説明

大豊建設株式会社により出願された特許

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【課題】潜水作業の容易化、単純化及び短縮化が図れ、工期を短縮することができる締切用止水壁体を提供する。
【解決手段】締切用止水壁体は、構造物の水面下にある台座上に囲壁状に設置された止水構造の床台11と、この床台11上に所定の間隔で立設された支柱16を有する内部フレームと、これらの支柱16間にそれぞれ挿入又は外装される複数の分割止水プレート19で構成される止水壁を備える。締結手段で床台11と分割止水プレート19間、及び支柱16と分割止水プレート19間の少なくとも一方を止水用のシール材20−1、20−2を介在して締結し、水圧による外圧を受けた分割止水プレート19でシール材を圧縮することで止水効果を発揮することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ニューマチックケーソン工法における漏気防止並びに掘削沈下に伴う地山崩落を防止するための多液固結型滑材の注入装置、およびオープンケーソン工法における掘削沈下に伴う地山崩落を防止するための多液固結型滑材の注入装置を提供すること。
【解決手段】ケーソンの刃口2の先端部近傍に、多液固結型滑材の原材料をそれぞれ圧送する複数の注入管19−1、19−2が接続された多液混合室18を設け、これらの注入管における原材料の吐出方向に対向して多液混合板20を配置し、注入管から導入された原材料を多液混合室18で攪拌して混合し、滑材を生成してケーソンの刃口の先端部近傍の滑材吐出口22から地山方向へ吐出する。この滑材吐出口22を挟んで、ケーソンの刃口外周の全周に帯状に第1、第2の分散誘導壁14−1、14−2を配置し、滑材吐出口から吐出された滑材を刃口外周の全周に導き分散させる。 (もっと読む)


【課題】 管理ミスを防止してより作業員の安全性を高めることができる、ニューマチックケーソン工法における減圧管理システムを提供すること。
【解決手段】 作業者を識別する識別情報、予め記録されている上記作業者の高気圧下作業履歴と減圧履歴および酸素暴露履歴、作業室3内の最高圧力に基づいて減圧管理情報を作業者毎に生成して報知し、マンロック10−1内の圧力と時間が上記減圧管理情報と一致しているか否かを監視し、かつ上記減圧管理情報に基づいて作業者毎に高気圧下作業履歴と減圧履歴および酸素暴露履歴を更新して管理装置11に記録する。上記作業者は圧力の経時変化を記録する携帯型端末19を携行して作業し、減圧終了後に、上記携帯型端末19に記録された圧力の経時変化と、上記管理装置11で生成した減圧管理情報と照合して実測値と理論値を比較することにより、適正な減圧プログラムが実施されたか否かを検証する。 (もっと読む)


【課題】 掘削作業の能率向上を図れ、かつ目的構造物の外側に仮設用地が不要で狭隘地の施工にも好適な圧入ケーソンおよび圧入ケーソン工法を提供すること。
【解決手段】 ケーソン1の側壁設置位置下の刃口コンクリートに貫通孔11を形成し、この刃口コンクリートの直上に、グランドアンカーの反力を受ける専用のアンカー反力支持装置15を設け、ケーソン1の刃口2下の支持地盤Gに定着させたアンカー体12に連結したテンドン13を上記貫通孔11と上記アンカー反力支持装置15に連通し、上記テンドン13の他端を引張装置17により引っ張り、任意の作業および期間に引張装置17による圧入作業を行って掘削と沈下を繰り返し、側壁コンクリート16の打設ロット毎に掘削と沈下を繰り返してケーソン1を所定の深さまで沈設する。 (もっと読む)


【課題】硬質地盤に対しケーソン躯体を沈下させる場合、1回当たりの沈下量を少なくしたりして振動発生を防止するようにしていたので、作業性が悪い。また、振動により作業を中断することがある。軟弱地盤ではケーソン躯体が傾いたり、急激沈下や過沈下が生ずるといった課題があった。
【解決手段】下方に刃口を有する側壁と、この側壁の下部に設けられた作業室スラブとを有し、この作業室スラブの下方が作業室となるケーソン躯体において、前記作業室スラブの適位置に、伸縮自在であって先端部に、伸長時に作業室内の地山と当接可能な支圧板が設けられた複数本のケーソン躯体沈下調整用のジャッキ装置を設けたニューマチックケーソンを用い、ケーソン躯体を徐々に沈下させることができるようにし、硬質地盤での振動発生、軟弱地盤でのケーソン躯体の傾き、急激沈下や過沈下を防止した。 (もっと読む)


【課題】アンカー材に高い緊張力を負荷でき、また、アンカー材の施工誤差を柔軟に吸収できるようにする。高い気圧でも気密性を十分に確保する漏気防止装置を提供する。
【解決手段】アンカー材1は複数のグリース入りのアンボンドPC鋼より線11からなる。漏気防止装置2は、充填材21が収容され各PC鋼より線11を挿通するケーシングパイプ3と、ケーシングパイプ3の上下各開口に設けられ、各PC鋼より線11を個別に挿通する挿通部40、50及び各PC鋼より線11に装着されるグランドパッキン12を圧縮するパッキン圧縮部40p、50pを有する上部ヘッド4及び下部ヘッド5とを備える。 (もっと読む)


【課題】ニューマチックケーソン工法を用いて掘削作業を行う際に、地上走行式掘削機の転倒を防止するとともに走行不能状態から復旧させる。
【解決手段】ケーソン作業室10の天井にレール120を固定し、このレール120にプレーントロリ130を設置する。また、地上走行式掘削機110には、伸縮管150を設置する。そして、プレーントロリ130と伸縮管150とを、転倒防止チェーン140で繋ぐ。さらに、地上走行式掘削機110にウインチ170を設置し、プレーントロリ130に繋がれた復旧ワイヤ160を巻き取れるようにする。地上走行式掘削機110が大きく傾斜したときは、転倒防止チェーン140及び伸縮管150の引っ張り力で転倒を防止できる。地上走行式掘削機110が大きく傾く等して走行不能になったときは、ウインチ170で復旧ワイヤ160を巻き取ることで地上走行式掘削機110を上方向に引っ張り、穴から脱出し易くする。 (もっと読む)


【課題】ニューマチックケーソン工法におけるケーソン躯体の沈下時の衝撃・振動を緩和することができ、かつ、設置撤去の時間を短縮可能な振動緩和構造体を提供する。
【解決手段】ニューマチックケーソン工法におけるケーソン躯体1の作業室2の天井スラブ3とその下方の地盤Gとの間に配置されて、ケーソン躯体の沈下時にその衝撃荷重を受ける振動緩和構造体10であって、作業室の天井スラブから下方に突出して設けられ剛性の高い材料で構成された伝達材20と、伝達材の下方に載置され所定の衝撃荷重を受けたときに変形するクッション材30と、伝達材の下方に載置されクッション材と伝達材又は地盤との間に生じる間隙S分を埋めるべく配置される間隙調整材50とを有し、ケーソン躯体の沈下時に、伝達材を介してクッション材に衝撃荷重が伝えられ、クッション材が変形することで衝撃荷重を低減させる。 (もっと読む)


【課題】推進工法における切羽の障害物除去作業を簡易な工程でしかも低コストで行えるトンネル用気圧維持装置を提供する。
【解決手段】トンネル用気圧維持装置1Aは、気閘室2を備え、発進立坑104内部において推進管101に着脱自在に設けられたブロック本体1を備え、ブロック本体1は、トンネル本体107側に臨む第一の圧気扉7と、大気側に臨む第二の圧気扉8とを備える。推進管101に着脱自在に嵌合される第一の連結部6aを備える。トンネル本体107の内部に向けて推進管101を押圧するジャッキによって大気側壁面5を押圧されることで、ブロック本体1が嵌合部20を介してトンネル本体107に気密状態に連結される。 (もっと読む)


【課題】 高含水地盤に既設のマンホールと下水道管との接合の耐震化工事中、地下水浸入抑制のためマンホール内部の空気を加圧した圧気状態としたまま、作業性の良い構成で人員や機材をマンホール内に搬入出可能とするマンホール作業用圧気工法と圧気蓋装置の提供。
【解決手段】 圧気工法は、圧気蓋装置を、頭部を閉じて底部に開口を設けたロックの内部を頭部側のロック室と底部側の連通室とに圧気扉付床板で仕切り、ロック室と連通室を個別に加減圧可能として設置し、連通室の開口を、パッキンを介して地表面のマンホール蓋受部に嵌合させ、圧気扉を閉じて連通室を加圧してマンホール内を圧気状態にし、工事を施工させる。ロック室を圧気状態にすれば圧気扉を開けて搬入出可能となる。パッキンはロックの重量のみで気密な嵌合を保つ一方、過剰加圧の際は過剰気圧の外部への漏気を許す。重量は重錘で加減される。 (もっと読む)


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