説明

大豊工業株式会社により出願された特許

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【課題】異物排出製の良好なすべり軸受を提供する。
【解決手段】すべり軸受4は、一対の半割り軸受11、12の突き合わせ面11A、12Aを突き合わせて円筒状に形成されている。上記突き合わせ面11A、12Aの位置には、クランクピンの給油孔の移動軌跡と重合させて半径方向の貫通孔7が形成されており、さらにこの貫通孔7に連通させて、すべり軸受4の外周面に軸方向の異物排出溝8が形成されている。クランクピンが回転される際に、上記給油孔から上記貫通孔7にも直接潤滑油が供給される。その潤滑油に含まれる異物は、貫通孔7内を通過してから異物排出溝8を介してすべり軸受4の外部へ排出される。 (もっと読む)


【課題】 マグネシウム合金をエッチングし、またすずめっきをする際の密着性を良好にする。
【解決手段】エチレンジアミン四酢酸2ナトリウム(EDTA−2Na)と水からなるクロム酸フリー水溶液によるエッチング処理を行った後、不働態化処理、Znの置換めっきを行い、引続いてすずめっきを行なう。不働態化処理と亜鉛置換めっきの中間にピロリン酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム及びフッ化ナトリウムを含有する水溶液による活性化抑制処理を行なうことができる。 (もっと読む)


【解決手段】 シュー5は、ピストン4の半球状凹部である摺動面4aと摺動する球面部5Aと、斜板3と摺動する端面部5Bと、これら球面部5Aと端面部5Bとの間に形成される円柱状の筒状部5Cとを備えている。筒状部5Cの外周面には、多数の直線状の油溝5Fが形成されている。
斜板式コンプレッサ1の非作動状態では、冷媒から分離した潤滑油はシュー5の筒状部5Cの各油溝5F内に保持される。斜板式コンプレッサ1の起動時には、油溝5F内の潤滑油が摺動部分である球面部5Aと端面部5Bに供給される。
【効果】 従来と比較して潤滑性に優れたシュー5を提供することができる。 (もっと読む)


【解決手段】 金属ガスケット1は第1ガスケット基板11と第2ガスケット基板21とを備えており、第1ガスケット基板に、円周方向に連続して燃焼室孔3を囲む断面コ字形の段差ストッパー12と、該段差ストッパーの外周側で円周方向に連続して該段差ストッパーを囲む第1ボアビード13とを形成している。他方、第2ガスケット基板には、上記段差ストッパーと重合する位置に円周方向に連続するサブビード23を形成している。
【効果】 安定して優れたシール性を確保し、しかも構成が複雑となるのを可及的に防止すると共に、安価に製造することができる。 (もっと読む)


【解決手段】 軸受装置1は、ハウジング3およびキャップ6の側面にスラスト軸受7を収容する環状凹部3a、6aが形成され、また上記スラスト軸受7におけるロア側半割スラスト軸受12の外周には回転防止突起12bが設けられるとともに、上記キャップ7に形成された環状凹部6aには上記回転防止突起12bが嵌合する回転防止溝6bが形成されている。
上記回転防止溝6bは上記環状凹部6aよりも深く形成されるとともに、上記ロア側半割スラスト軸受12におけるクランクアーム側の表面には、上記回転防止突起12bからロア側半割スラスト軸受12の内周部にかけて溝12cが形成されている。
【効果】 スラスト軸受の片あたりを防止するとともに、応力集中による破損を可及的に防止することができる。 (もっと読む)


【解決手段】 斜板式コンプレッサ1は、回転軸を中心に回転する斜板3と、該斜板の回転に伴って進退動するとともに半球凹状の摺動面の形成されたピストン4と、上記斜板に摺接する平坦状の端面部12および上記ピストンの摺動面4aに摺接する球面部11の形成されたシュー5とを備えている。
上記シューにおける上記球面部と端面部との間に筒状部13を形成するとともに、該筒状部と端面部との境界部分を囲繞して上記斜板に摺接するフランジ部14を形成し、さらに上記フランジ部は上記ピストンの摺動面を含む仮想球面Sの内部に位置し、筒状部の径d2は上記ピストンにおける摺動面の開口部の径d3よりも小径となっている。
【効果】 シューの潤滑を良好に行うことが可能である。 (もっと読む)


【解決手段】 斜板式コンプレッサ1に設けられたシュー5は、ピストン4に形成された半球凹状の摺動面4aに摺接する球面部11と、斜板3に摺接する平坦状の端面部12とを備え、上記球面部11および端面部12を一体的に形成するとともに、上記球面部11および端面部12を薄肉状に形成して内部空間Sを形成している。
さらに、上記球面部11と端面部12との境界部分を囲繞するように、上記斜板3に摺接するフランジ部13を形成している。
【効果】 端面部が中凹状態となるのを可及的に阻止し、油膜切れによる斜板の焼付きや斜板の摩耗を防止することができる。 (もっと読む)


【解決手段】 ベーンポンプ1は、内周カム面2aが形成されたハウジング2と、このハウジング2の端面を閉鎖してハウジング内にポンプ室3を形成するサイドプレート4と、上記ポンプ室に回転自在に設けたロータ5と、このロータによって回転され、上記ポンプ室内を複数の空間に区画するベーン6とを備えている。上記サイドプレート4は、上記ハウジング2の端面2cを閉鎖する閉鎖位置と、該閉鎖位置から離隔して上記ベーン6によって区画された複数の空間を相互に連通させる開放位置とに移動可能に設けられている。
【効果】 サイドプレート4を閉鎖位置に位置させた際には、従来周知のベーンポンプと同様に作動させることができる。またサイドプレート4を開放位置に位置させた際には、ベーンによって区画された複数の空間を相互に連通させてポンプ作用をなくすことができるので、無駄な損失トルクの発生を低減することができる。 (もっと読む)


【解決手段】 排気絞り弁1は、ガス通路2aの形成されたハウジング2と、該ハウジング2に回転自在に軸支された第1、第2弁軸3、4と、第1弁軸に連結された大弁体5と、上記第2弁軸に連結された小弁体6とから構成されている。
上記大弁体には連通孔17が穿設され、上記第2弁軸には上記小弁体を上記大弁体に当接する方向に付勢する付勢手段が設けられている。
上記大弁体がガス通路を閉鎖するとともに上記小弁体によって連通孔が閉鎖された状態(図2(b))から、ガス通路内のガスの圧力が上昇すると、付勢手段の付勢力に抗して上記小弁体が大弁体から離脱し、上記連通孔が開放されるようになっている(図2(c))。
【効果】 構成が容易で流通するガスの温度差に左右されずに排気圧の調整を行うことができる。 (もっと読む)


【解決手段】 斜板3は、鉄系材料からなる基材11と、この基材11の端面を覆って設けられた硬質の第1樹脂層12と、この第1樹脂層12を覆って設けられた軟質の第2樹脂層13とから構成されている。第1樹脂層12の表面には螺旋状の環状溝12Aが形成されており、その第1樹脂層12の断面形状に倣って第2樹脂層13が設けられている。
斜板3の摺動面3Aには軟質の第2樹脂層13があるので、摺動初期のなじみ性が良好な斜板3を提供できる。また、第2樹脂層13の一部が摩滅すると、硬質樹脂である第1樹脂層12の山部12が露出するので、耐摩耗性が良好な斜板3を提供できる。
【効果】 摺動特性に優れた斜板3を提供することができる。 (もっと読む)


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