説明

大豊工業株式会社により出願された特許

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【解決手段】 斜板式コンプレッサ1に設けられたシュー5であって、ピストン4に形成された半球状の凹部4aに摺接する薄肉状の球面部11と、斜板3に摺接する薄肉状の端面部12と、球面部11および端面部12の中央を連結する連結部13とを備えている。
このため、上記球面部11と端面部12の間には内部空間が形成されるとともに、球面部11の外周端と端面部12の外周端との間には上記内部空間に連通する間隔が形成されている。
【効果】 球面部が弾性変形してピストンの凹部の形状になじむので、従来同様の軽量なシューを安価に提供することができる。 (もっと読む)


【課題】コスト低減のために中間層を化成処理方法により形成せしめて、低コストで製造することができる、鉄基材上に、化成処理皮膜、並びに熱硬化性樹脂及び固体潤滑剤を含む樹脂皮膜を形成してなり、200℃以上の高温に耐え得る高耐熱性のスラスト軸受用摺動部材を提供すること
【解決手段】ショットブラスト処理を行った鉄基材上に、リン酸亜鉛カルシウムの化成処理皮膜を形成し、さらに200℃以上の温度での焼成が必要な熱硬化性樹脂及び固体潤滑剤を含む樹脂皮膜を形成してなることを特徴とするスラスト軸受用摺動部材。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用すべり軸受の摺動面に従来被着されていた鉛系オーバレイよりも耐焼付性が優れたオーバレイを提供する。
【解決手段】裏金に接合されたもしくはされない、Sn含有量が15重量%以下であるCu−Sn系銅合金の軸との摺動面に、Agと不純物からなり、厚さが0.01〜2.0μmの銀層が被着されてなり、前記銀被着層に、当該銀被着層のAgと、前記Cu−Sn系合金から拡散したSnとの化合により生成した、h−Ag−Sn(ζ)又はAg−Sn共晶が分散している。 (もっと読む)


【課題】ハウジングが腐食する場合であっても、耐熱フィルターに径方向内側の圧縮力が加わるのを抑制可能なバルブアセンブリを提供することを課題とする。
【解決手段】バルブアセンブリ1は、ガス通路200と弁軸孔201とが形成されたハウジング2と、弁軸孔201に移動可能に挿通される弁軸300と弁軸300に連結される弁体301とを有するバルブ30と、弁軸孔201内周面と弁軸300外周面との間に介装され排気ガス中の塵埃を捕集する筒状の耐熱フィルター32a、32bと、を備える。ハウジング2は鋳鉄製である。バルブアセンブリ1は、さらに、弁軸孔201内周面と耐熱フィルター32a、32b外周面との間に介装される補強カラー35a、35bを備える。補強カラー35a、35bは、耐熱フィルター32a、32bよりも剛性が高い。補強カラー35a、35bの少なくとも表面は、鋳鉄よりも耐食性が高い高耐食材製である。 (もっと読む)


【課題】高速、高負荷摺動条件における摺動特性の向上を可能とする斜板式コンプレッサーの斜板用摺動材組成物を提供すること。
【解決手段】 ベース樹脂と固体潤滑剤とを含む斜板式コンプレッサーの斜板用摺動材組成物において、
前記ベース樹脂が、下記式(1)を満たすポリイミド樹脂およびポリアミドイミド樹脂から選ばれる少なくとも一種であり、前記固体潤滑剤がポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロエチレン・プロペンコポリマー(FEP)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂、エチレン・テトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、エチレン・クロロトリフルオロエチレンコポリマー(ECTFE)および黒鉛からなる群から選択された少なくとも一種であることを特徴とする、斜板式コンプレッサーの斜板用摺動材組成物。
Y≧−0.76X+200 ・・・ 式(1)
[上記式(1)中、Yは25℃における樹脂の引張強度(MPa)、Xは25℃における樹脂の伸び(%)を意味する] (もっと読む)


【課題】冷却性を良好にすること
【解決手段】軸部Vsと、この軸部Vsの一端に設けた傘部Vhと、この傘部Vhから軸部Vhまでの間で内部にて連通する密閉された中空部4と、この中空部4内に封入された冷媒5と、を備えた内燃機関用中空バルブ10Aにおいて、その傘部Vhは、内燃機関の燃焼室CCの壁面の一部を成す燃焼室壁面3aと中空部4の壁面の一部を成す中空部壁面3bとが形成された壁面部位(下部キャップ3)を有し、この壁面部位と少なくとも冷媒5又は軸部Vsの内の何れか一方の伝熱対象との間で高い熱伝導を行う高熱伝導部材6Aを中空部壁面3bに対して少なくとも1つ配設すること。 (もっと読む)


【解決手段】 ベーン式バキュームポンプ1は、ポンプ室2に空気を吸い込む吸気通路11の近傍に設けられ、ベーン6の逆回転時におけるベーンの回転方向前方側の空間Aと後方側の空間Bとを連通させて、該前方側の空間Aから後方側の空間Bに潤滑油を逃がす逃がし溝21を備えている。上記逃がし溝21はサイドプレート4に設けられており、かつ上記ベーン6の逆回転時におけるベーンの回転方向後方側となる上記逃がし溝の壁面21Aは、該逃がし溝の底面21Bよりも開口側が拡開した傾斜面となっている。逃がし溝の他方の壁面21Cも、底面よりも開口側が拡開した傾斜面とすることが好ましい。
【効果】 逃がし溝21の断面形状を断面方形とした場合に比較して、円滑に異物や摩耗粉22を逃がし溝21内から排除することができる。 (もっと読む)


【解決手段】 裏金3の表面上に焼結合金層4を積層させて形成し、その後、焼結合金層4を形成した裏金3に中間圧延機構15によって圧延処理を施す。その際、凹部成形機構17によって焼結合金層4の表面に多数の凹部5を形成する。その後、裏金3と焼結合金層4に対して仕上げ焼結処理を施して製品としての摺動部材2を製造する。
仕上げ焼結処理の前に焼結合金層4の表面に凹部5を形成するので、凹部5の空間に臨む焼結合金層4の表面と内部における組織の層状化と加工硬化が生じることを抑制できる。
【効果】 摺動部材2における凹部5にひび割れが生じることを抑制することができ、しかも摺動部材2を切断した際に切断面が凹部5と重合しても、該凹部5の隣接部が欠落することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】ホイールへの貼り付け時の作業性に優れたホイールバランスウェイトを提供すること。
【解決手段】本発明のホイールバランスウェイトは、ウェイト1と、粘着シール部2と、剥離紙3と、を有するホイールバランスウェイトにおいて、剥離紙3の粘着シール部2よりも突出した突出部30は、少なくともウェイト1の重心に対応した位置に形成され、かつウェイトの重心に対応した位置に切り欠き300をもつことを特徴とする。本発明のホイールバランスウェイトは、組み付け作業前に剥離紙3にもウェイト1の重心位置が表示されたことで、ホイールへの位置決めを簡単に行うことができ、ホイールに組み付けるときの作業性が向上した。 (もっと読む)


【解決手段】 可変容量型圧縮機1は、従来公知の容量制御弁31とは別にオイルポンプ51を備えている。
オイルポンプ51は、吐出ガス室8の圧力とコイルばね58によって弁座56に着座する弁体53を備えるとともに、通路65を介して1つの圧縮室5の圧力が作用するピストン54を備えている。
圧縮室5の圧力が所定値以上となるとコイルばね58が圧縮されて弁体53が弁座56から離座するので、軸方向孔52Aが開放される。すると、吐出ガス室8内の冷媒ガスと潤滑油が通路61、66とオイルポンプ51内を経由してクランク室15に供給される。
【効果】 可変容量型圧縮機1の負荷の大きさに応じた潤滑油をクランク室15に供給できる。 (もっと読む)


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