説明

大豊工業株式会社により出願された特許

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【課題】I孔タイプのクランクシャフト、並びに、油溝偏芯型のアッパーメタルを具備するエンジンにおいて、ロアメタルの欠品を確実に確認できるエンジンおよびエンジンのロアメタル欠品検査方法を提供する。
【解決手段】半リング形状のアッパーメタル20およびロアメタル30と、を具備し、前記アッパーメタル20と前記ロアメタル30とは、前記アッパーメタル20の下端面20A・20Bと前記ロアメタル30の上端面30A・30Bとで当接し、前記アッパーメタル20は、内周面側に一方の下端面20Aから他方の下端面20Bまで周方向に油溝21が形成され、前記油溝21の深さは、前記アッパーメタル20の内周に対し偏心しており、かつ、前記下端面20A・20Bではゼロであって、前記油溝21の下端部(下端面20A・20Bが形成されている部分の近傍)には、前記下端面20A・20Bに開口する切り欠き25・25が形成される。 (もっと読む)


【課題】荷重集中部位が存する場合であっても、該部位において十分な油膜圧力を発生させて摩擦損失を低減することができるピストンピンのすべり支持構造を提供する。
【解決手段】ピストンピンのすべり支持構造は、相対的に回転可能なピストンピン120及びピストンピンボス106の摺動面間に潤滑油が供給されるピストンピン120のすべり支持構造において、ピストンピン120とピストンピンボス106との荷重集中部位に対応する摺動面領域Xを挟み潤滑油の流れ方向の上流側及び下流側のピストンピン120の摺動面領域に、他よりも撥油性の高い領域Yが設けられている。 (もっと読む)


【課題】十分な油膜圧力を発生させて摩擦損失を低減することができるバランスシャフトのすべり支持構造を提供する。
【解決手段】相対的に回転可能なバランスシャフト20及びジャーナルベアリング26の摺動面間に潤滑油が供給されるバランスシャフトのすべり支持構造において、バランスシャフト20とジャーナルベアリング26との荷重集中部位に対応するバランスシャフト20の軸部24の摺動面部位Xを挟み、潤滑油の流れ方向の少なくとも上流側及び下流側の摺動面領域に、他よりも撥油性の高い領域Yが設けられている。 (もっと読む)


【解決手段】摺動部材2の製造システム1は、先ず1次焼結工程において裏金3上に焼結合金層4を積層させて形成する。その後、凹部成形機構14によって焼結合金層4の表面に多数の凹部を形成する。次に、裏金3および焼結合金層4を圧延ロール15によって圧延した後に、焼結合金層4に2次焼結処理を施す。これにより、表面に多数の凹部を備えた摺動部材2を製造するようになっている。
【効果】1次焼結工程の後に焼結合金層4に凹部を形成するようにしているので、凹部とその周辺部に加工硬化が生じる事を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】噛合い面において十分な油膜圧力を発生させることにより、摩擦損失を低減して長寿命化を図ることができる歯車装置を提供する。
【解決手段】駆動歯車10と被駆動歯車20の噛合い面間に潤滑油が供給される歯車装置において、駆動歯車10と被駆動歯車20との噛合い面の少なくとも噛合い始めの歯元領域12X1と歯先領域22Y1に、撥油膜12Z1、22Z1が形成されている。 (もっと読む)


【課題】異物排出性が良好なすべり軸受を提供する。
【解決手段】すべり軸受1は、一対の半割り軸受11、12の突き合わせ面11A、12Aを付き合わせて円筒状に形成されている。上記突き合わせ面11A、12Aの内周縁4に隣接する摺動面3には、すべり軸受1の軸方向に対して傾斜させた2本の異物排出溝5、5’が形成されている。摺動面3に潤滑油が供給された際に、該潤滑油に混入した異物6は上記異物排出溝5、5’によって捕捉され、その後、端面7、8に開口した端部5A、5B(5A’、5B’)からすべり軸受1の外部へ排出される。 (もっと読む)


【課題】荷重集中部位が存する場合であっても、該部位において十分な油膜圧力を発生させて摩擦損失を低減することができる軸部材のすべり支持構造を提供する。
【解決手段】相対的に回転可能な軸部材A及び支持部材Bの摺動面間に潤滑油Cが供給される軸部材Aのすべり支持構造において、軸部材Aと支持部材Bとの荷重集中部位(EからF)に対応する摺動面部位を挟む潤滑油の流れ方向の上流側(DからE)及び下流側(FからG)の摺動面領域に、他よりも撥油性の高い領域が設けられている。 (もっと読む)


【課題】高面圧部位における潤滑油の導入及び保持特性を良好に維持すると共に、フリクション(摩擦損失)の低減を図ることができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10のスカート部20の少なくともスラスト方向外周面に、ピストン10の上下運動方向において、スカート部20のほぼ中央の高面圧領域20Aを挟む少なくとも上側領域及び下側領域に撥油膜層40U及び撥油膜層40Lが形成されている。 (もっと読む)


【解決手段】 排気絞り弁1は、ガス通路2aの形成されたハウジング2と、該ハウジングに回転自在に軸支された第1、第2弁軸3、4と、第1弁軸に連結された大弁体5と、上記第2弁軸に連結された小弁体6とから構成されている。
大弁体には連通孔5aが穿設され、第2弁軸には小弁体を大弁体に当接する方向に付勢する付勢手段が設けられている。
大弁体がガス通路を閉鎖するとともに小弁体によって連通孔が閉鎖された状態では(図2(b))、第2弁軸および小弁体は連通孔の部分を除いてガス通路の上流側に露出しないようになっており、ガス通路内のガスの圧力が上昇すると、付勢手段の付勢力に抗して小弁体が大弁体から離脱して連通孔が開放されるようになっている(図2(c))。
【効果】 排気圧力が大きくなっても第2弁軸を抵抗なく回転させることができ、安定した排気圧力制御機能を得ることができる。 (もっと読む)


【解決手段】 すべり軸受1は、一対の半割り軸受11、12によって円筒状に形成されている。半割り軸受11、12の突き合わせ面11A、12Aの内周縁に凹部からなるダストポケット4が形成されるとともに、該ダストポケット4から連続して摺動面3に異物排出溝5、5’が形成されている。
ダストポケット4に潤滑油が供給される際に、該潤滑油中に混入している異物6は上記ダストポケット4によって捕捉され、その後、上記異物排出溝5、5’を介してすべり軸受1の外部へ効率的に排出される。
【効果】 異物排出性が良好なすべり軸受1を提供することができる。 (もっと読む)


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