説明

東海興業株式会社により出願された特許

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【課題】押出成形されたルーフモール本体部の端末に端末部を射出成形して接合し、この端末部の脚部にクリップを取り付けるルーフモールにおいて、端末部の射出成形時のヒケを防止すると共に脚部にクリップを安定して取り付けることができるようにする。
【解決手段】端末部16の脚部26に、端末部16とは別に予め形成されたインサート部材28を埋設することで、脚部26の射出成形部分を薄くする。これにより、端末部16の各部の肉厚差を低減することができ、端末部16を射出成形したときに頭部25の車外側表面にヒケが生じることを防止することができる。しかも、端末部16の脚部26にインサート部材28を埋設することで、脚部26の射出成形部分を薄くしても、脚部26全体の剛性を確保することができ、これにより、脚部26にクリップ17を安定して取り付けてクリップ17の外れを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】窓板に対し容易に位置決めすることができると共に、温度変化による収縮に良好に対処することができる車両用窓板の装飾部材を提供する。
【解決手段】窓板10に取り付けられたときに、窓板10の車外側表面に沿って配置される外壁部21と、窓板10の車内側表面に沿って配置される内壁部22と、外壁部21と内壁部22とを連結し、かつ窓板10の端面に対向する位置に配置される側壁部23とを有する。外壁部21、内壁部22及び側壁部23で囲まれた部分に、窓板10の端面を含む端部を受け入れ可能な溝部24が形成される。外壁部21、内壁部22及び側壁部23のうち、少なくとも一つの壁部の下部には、窓板10に取り付けられたときに、窓板10の下端面に当接する突出部40が溝部24を塞ぐ方向に突出して形成される。突出部40は、この突出部40が形成された壁部よりも変形しやすく形成されている。 (もっと読む)


【課題】車両用シートの安全性や生産性の低下を招くことなく、シート位置を操作するための付属部品を操作し易い位置に設置できるようにする。
【解決手段】助手席のシートバック13のシートフレーム14には、助手席の前後スライド位置を操作するための付属部品18(スイッチボックス19、取付具20等)が設けられている。パッド22の裏面側には付属部品18が収まる凹部24を形成し、この凹部24の少なくとも一部(例えば取付具20に対応する部分)を覆うようにカバー材25を一体的に設ける。このカバー材25は、JISK7215によるデュロメータ硬さがHDA50以上HDD100以下であるため、車両の衝突時等に着座者の体がパッド22及びカバー材25を介して付属部品18の硬い部分(例えば取付具20)に当ったとしても、カバー材25で衝撃を適度に緩和して、着座者が負傷することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】ベルトモール長手方向端部と窓枠の縦枠部との間に隙間が生じることのない外観維持に優れるベルトモール組立体の提供。
【解決手段】ベルトモール組立体100は、窓枠の縦枠部に沿って取り付けられるピラーガーニッシュ50と、縦枠部と交差する横方向に延びる長尺なベルトモール20とを備え、ピラーガーニッシュはベルトモール20に向けて突出する突出部60を備え、ベルトモール20のピラーガーニッシュ50に対向する側の端末部30にはピラーガーニッシュ突出部60と重なり合う取付部32が形成されており、且つ、突出部60の車内側側面には取付部32の少なくとも一部を保持する保持部62が形成されている。そして、保持部62に取付部32の少なくとも一部が保持される。 (もっと読む)


【課題】車両の窓枠に組み付けられる窓板の外周縁に沿って固着されるモールにおいて、良好な外観を呈すると共に異音の発生を防止することができるようにする。
【解決手段】本体部16の車外側の端部から外周側へ突出する保持部17を設けることで、窓枠12に対する窓板14の組み付け誤差等によって窓板14と窓枠12との間の隙間にばらつきが生じても、リップ部19の先端に設けた当接部24が本体部16よりも車外側へ飛び出すことを保持部17で阻止して、良好な外観を呈することができるようにする。更に、当接部24の最大厚さ寸法を連結部23の先端の厚さ寸法よりも大きくすることで、当接部24を変形し難くして、車両の高速走行時等にモール15の車外側に負圧が発生しても、当接部24が変形することが抑制されてリップ部19が車外側に吸い出されてしまうことを防止して、リップ部19の吸い出しに起因する異音の発生を防止する。 (もっと読む)


【課題】外装材とサッシとの間の目地の防水性を確保しながら、目地部の施工を容易に行うことができると共に、目地部の見栄えを向上させることができる目地材を提供する。
【解決手段】目地材16は、外装材12の屋内側に配置される第1取付部21と、外装材12の開口端面12aとサッシ14との間に配置される第2取付部22と、外装材12の裏面に接触する第1シールリップ23と、外装材12の開口端面12aに接触する第2シールリップ24と、外装材12の開口端面12aを隠すカバーリップ25とを一体的に設け、第2取付部22には、サッシ14に固定される固定部28と、固定部28よりも外装材12側で且つ屋外側に配置される底上げ部29と、固定部28と底上げ部29とを繋ぐ段差部30とを連続して形成し、底上げ部29の先端が外装材12の表面よりも屋外側まで延びて、この底上げ部29の先端にカバーリップ25を設けた構成とする。 (もっと読む)


【課題】自動車用のドアの窓開口縁に沿って装着されるベルトモールの第1部材と第2部材との接合部の剥がれを抑制できるようにする。
【解決手段】窓開口縁の下縁部に沿って装着される第1部材18を押出成形により成形し、窓開口縁のコーナー部に沿って装着される第2部材19を射出成形により成形して、第1部材と第2部材を接合する。また、第2部材19の車外側側壁33の長手方向の一部に他の部分よりも引張荷重に対する弾性変形量が大きくなるように肉薄に形成された伸長可能部38を設ける。気温が低下したときには、車外側側壁33の他の部分の収縮分を伸長可能部38の伸び分で吸収して、車外側側壁33の全体としての長手方向の収縮を抑制する。これにより、第1部材18と第2部材19との接合部37に掛かる負荷を低減して、接合部37の剥がれを抑制する。 (もっと読む)


【課題】車両のドアパネルのフランジ部に装着されるモールディングの装着性を向上させると共に、装着完了時の手応え感(いわゆるクリック感)を適度に大きくする。
【解決手段】モール本体部17の車内側側壁部18の上側部18aを下側部18bよりも車外側側壁部19から離れた位置に設けることで、モール本体部17を車外側に傾けた状態でフランジ部15に被せる場合でも、フランジ部15の先端が上側部18aの内面に突き当り難くなり、モール本体部17にフランジ部15を挿入する際の抵抗が小さくなる。また、フランジ部15に押されて下側部18bが連結部18cを支点にして車内側(フランジ部15と反対側)に弾性変形し、その後、車内側側壁部18下端の係止部21がフランジ部15下端に係止したときに、下側部18bが一気に元の形状に戻るため、装着完了時(係止部21がフランジ部15下端に係止したとき)の手応え感が大きくなる。 (もっと読む)


【課題】脱着作業時等に該成形品の本体部が変形する際にも通気膜の物理的状態が安定的に維持され得る構造の複合成形品を提供する。
【解決手段】本発明によって提供される複合成形品40は、被取付体に対して取り付け及び取り外し可能な本体部42と、気体は透過させるが液体は透過させない通気膜60とを有する。上記本体部は、板状に形成された弾性変形可能なポリマー材料製の底壁部44と、該底壁部の周縁を囲むように突出する弾性変形可能なポリマー材料製の周壁部と、を有している。上記底壁部には、該底壁部をその厚さ方向に貫通する通気穴48が形成されている。上記通気膜は、上記通気穴を覆うように上記底壁部に配置され、且つ該通気穴の周囲の該底壁部と接合されている。上記底壁部は、上記通気膜の外周部分に該底壁部よりも変形しにくい少なくとも一つの剛体部65を有する。 (もっと読む)


【課題】ガーニッシュ本体部とクッション部とを接合して一体化したピラーガーニッシュにおいて、ガーニッシュ本体部からクッション部が剥がれ難くする。
【解決手段】ガーニッシュ本体部14の凹状リブ部20(クッション部15の棒状部26との接合部)に2つの突出部27を設け、クッション部15を射出成形する際に2つの突出部27を凹状リブ部20の表面から離れる方向に対して交差する方向に変形(傾斜又は湾曲又は屈曲)させることで、クッション部15の棒状部26のうちの突出部27と凹状リブ部20との間に、凹状リブ部20の表面から離れる方向において突出部27に対してアンダーカット形状となるアンダーカット部28を形成する。これにより、ガーニッシュ本体部14の凹状リブ部20の突出部27とクッション部15の棒状部26のアンダーカット部28とが係合状態となり、凹状リブ部20から棒状部26が剥がれ難くなる。 (もっと読む)


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