説明

日本サーモスタット株式会社により出願された特許

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【課題】 車両(エンジン等)に取付けられるサーモスタット装置を、必要最小限の部品点数による簡単型構造で構成し、またその組立性等も向上させる。
【解決手段】 第1の冷却液流路2Bと、第2の冷却液流路2Dと、これら第1および第2の冷却液流路と連通するサーモスタット収容部とを有するケーシング2と、サーモスタット収容部に連通する第3の冷却液流路2Cを有すると共に、前記サーモスタット収容部を覆う蓋体3と、サーモスタット収容部を流れる冷却液の温度変化に応じて進退するサーモエレメント10hを有するサーモスタット10を備える。サーモスタット収容部内に臨んで設けられ冷却液温度を検出する温度センサ20を備え、この温度センサを内設したセンサ取付部21を、蓋体内方端に一体的に設けるとともに、該蓋体の外方端に温度センサから外部に引き出されるリード接続部25を一体的に設ける。 (もっと読む)


【課題】剛性の大きい樹脂を用いた場合であっても、無理抜き時に環状突部が破損するのを防止することができる樹脂射出成形品を提供すること。
【解決手段】円筒部13を有し、円筒部13の先端部が、円筒部13の他の部位よりも外径形状が大きいアンダーカット形状の環状突部14を有する樹脂射出成形品11において、環状突部14の円周方向の所定の部位に切欠き16を形成し、円筒部13の無理抜き時に、切欠き16を中心に環状突部14を変形させることにより、切欠き16によって応力を緩和する。 (もっと読む)


【課題】メインバルブおよびロッド部材間への異物の噛み込みを防止し、効果的にエンジンを暖機できるサーモスタットの提供を目的とする。
【解決手段】
サーモスタット1は、サーモスタットの本体フレーム2と、本体フレーム2に一端が支持された支軸3と、支軸3により軸芯方向に移動自在に支持される熱応動部4と、熱応動部4において前記支軸の反対側に突設され、かつ先端部分から所定長28だけ前記熱応動部4側に移動した部分から縮径部分11を有するロッド部材7と、熱応動部4に接合されたメインバルブ8と、メインバルブ8と本体フレーム2との間に介在し、メインバルブ8を付勢する第1バネ12と、ロッド部材7の先端部分に摺接されたバイパスバルブ9と、バイパスバルブ9と熱応動部4との間に介在し、バイパスバルブ9を付勢する第2バネ13と、を備える。 (もっと読む)


【課題】冷却水がサーモスタットを通過する際の圧力損失の増大を抑えつつ、その感温部の感温性を向上させることで、冷却水温度をエンジンの要求に見合う適正な温度に維持することのできるサーモスタット及びこれを備えるエンジンの冷却装置を提供する。
【解決手段】このサーモスタット50は、合流通路59Bと、流出口52Aと、周囲に存在する冷却水の温度を感温して変位する感温部54と、同感温部54の変位に基づいて開閉することによりラジエータに流入する冷却水の量を調節する弁体55とを有する。そして感温部54は、その変位位置にかかわらず合流通路59Bから流出口52Aに流れる冷却水の流線上にあってそれら合流通路59B及び流出口52Aに挟まれるように位置するとともに、その中心軸STは流出口52Aに接続されるウォータポンプの吸入口21の吸入口中心軸SWよりも左右方向Wの左側にオフセットされてなる。 (もっと読む)


【課題】水弁座と水弁との間隔または湯弁座と湯弁との間隔を急激に閉め切ったときに、生じてくるハンチング現象を効果的に回避させ得るようにする。
【解決手段】制御弁体3に環状に形設する湯弁または水弁の弁と、ケーシング2に環状に形設する湯弁座aまたは水弁座bの弁座とを、湯弁または水弁の弁の中心線が湯弁座aまたは水弁座bの弁座の軸芯線に対し一側に僅かに偏芯して対向するように装設しておく。 (もっと読む)


【課題】エンジンの暖機運転中において、エンジンと冷却水通路装置との熱膨張の差が小さくなるように制御することで、冷却水通路装置に対して無理な応力によりストレスが加わるのを防止すること。
【解決手段】V型エンジンにおける左右のシリンダーヘッド31,32間に取り付けられた冷却水通路装置1における一対の冷却水取り込み管11,12内には、内管24が配置されて二重構造になされ、エンジンのシリンダーブロック33からの冷却水の流通路24aが形成されている。これにより、エンジンの暖機運転中において、シリンダーヘッドから吐出される冷却水よりも、常に温度の低いシリンダーブロックからの冷却水により、冷却水通路装置1の昇温が抑制される。したがって、シリンダーヘッドと、これに取り付けられた冷却水通路装置との熱膨張の差を少なく抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】余計な作業を行うことなく、高温時にオイル等の流体が流れる回路への流体の充填が容易にかつ確実に実行できるサーモバルブを提供する。
【解決手段】バルブハウジング21と、バルブ部材31を特定のポート22bを開放する位置BP2に拘束するバルブ動作制限位置GP1とバルブ部材31の変位を許容するバルブ動作許容位置とに移動するセンターガイド軸27と、を備えるサーモバルブであり、センターガイド軸27とバルブハウジング21との間に、温度に応じて変形するバイメタルリング51が設けられ、このリング51が、バルブハウジング21内のオイル温度が最初に高温範囲内に達するまでの初期段階ではセンターガイド軸27をバルブ動作制限位置GP1に拘束し、オイル温度が高温範囲内に達したときにその拘束を解除する。 (もっと読む)


【課題】組付け性を向上させた感温アクチュエータの取付構造を提供する。
【解決手段】感温アクチュエータは、通電用端子を介して通電されることにより発熱体51が発熱し、その発熱によりワックスWが膨張してピストン21を突出させる一方、弾性部材23でピストン21を非突出側に付勢する。この感温アクチュエータを被取付部材の取付け部11に取り付けるために、感温アクチュエータの通電用端子には固定用突部41a,41aが設けられ、取付け部11には固定用突部41a,41aをピストン21の軸に直交する直交方向から受け入れ自在な受入部14,14が設けられる。受入部14,14に固定用突部41a,41aを挿入することにより、感温アクチュエータが被取付部材に取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】 サーモエレメントの感温部に対するPTCヒータからの受熱を所要の状態で適切かつ確実に行えるように構成する。
【解決手段】 PTCヒータ20を発熱させ、ワックス式サーモエレメントの感温部13を温めてピストン14を強制的に作動させるが感知する感温アクチュエータ10において、サーモエレメントの感温部とPTCヒータとの間に、接触部材40を介在させて設ける。これにより、サーモエレメントの感温部へのPTCヒータからの受熱量のばらつきを抑え、サーモエレメントの安定した出力(リフト量)を得ることができるようにする。 (もっと読む)


【課題】 サーモスタット装置のサーモエレメントを含むエレメント組立体を、簡単な構造で組立性に優れ、小型かつ軽量化が図れ、しかも耐久性、耐摩耗性等の面でも優れるように構成する。
【解決手段】 温度変化に伴って膨張、収縮する熱膨張体32をケース31に内蔵したサーモエレメント21を、ケース内部で軸線方向に沿って配置され内方端が熱膨張体内に臨むとともにケースの一端側開口部分から外方に突出し熱膨張体の膨張、収縮に伴って進退動作するピストン33と、ケースの一端側開口部分から内部に挿入させて配置されピストンを摺動自在に保持するガイド部材34と、ケースの一端側開口部分に近傍する外部に嵌装され流体流路を開閉するポペット状の第1弁体(ポペット状部材)22を備えて構成する。第1弁体のケース外部への圧入部41とガイド部材のケース内部への挿入部42,43とを、ケースの軸線方向および径方向において位置をずらして配置する。 (もっと読む)


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