説明

中村留精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】ディスプレイパネル用のガラス基板やセラミックス板などの硬質脆性板の辺縁の面取、端面仕上その他の整形加工に特に適した装置に関し、加工面にうねりなどの面精度の低下を生じさせないで高速加工を行うことができるようにする。
【解決手段】加工しようとするワーク辺縁の砥石7に対する相対送り方向と平行ないし略平行な砥石軸6回りに回転する円盤砥石7の、ワーク進入側を小径とした円錐周面10で、当該辺縁を研削加工する装置において、円盤砥石の円錐周面10のワーク退出側外周面に前記相対送り方向と平行に当該辺縁に接触する平行接触周面11を設ける。砥石軸6の軸方向に間隔を隔てて複数枚の順次深く切り込ませる円盤砥石7・・・を配置することにより、加工速度、特に硬質脆性板に対する加工速度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】ベッド面がオペレータ側に向いて傾斜したいわゆるスラント型のベッドを備えた旋盤に関し、主軸軸線26の奥側上方に配置したY軸移動可能な刃物台にB軸旋回する回転工具軸が設けられている旋盤の当該工具軸に装着した工具とワークとの接近性を改善して、より高い工具の支持剛性を実現できるようにする。
【解決手段】上刃物台14のX軸ガイド面12の傾斜角をベッド面5a、すなわち下刃物台のX軸ガイド面の傾斜角より大きくすることによって、上刃物台14に装着された工具とワークとの接近性を改善する。主軸軸線26は、ベッド面5aより高い位置にあるので、この高さをhとし、上刃物台のX軸ガイド面12aをベッド面5aより角度差Δθだけ急勾配にすると、回転工具軸18はhsinΔθだけ主軸軸線26に接近することとなり、この分だけ上刃物台14からの工具27の張出し量を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】ワークを把持するチャックと工具を装着する刃物台、特にタレット刃物台を備えた工作機械において、工具がワークやこれを把持するチャックに衝突するのを回避するための干渉領域の設定作業を容易かつ誤りなく行うことができるようにする。
【解決手段】刃物台に装着した接触センサ2をチャック表面及びワーク表面の複数箇所に接触させたときの刃物台の座標と、主軸側に装着した接触センサに前記刃物台に装着した工具及び工具ホルダを複数方向に接触させたときの刃物台の座標とから、チャックとワークが占める領域及びタレットの割出位置毎の刃物台の移動に対応する各工具の占める領域の軌跡を演算し、それらの領域の干渉をチェックすることにより、工具がチャックやワークに衝突する時の刃物台の位置を演算する。 (もっと読む)


【課題】工作機械、特に旋盤でのワーク加工中において、チャック、工具、刃物台などの機械稼動部の衝突や干渉をオペレータやプログラマーに負担をかけることなく簡単に、かつより確実に回避可能にする。
【解決手段】カメラやビジョンセンサなどの画像取得手段8、9が取得した画像から輪郭抽出により、チャック3、工具7、17、刃物台ケーシング12、カバー1、2、5などの形状や位置関係を検出して、設定した領域に移動したときに機械を停止させること、あるいは、加工液などで機械稼動部の位置を画像取得手段8、9の画像から認識できないような場合は、予め加工液を使用しない状態で、各機械稼動部の形状や位置を取得して、その画像解析によって得られる干渉領域をNC装置に設定して、機械稼動部が設定された干渉領域に移動したときに、機械を停止させる。 (もっと読む)


【課題】液晶用ガラス基板その他の硬質脆性基板の側辺加工を行う装置に関し、必要に応じて面取加工と同時にトリミング加工も可能な側辺加工装置を提供する。
【解決手段】ワークを定置するテーブル2の相対移動方向両側にトリミング砥石5と面取砥石3とを配置する。好ましくは、テーブル2の一側に面取砥石3を配置し、他側に面取砥石3とトリミング砥石5とを配置する。面取砥石3とトリミング砥石5とは、個別にワーク幅方向及び上下方向に位置設定可能に設ける。トリミング砥石5を振動させる加振装置を設けることにより、面取砥石3とほぼ同じ送り速度で加工を行うことができる。従来の面取機と同様な加工のほか、必要に応じて、面取加工と同時にトリミング加工を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】レンズ芯取機や記録媒体用ディスクの周縁加工装置その他の、比較的小型のディスク(円板状ワーク)を加工する装置のディスクの乾燥方法に関し、加工ステージでワークを短時間で乾燥することができる技術手段を提供する。
【解決手段】加工済ワーク9を回転スピンドル5の先端に保持したまま当該スピンドルを高速回転すると共に、ワークの反保持側の面に乾燥空気を斜めに噴射することにより、回転による遠心力と噴流による吹き飛ばし力との相乗作用により、ディスクに付着した加工液を除去して高速乾燥を実現した。噴射する空気として加熱空気を用いることにより、加工液を除去した後のディスク表面の乾燥を図ることができる。加工ステージでワークの乾燥が行われるので、乾燥装置を別途設ける必要がなく、また乾燥が遠心力及び空気噴流による加工液の飛散作用と併用して行われるので、短時間での乾燥が可能になる。 (もっと読む)


【課題】回転工具を装着可能なタレットを備えた旋盤に関し、機械の熱変形による加工誤差を、より高精度に補正することが可能な技術手段を得る。
【解決手段】回転工具タレットの各工具ステーション毎に補正値を演算する。タレットの各工具ステーションにおける工具の回転履歴を個別に検出して、各工具ステーション毎に異なる補正値を演算するか、または、タレットの円周方向に等間隔に温度センサを設置して、タレットの周方向の温度分布から各タレット毎の補正値を演算する。各工具ステーションの補正値を演算するには、その工具ステーションの回転履歴に加えて、少なくとも隣接する複数個の工具ステーションの回転履歴を、その隣接の程度と経過時間とにより重み付けして演算する。 (もっと読む)


【課題】工作機械の熱変形によるワークの加工誤差をより高い精度で補正する。
【解決手段】環境温度に基づく補正量を演算するための係数と、機械各部の温度に基づく補正量を演算するための係数と、環境温度がワークの加工誤差として影響する際の時間差dとを工作機械の制御器に予め登録すると共に、一日の環境温度の経時変化を上記制御器に更新しつつ登録して、加工時に計測された機械各部の温度と、前記環境温度の経時変化に基づいて得られる、加工時から前記時間差dだけ隔たった時刻における環境温度ないし環境温度に基づく補正量とにより演算された補正値で、NC装置の指令値を補正する。 (もっと読む)


【課題】情報記録媒体として用いるディスク基板の周縁研削装置におけるワーク保持体の構造に関し、研削速度の向上とディスク基板の固定解放時間の短縮とによる生産性の向上を図る。
【解決手段】負圧のみでワークを保持して周縁研削できる吸着ベース1を提供する。吸着ベース1は、ディスク基板の載置面に負圧源に連通された1本又は2本のリング状の吸着開口12を備えている。この吸着開口は、その外側と内側とにディスク基板の面に面接触するリング状の外側支持面10及び内側支持面11を備えており、この両支持面10、11がディスク基板に密着することにより、吸着開口12への空気の漏入を防止している。 (もっと読む)


【課題】ニューラルネットワークを用いた工作機械の熱変形による加工誤差の補正において、従来とは異なる入力データを用いることにより、より高い精度でのワークの加工誤差の補正を可能にする。
【解決手段】入力値として加工時点における機械各部の温度データt0、t1・・・を用いて補正値δx、δy、δzを推論するニューラルネットワーク1を利用した工作機械の熱変形による加工誤差の補正方法において、室温に基づく補正量の演算誤差を補正するための遅れ時間と、直近の複数日において各時刻の室温を計測して得られた時刻−室温データを登録し、加工時点Tdにおける室温T0をこの時刻−室温データから求めて入力層の入力データとする。更に、機械起動時からの経時変化の幾つかのパターンa、b、c・・・を登録し、選択されたパターンと加工時の上記経過時間Tsから演算される経時変化δfを入力層の入力データとする。 (もっと読む)


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