説明

日本パーカライジング株式会社により出願された特許

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【課題】発泡が少なく、多量の潤滑成分を含有させることができ、液安定性に優れ、かつ良好な潤滑性を示す皮膜を形成し得る、主として金属材料のための水系潤滑皮膜処理剤等の提供。
【解決手段】式R−CH(R)COOH(式中、R及びRはそれぞれ独立に炭素数4〜12で、直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基を示す)で表され、流動点が0℃未満である分岐カルボン酸及び/又はその塩と、固体皮膜成分とを配合してなる、固体に対する水系潤滑皮膜処理剤であって、水系潤滑皮膜処理剤の全固形分を基準にして、それぞれ固形分として、分岐カルボン酸もしくはその塩の配合量が0.1〜50質量%であり、固体皮膜成分の配合量が3〜99.9質量%である該水系潤滑皮膜処理剤。固体皮膜成分は水性無機塩、水性有機酸塩又は水性樹脂から選ばれる。該処理剤にはさらに潤滑性補足成分、耐焼付き性補足成分等を配合し得る。 (もっと読む)


【課題】 特許文献1の処理法の上記問題を解決し、亜鉛,銅,ニッケル,鉄シアノ錯体を含む高濃度のシアン含有廃液を、有害な副生成物を発生せず、発生する汚泥中にシアンを含有せず、HCNガスを発生せずに分解でき、高濃度のアンモニアも同時に分解でき、シアン及びアンモニアを排水規制値以下に除去でき、かつイニシャルコストやランニングコストの安価な、シアン・アンモニア含有廃液の同時処理方法を提供する。
【解決手段】 遊離シアン、錯シアン及びアンモニアを含む廃液を常温又は80℃未満に保持して次亜塩素酸塩を添加し、遊離シアンとアンモニアの一部とを分解する第1酸化工程と、第1酸化工程処理液を80℃以上に保持して次亜塩素酸塩を添加し、錯シアン化合物と残りのアンモニアとを分解する第2酸化工程と、第2酸化工程処理液を80℃以上に保持して錯シアン化合物の分解とアンモニアの分解とを完全に行わせるエージング工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】塗膜の加工密着性、耐食性及び耐コインスクラッチ性に優れるプレコート金属材料を作製するための下地処理剤として有用で、かつ、貯蔵安定性も良好なノンクロム系水系表面処理剤、並びに処理方法及びノンクロム系プレコート金属材料の製造方法の提供。
【解決手段】シランカップリング剤(A)、カチオン性ウレタン樹脂(B)、Zr化合物及び/またはTi化合物(C)並びにフッ素含有無機化合物(D)を含有するプレコート金属材料用水系表面処理剤であって、(A)/(B)の質量比が1/50〜20/1、(Zr及び/又はTi原子)/(B)の質量比が1/1,000〜1/2、及びフッ素原子/(B)の質量比が1/1,000〜2/1である該水系表面処理剤、処理方法及びノンクロム系プレコート金属材料の製造方法。該水系表面処理剤にさらに特定の金属化合物(E)を配合することにより、耐食性がさらに向上する。 (もっと読む)


【課題】 金属材料に、6価Crを用いることなく、優れた耐食性、塗料密着性を付与することができ、かつスラッジ発生防止性の高い化成処理液及び方法の提供。
【解決手段】 水溶性3価Cr化合物成分(A)、水溶性Ti及び/又はZr化合物成分(B)、水溶性硝酸化合物成分(C)、水溶性Al化合物成分(D)及びF化合物成分(E)を含み、pH=2.3〜5.0に調整された水性酸性化成処理液を、金属材料表面に、1〜60秒接触させ、水洗・乾燥して、0.02〜1mmol/m2のCr及び0.02〜1mmol/m2のTi及び/又はZrを含み、厚さ1〜100nmの化成皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】塗装密着性、耐食性及び耐コインスクラッチ性に優れるプレコート金属材料を作製するための下地処理剤として有用なノンクロム系水系表面処理剤等の提供。
【解決手段】シランカップリング剤(A)と、バナジウム含有化合物及び/又はタングステン含有化合物(B)とを、バナジウム原子及び/又はタングステン原子/(A)の固形分質量比として、0.1/100〜40/100の範囲で含有する環境対応型プレコート金属材料用水系表面処理剤、処理方法及びノンクロム系プレコート金属材料の製造方法。さらに水分散性シリカ(C)の配合により、塗装密着性及び耐コインスクラッチ性がさらに向上する。アミノ性官能基含有シランカップリング剤を用いると塗装密着性に優れる。アミノ基(1又は2級)含有シランカップリング剤と隣り合った炭素原子に結合したエポキシ基を有するシランカップリング剤とを併用すると耐食性がさらに向上する。 (もっと読む)


【課題】従来の亜鉛めっきやジンクリッチペイント、電気防食法などと同程度の厳しい腐食環境に耐え、さらに亜鉛などの稀少な金属資源を使用せず、クロム等の有害金属を使用せず、整流器・変圧器などの設備を必要としない画期的な防食方法、高耐食性金属材料およびその製造方法の提供。
【解決手段】金属材料の腐食を防止する金属材料の防食方法であって、前記金属材料の表面に被覆層を形成させる工程を有し、前記被覆層は、アルカリ金属イオンおよび/またはアルカリ土類金属イオンが挿入されたインサーション材料を含有し、かつ、電子伝導性を具備するとともに、前記アルカリ金属イオンおよび/または前記アルカリ土類金属イオンを透過する性質を具備し、前記インサーション材料中の前記アルカリ金属イオンおよび/または前記アルカリ土類金属イオンが前記被覆層の表面から放出されることで前記金属材料の腐食が防止される金属材料の防食方法。 (もっと読む)


【課題】Al含有金属材料表面に、耐久性に富むすぐれた親水性、異臭発生抑制性、防菌性、成形加工性を有する皮膜を形成する親水性水系処理剤、処理方法の提供。
【解決手段】水系処理剤は、グリシジル基含有有機化合物から選ばれた成分(A)、:第三アミノ基と、スルホン酸基、ホスホン酸基、カルボキシル基、ポリアルキレングリコール基、ヒドロキシル基およびアミド基から選ばれた親水性官能基を有する水溶性高分子化合物および前記第三アミノ基および前記親水性官能基を有し、かつ加熱乾燥により高分子化可能な有機化合物から選ばれた成分(B)、および100℃までの温度で分解しない防菌剤を含む成分(C)を含有し、この水系処理剤を、Al含有金属材料表面に塗布し、加熱乾燥して親水性皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】鋼製ボディにアルミニウム合金製ボンネットを連結した自動車車体に対するりん酸塩処理及びその後の電着塗装処理において、ボンネットヒンジの電気抵抗を調整したり、処理設備を改造したりすることなく、アルミニウム部分をも含めた車体全体にりん酸塩皮膜をむらなく均一に生成させることができ、しかもそのまま連続的に電着塗装を施すことができるりん酸塩処理方法及び電着塗装処理方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ボンネット12の一端側を鋼製ボディ11に絶縁状態に連結する一方、ボンネット12の他端側と鋼製ボディ11との間に、アルミニウム系材料から成る接続治具10を介在させた状態でりん酸塩処理を施したのち、りん酸塩処理後の車体にそのまま電着塗装を施す。 (もっと読む)


【課題】粉体塗装または固体潤滑塗装を用いた場合に、塗膜の密着性および耐食性のいずれにも優れる金属材料の塗装方法の提供。
【解決手段】金属材料の表面に、ZrおよびTiから選ばれる少なくとも1種の金属元素(A)の酸化物および/または水酸化物を含有する非晶質の表面処理皮膜層を析出させる表面処理を施す表面処理工程と、前記表面処理工程後、前記表面処理皮膜層上に粉体塗装または固体潤滑塗装を行う塗装工程とを具備する金属材料の塗装方法。 (もっと読む)


【課題】鉄系材料を含む金属材料を表面処理する際に、鉄スラッジが生じても、優れた性能の化成皮膜を形成させることができる金属表面処理方法の提供。
【解決手段】ジルコニウム/チタンのイオン、フッ化物イオンおよび全フッ素を特定量含有する、pH3.0〜6.0の金属表面処理液を、鉄系材料を含む金属材料の表面に接触させる表面処理工程と、その後、金属表面処理液のpHを0.1〜3.0低下させて、表面処理工程において金属表面処理液中に発生した鉄スラッジに含まれるジルコニウム/チタンを、金属表面処理液中に溶解させるpH低下工程と、その後、金属表面処理液から鉄スラッジを除去する鉄スラッジ除去工程と、その後、鉄スラッジを除去された金属表面処理液を回収して、表面処理工程に供給する回収供給工程とを循環して行い、表面処理工程における金属表面処理液の鉄スラッジ濃度を500ppm以下に維持する、金属表面処理方法。 (もっと読む)


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