説明

中村留精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】回転工具軸を持つ刃物台とタレット刃物台とを備えた複合旋盤を用い、細長いシャフト状ワークの先端をびびり振動を生じさせることなく加工する。ワーク1個毎に加工形状や加工寸法、加工位置などが異なる個別的ワークの先端部の加工を、その他の部分の加工を行った旋盤上で行うことができるようにする。
【解決手段】ワーク先端部に横孔73を加工する加工工程を含むワークの加工を、タレット刃物台4のタレット41の所定の工具取付けステーションにZ軸と直交する方向に延在する杆材43を装着し、主軸で把持したワーク7に横孔73を加工した後、当該横孔が前記延在方向を向く位相で主軸を固定し、タレット刃物台4の移動により杆材43を横孔73に挿通し、その後タレット刃物台4を前記主軸から離れるZ軸方向に付勢した状態で回転工具軸に装着された回転工具51で主軸に把持されたワーク7を加工するという手順で行う。 (もっと読む)


【課題】円板状ワークの加工時に当該ワークに付着した切削液や切粉を遠心力によって除去する乾燥機に関し、孔あけ加工機や面取加工機でディスク基板を連続加工する際の乾燥機へのワークのロードアンロードを含むタクトタイムを大幅に短縮することが可能な乾燥機を提供する。
【解決手段】従来は上向きに設置されて高速回転するスピン軸の上端でワークを把持して回転させていた構造に代えて、乾燥機のスピン軸42を下向きに設け、当該スピン軸の下端でワーク9を把持して回転させる構造とし、更に当該スピン軸又はその下端に設けたワーク把持用のチャック49を昇降させることにより、加工済ワークを保持しているテーブル28や乾燥済ワークを搬送するローダハンド3bとの間でワーク9の受け渡しを行うようにする。 (もっと読む)


【課題】ディスプレイパネル用の透明基板の側辺に研削加工や面取加工などの加工を行うのに好適な側辺加工方法及び装置に関し、透明基板に付された位置決めマークの読取エラーによる機械の停止を可及的に減少し、透明基板の面取装置その他の側辺加工装置の稼働率を向上させる。
【解決手段】透明基板5をカメラ7の反対の側から照明する光源10、好ましくは面光源を配置し、マーク読取り時に当該光源で透明基板5を照明する。カメラ7で透明基盤上の不透明マーク6を読取る際に、従来はカメラと同方向から透明基板5を照明して反射光で読取っていたのに対し、この発明の方法及び装置では、透明基板5を挟んでカメラ7の反対の側に配置した光源10で透明基板5の裏面を照明し、透過光で不透明な位置決めマーク6の影を読取る。 (もっと読む)


【課題】工作機械の当初の設置場所からの不適切な移設による機械の精度低下、機能低下、寿命低下などを防止すると共に、機械の移設先や移設履歴を知ることもできる技術手段を提供する。
【解決手段】工作機械ないしNC装置のフレームの下面に設置されて設置床面を検出する距離センサ1aと、この距離センサの検出値に変動があったときに当該変動を記憶する記憶手段2と、NC装置4に電源が投入されたときに充電されて前記距離センサ及び記憶手段に必要な電気を供給するバッテリー5と、NC装置4に工作機械3の起動指令が与えられた時に記憶手段2の内容を読取ることができない場合及び記憶手段2が変動を記憶している場合にNC装置4に動作制限信号を出力する制限情報出力手段7と、リセット信号を受けて動作制限信号に基づく動作制限を解除すると共に記憶手段2の内容を初期化するリセット手段8とを備えている。 (もっと読む)


【課題】工作機械の当初の設置場所から離れた場所への不適切な移設を防止すると共に、機械の移設先や移設履歴を知ることもできる技術手段を提供する。
【解決手段】GPSを利用して機械の設置位置を検出し、検出された設置位置が予め登録された許容領域を越えているときに機械の起動ないし機能に制限をかける。起動制限システムは、GPSアンテナ1と、エリア設定手段5と、NC装置4に工作機械3の起動指令が与えられたときにGPS信号を受信して現在位置を演算する現在位置演算手段2と、現在位置がエリア設定手段5に設定された許可エリアを越えているときにNC装置4に動作制限信号を出力する制限情報出力手段7と、所定の解除指令を受けて前記動作制限信号に基づく動作制限を解除する制限解除手段8とを備えている。 (もっと読む)


【課題】情報記録媒体のディスク基板その他の基板加工機に設けられるワークローダに関し、加工時間の短い基板加工機に搭載するための、短時間で加工位置に基板の搬入搬出を行うことができるローダを提供する。
【解決手段】鉛直方向の旋回軸を中心とする同一円周上に等間隔に配置された少なくとも3個の保持台30を備えて前記旋回軸回りに一方向に間歇回転するロータリーテーブル28と、加工前基板9をストッカから待機位置4へ搬送する第1ハンドと、加工済基板を清掃位置6からストッカへと搬送する第2ハンドとを備えている。前記待機位置は、前記ロータリーテーブルの間歇回転により保持台の1個が加工位置に位置したときにその旋回方向上流側の保持台が位置する位置であり、前記清掃位置は、前記ロータリーテーブルの間歇回転により保持台の1個が加工位置5に位置したときにその旋回方向下流側の保持台が位置する位置である。 (もっと読む)


【課題】板材の側辺に沿って工具を相対移動させることにより当該側辺を加工する装置に関し、板材を固定するテーブルを交換することなく、面積や縦横比の異なる板材の総てに精度の高い加工を行うことができる板材の側辺加工装置を提供する。
【解決手段】側辺加工装置のテーブルに保持された板材1の側辺部1aを、その加工辺1bを加工する工具3の近傍で、板材1の送り方向に移動自在かつ面直角方向に移動不能に保持する側辺ホルダ5を、工具3を支持している工具台に装着して設ける。側辺ホルダは、工具3に近接して配置され、加工される板材の側辺部表裏面に遊隙を介して対向する一対の案内面と、その前後のローラ対22とを備えている。前記案内面は、板材浮上用圧力流体の流出孔を備えている。側辺ホルダ5は、テーブル2に対して相対移動し、工具3に対しては相対移動しない。 (もっと読む)


【課題】回転工具を用いて、主軸を停止させて行う加工と低速回転させて行う螺旋溝などの加工との両方を可能にした旋盤の主軸制動装置に関し、大型の回転工具を使用して加工を行うことができる高いワーク支持剛性を備えた旋盤を得る。
【解決手段】旋盤の主軸2を制動する主軸ブレーキとして、湿式ブレーキ20wと乾式ブレーキ20dとを設け、主軸2を停止して刃物台に装着した回転工具で加工するときは湿式ブレーキ及び乾式ブレーキのブレーキパッドを高圧側設定器で設定した油圧力でブレーキディスクに押圧して加工を行い、主軸2を低速回転させて刃物台に装着した回転工具で加工するときは、湿式ブレーキのブレーキパッドを低圧側設定器Lで設定した油圧力でブレーキディスクに押圧すると共に乾式ブレーキのブレーキパッドの押圧力を開放して加工を行う。 (もっと読む)


【課題】大型の回転工具をより高速で駆動することができる回転工具タレットを得ることにより、加工能率及び加工精度を向上させた複合旋盤を得る。
【解決手段】割出軸3の中空孔に挿通された支持杆6を介して刃物台本体2に相対回転不能に連結されたガイドブロック5と、このガイドブロックに軸受52、53で軸支された工具連結軸7と、工具モータで回転駆動される駆動軸8と、この駆動軸の回転を工具連結軸7に伝達する一対の傘歯車71、81とを備えた回転工具タレットにおいて、傘歯車71、81の歯面に向けて開口するノズル孔38a、38bと、支持杆6に油滴を含む空気を供給する流体継手69と、支持杆6及びガイドブロック5に穿孔されてノズル孔38a、38bと流体継手69とを連通する通孔37とを備えている。また、軸受52、53及び駆動軸8のガイドブロック5側端部を軸支する軸受63の外輪側を冷却する冷却液ジャケットを備えている。 (もっと読む)


【課題】エンドミルやフライスカッタなどの回転工具の駆動機構を備えた工具タレットに関し、回転工具駆動機構に重切削に耐える高い剛性を付与すると共に、熱歪みによる騒音や振動の発生を防止する。
【解決手段】タレットケース1は、刃物台本体2に割出回転可能に装着され、カップリング23で割出位置が固定される。タレットケース1内には、ガイドブロック5が、刃物台本体2に対する割出軸回りの回転を不能にして設けられて、タレットケース1内に直径方向に配置された連結軸7を軸支している。ガイドブロック5とは、連結軸7の両側の近い位置で2個の軸受15、16を介してタレットケース1に軸支されている。ガイドブロック5から延びる支持杆6の基端は、軸方向の変位を許容する例えば撓み部材61を介して刃物台本体2に相対回転不能に連結されている。 (もっと読む)


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