説明

中村留精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】個別に移動を制御されている複数の刃物台等を備えた工作機械において、仕上げ切削を伴うワークを加工する際に、仕上げ切削の加工精度を低下させることなく、早送り速度を高速化して、ワークの加工能率を向上させる。
【解決手段】刃物台等の早送り速度及びその加減速時の時定数として、高速側と低速側との2組の設定値をNC装置に設定し、いずれかの刃物台等が仕上げ切削中であるときは、他の刃物台等の早送りを低速側の設定値に基づいて実行し、いずれの刃物台等も仕上げ切削を行っていないときは、刃物台等の早送りを高速側の設定値に基づいて行う。仕上げ切削中であるかどうか、早送り中であるかどうかの判定は、各刃物台にそれらの動作が指令されたときにフラグを立てるか、各刃物台の送り速度を検出することにより判定できる。 (もっと読む)


【課題】旋盤の機内照明装置を用いて加工中のワークや回転工具を静止させてオペレータに見せることを可能にして、周面に突起を有するワークやカム軸のような非対称ワークを試験加工する時のワークと工具の衝突事故や工具への切粉の絡まりを未然に防止できるようにする。
【解決手段】旋盤の機内照明装置の光源21をLEDとし、必要なときにこのLEDを主軸1の回転と同期させて瞬間的に発光させること及び発光するときの主軸位相を変更できるようにする。発光タイミングを主軸1の回転数と同期させるか、又は回転工具11を装着する工具軸の回転数と同期させるかの選択を可能にする。旋削加工ではワークを静止状態で見せ、回転工具による加工のときには、回転工具を静止状態で見せる。更に、主軸又は回転工具軸の複数回の回転に同期させてLEDを1回発光させるという発光形態を選択可能にする。 (もっと読む)


【課題】工作機械の運転方法に関し、工具がワークに食い付くときのピーク負荷による工具の折損を防止し、送り速度を低くすることによって生ずる加工時間の無駄をなくす。
【解決手段】工具送りモータ4のトルクを定常トルクより低い値に制限して、すなわち、工具の送り力を低くして、定常送り速度で工具をワークに接近させ、工具とワークとの接触が検出されたときに、トルク制限を外すとともに工具送り速度を低くして工具をワークに食い付かせ、そのあと低くした工具送り速度を定常送り速度に戻す。トルク制限は、モータに供給する電流値を制限することによって行われる。工具とワークとの接触の検出は、工具送りモータの電流値の変化や、工具送りモータの制御系に生ずる位置偏差の変化によって検出する。 (もっと読む)


【課題】コレットチャックのコレット爪の交換構造に関し、コレット筒の外径寸法が制限されているコレットチャックにおいて、把持対象物の径が変化したときのコレット爪の交換を短時間で行うことが可能なコレットチャックを提供する。
【解決手段】コレット爪1のプルロッド6からの取り外し及び固定をそれぞれ一動作で行うことができるようにする。嵌合方向に捻られることによりコレット爪1の基端がプルロッド6の先端に固定され、かつ逆方向に捻られることによりコレット爪の基端がプルロッド6の先端から離脱する構造の係合対10、11を、コレット筒3に挿入されたコレット爪1の基端とプルロッド6の先端との間に設けると共に、係合対10、11が係合している状態を保持する方向にコレット爪1を常時付勢するばね15を設ける。 (もっと読む)


【課題】工具や刃物台などの移動部材相互の干渉をそれらの3次元モデルデータを用いて予測ないし検出する技術に関し、NCプログラムの2つの同期指令間で個別動作する複数の移動部材相互の干渉をより確実に、かつ少ない演算時間で予測ないし事前に検出することを可能にする。
【解決手段】工具及びワークを含む複数の移動部材の動作を個別に制御するNCプログラムの同期指令間の干渉を、複数の移動部材の3次元モデルデータと、同期指令間で前記複数の移動部材のそれぞれに与えられる移動指令とに基づいて、複数の移動部材の3次元の移動領域データを生成し、生成した複数の移動領域データ間の干渉の有無を検出することにより、工作機械の移動部材相互の干渉を事前に予測する。 (もっと読む)


【課題】硬質脆性板の側辺加工方法に関し、テーブルを交換することなく、ワークの大小及び縦横比の相違に対応することが可能な技術手段を得る。
【解決手段】ワークテーブルをワークの中心部を支持する中心板9とワークの側辺部を支持する2枚の側辺板10とに分割すると共に、中心板9は従来と同様に旋回装置2を介して基台上に装着し、側辺板10は、工具4とテーブル8との相対送り方向と直交する方向に移動自在にして基台1上に直接搭載する。縦横の寸法がそれぞれa、bであるワーク5を加工する場合、まず側辺板10の側辺相互の間隔Wがaに対応する間隔となるように側辺板10を移動する。この状態で幅寸法がaとなる方向の側辺5bを加工する。次にワーク5を中心板9で90度旋回する。この旋回の間に側辺板10をその側辺間隔Wがbに対応する間隔となる位置に移動し、ワークの他方の側辺5aを加工する。 (もっと読む)


【課題】工作機械運転中の部材相互の衝突(干渉)を防止する方法に関し、特に、手動運転されている工作機械の工具や刃物台などの移動体と、その移動によりこれと干渉するおそれのある機械部分やワークなどの干渉体との衝突を、より確実に防止することが可能な技術手段を提供する。
【解決手段】移動体の移動動作を制御しているNC装置で当該移動体の現在の位置と指令された移動方向とを読取り、移動体の立体モデル表面の現在位置を指令された移動方向に延長した直線とコンピュータに登録された干渉体の立体モデル表面との交点を求め、当該交点の座標値をNC装置の進入禁止領域設定メモリに登録し、その後移動体の前記移動方向への移動を開始する (もっと読む)


【課題】矩形のガラス基板の縁の面取寸法を計測及び補正する方法に関し、面取装置からワークを取り出すことなく加工寸法を自動計測して、その計測値に基づいて面取装置のテーブルや工具の位置を修正する。
【解決手段】板材1に直角三角形の3頂点となる位置に位置決めマーク4を付し、板材1の送り方向と平行な側縁の加工を行ったあと、第1計測工程で板材1を送り戻し方向に送って2個のカメラ5の一方で送り方向に付された2個のマーク4を読取って当該2個のマークの送り直角方向の位置の差を検出し、第2計測工程でカメラ5を板材1の側縁を読取る位置に移動したあと板材1を送って2個のカメラ5で当該側縁の加工寸法を検出する。またその検出結果に基づいてテーブルの角度及び工具高さの補正値を求める。 (もっと読む)


【課題】工作機械の工具タレットに関し、特にドリルやフライスなどの回転工具を装着可能にした工具タレットに関するもので、タレットヘッド内で一定方向を向いている駆動軸と加工位置に割り出した回転工具とを回転連結するための連結部や、その連結のための摺動部に生ずる微小隙間の存在に基づくがたや振動及びこれらの振動によって発生する衝撃荷重を可及的に防止して、当該連結部を構成する部材や、連結及び連結解除を行う部材の寿命低下を防止し、駆動軸の回転を回転工具に円滑に伝達することにより、工具寿命や仕上面精度の低下を防止する。
【解決手段】タレットヘッドに内蔵された工具駆動軸13の回転を、この工具駆動軸の軸方向に進退自在に設けた連結軸65を介して加工位置に割出された回転工具29に伝達する。 (もっと読む)


【課題】硬質脆性板の側辺加工装置に関し、テーブルを交換することなくワークの大小及び縦横比の相違に対応可能で、更にワークの角の面取も可能な装置を提供する。
【解決手段】ワークの中心部を支持する中心板9とワークの側辺部を支持する2枚の側辺板10とに分割したテーブル8と、当該テーブルの側辺部に配置した砥石とを備えており、前記テーブルの中心板9は旋回装置2を介して基台1上に装着され、側辺板10は、砥石に対するテーブル8の相対移動方向と直交する方向に移動自在にして基台1上に直接搭載されている。また砥石は、ワークの側辺を加工する側辺研削砥石とワークの角を面取加工するコーナー研削砥石とを備えており、このコーナー研削砥石は、側辺研削砥石の前記相対移動方向の前後に配置されている。 (もっと読む)


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