通水手段を設ける。セグメント本体の厚さ方向には前記通水手段とほぼ直交するとともに連通するガイド管を設ける。セグメント本体には、前記セグメント本体内の前記通水手段と一端が連通された掃除用配管を設け、この掃除用配管の他端を前記セグメント本体の内面側に臨設し、メンテナンス用の着脱自在な掃除用止水栓が設けられた構成とした。この透水セグメントを組み立てトンネルを構築する。 (もっと読む)


【課題】 ケーソン掘削機の作業室、メンテナンスロック間の搬出入にあたり、横振れすることなく、安定した状態で昇降させることのできるニューマチックケーソンを提供する。
【解決手段】 ケーソン躯体本体に作業室スラブと上スラブを形成し、作業室スラブの下方に作業室を設け、作業室スラブと上スラブ間にケーソン掘削機を回収するためのメンテナンスロックを設け、作業室とメンテナンスロックの間にケーソン掘削機を通過させる開口部を設ける。
ケーソン掘削機を作業室から開口部を通して、メンテナンスロックに昇降させる場合、ケーソン掘削機が安定した状態で昇降させるために、吊り上げ架台に、位置決め装置、ガイド装置、傾斜修正装置、および掘削機固定装置を設置することにより、また、巻上装置を複数台使用して吊り上げ架台を昇降させることにより、ケーソン掘削機を絶えず安定した状態で昇降させる構成とした。 (もっと読む)


【課題】気泡を発生する圧縮空気供給装置等の機械自体の容量を大きくすることなく、より多くの底層部の滞留水へ酸素の溶け込ます量を増大させることのできる水質改善装置を提供する。
【解決手段】底面が開口した立体形状を呈し、閉鎖水域1の水底9に配置されることで、水底9との間に底層部の滞留水3と高圧の圧縮空気を貯めることのできる圧縮空気室4を形成可能なカバー体45と、圧縮空気室4内に圧縮空気3を送り込むための空気導入部17と、カバー体45の開口縁部46と閉鎖水域1の水底9との接触部から圧縮空気室4内の圧縮空気3を排出可能な排出部20とを備える。 (もっと読む)


【課題】アプローチトンネル兼道路トンネルシールドおよびアプローチトンネルから本線部分の道路トンネルにかけての築造方法を提供する。
【解決手段】横長のアプローチシールドを、円形、馬蹄形、または逆馬蹄形の道路トンネルシールドへ換装可能なシールドであって、前記アプローチシールドは、アプローチトンネル内の残置される残置部分と、上部または下部分であって撤去可能な撤去部分と、道路トンネルシールドへ転用される転用部分とを備え、前記転用部分に道路トンネルシールド新規製作部分を組み付け道路トンネルシールドへ換装する。トンネルを築造する場合、横長のアプローチシールドをシールド発進立坑から発進させアプローチトンネルを築造し、シールド換装用立坑またはシールド換装用地中空間で前記アプローチシールドの一部を転用して道路トンネルシールドを換装し、この道路トンネルシールドにより道路トンネルを築造する。 (もっと読む)


【課題】 上部の透水係数の高い地山をニューマチックケーソン工法により施工し、岩盤部分を素掘りやナトム工法により的確に施工し得る地下構造物の構築時における止水方法を提供すること。
【解決手段】 ケーソンの刃口2の先端部が岩盤22に到達するまでの透水性の高い地山21を、ニューマチックケーソン工法により掘削してケーソンを沈下させて行き、ケーソンの刃口2の先端部が岩盤22に到達したとき、ケーソン躯体1の外面と地山21間の空隙にグラウト材を充填する。ついで岩盤部分を素掘りやナトム工法により掘削し、岩盤部分の掘削中に、その岩盤22から湧水が発生した場合は、湧水圧に見合った作業気圧を掛けて一時的に湧水を止めた後、止水グラウトを行い、岩盤部分を所定深さまで掘削し、所定の地下構造物を構築するようにした。 (もっと読む)


【課題】地下や山岳のトンネル掘削工事において発生する粉塵を集めて除去する湿式集塵機において、粉塵の除去効率を高め、周辺環境への悪影響を軽減する。
【解決手段】湿式集塵機1は、貯留槽3と、導入部19と、散水部21と、風管22と、送風機23とを備えている。貯留槽3には、ケーシング5内の液面を泡立たせる気泡発生装置7と、粉塵空気のミストを除去するエアフィルター20とが設けられている。粉塵空気は、散水部21と貯留槽3の2箇所で水と混合し、貯留槽3では、液面が泡立った状態の水を通過する。その結果、粉塵が水と強固に混合され、粉塵の除去効率が高まる。また、エアフィルター20でミストが除去されてから排出されるため、周辺環境への悪影響が軽減される。 (もっと読む)


【課題】シールド工法や密閉型推進工法で地下トンネルを構築する際に、切羽の安定を維持するとともに、地盤改良を確実に行うことが可能な地盤改良方法を提供する。
【解決手段】切羽10とシールド隔壁7とに跨る形でガイド筒30を配置し、ガイド筒30に地盤改良装置40を挿入する。地盤改良装置40をガイド筒30より前方に移動させて地山25を削孔し、地山25にジェットノズル46から地盤改良材を噴射して固化体26を築造する。地盤改良材の噴射に伴って発生する余剰物をガイド筒30を通じてシールド隔壁7の後方へ排出する。これにより、シールド機1の内部から地山25を地盤改良する際に、余剰物がカッターチャンバー9内に流れ込む事態を防止し、カッターチャンバー9内の泥水の劣化を防止して切羽10の安定を維持できる。また、余剰物の排出圧力を一定に保持すれば、一定量の余剰物を排出することができ、地盤改良を確実に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】
解体作業を容易とし、工期、コストを削減し得、かつ廃棄物を低減し得る経済的なアプローチ用ケーソン、およびそのケーソンを用いてなるトンネル用アプローチ部の構築工法を提供する。
【解決手段】
ニューマチックケーソンの道路縦断方向側の第1の側壁を組立解体自在であって山留壁の機能を有する仮壁で構成し、この仮壁と接続ないし固定される道路横断方向側の第2の側壁をコンクリートで構成し、前記第1の側壁下部はケーソン躯体下方部に形成された圧気スラブ上部に固定され、かつ上部は支持手段ないし固定手段により支持ないし固定された構成とした。また、第1の側壁を解体して各ケーソンを連結してトンネル用アプローチ部とした。 (もっと読む)


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