説明

日本ピラー工業株式会社により出願された特許

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【課題】 被密封流体が高圧流体及び/又は低沸点流体である場合においても良好なシール機能を発揮しうる逆圧対策構造の端面接触形メカニカルシールを提供する。
【解決手段】メカニカルシール3は、密封端面5a,8aの外周側領域Aと内周側領域Cとの差圧P1により静止密封環8に相手密封環5方向への軸線方向推力F1が作用するように構成されている。保持環7は、Oリング6と接触する二次シール部分27と静止密封環8を固着する密封環固着部分25と両部分25,27を連結する係止部部分26とからなる円筒構造体である。係止部分26を、当該両部分25,27と一体成形された金属部分26aとこれに嵌挿された独立の環状部材26bとに分離構成して、差圧P1により、保持環7を、静止密封環8の密封端面8aが相手密封端面5aに外径側部分で接触する外当たり状態となる形態に弾性変形するように構成する。 (もっと読む)


【課題】温度変化に伴う機器の熱膨張差によるフランジ面どうしの間隔変化の抑制や解消、及びフランジローテーションによるフランジ面どうしの間隔変化抑制や解消が図れて漏れの無いように改善される熱交換器用シール構造を提供する。
【解決手段】主容器Y1と管板Y2間にシールリングRを介装して締付連結される熱交換器用シール構造において、管板Y2にシールリングRを嵌入配備させる環状凹入溝mを、かつ、主容器Y1のフランジfに、環状凹入溝mに嵌り込み可能な環状突条jをそれぞれ形成し、シールリングRが、断面波形の金属帯と帯状の膨張黒鉛とを互いに重合させた状態で複数回渦巻き状に巻回して成る渦巻部を有して構成され、フランジfと第管板Y2が締付連結される組付状態では、環状凹入溝mに嵌入配備されるシールリングRが環状突条jによって所定量圧縮される状態となるよう、フランジfと管板Y2との間にスペーサLを介装する。 (もっと読む)


【課題】吸込工程と吐出工程との切り換え時における圧力上昇を可及的に抑制してウォータハンマの発生を防止しうる液体用容積型ポンプを提供することを目的とするものである。
【解決手段】液体用容積ポンプ1a,1bはベローズポンプであり、ベローズ2a,2bで囲繞形成されるポンプ室3a,3bには、所定量の気体14を封入した状態で液体15が貯留された密閉容器9a,9bが連通接続されている。各密閉容器9a,9bの内部は液相領域15a,15bとその液面上に形成された気相領域14a,14bとからなる気液2相領域に構成されている。ポンプ室3a,3bの容積拡大動作による吸込工程からポンプ室3a,3bの容積縮小動作による吐出工程への切り換え時における圧力上昇は、ポンプ室9a,9b内の圧力の一部が密閉容器9a,9bに逃されることにより、低減されることになり、ウォータハンマの発生が防止される。 (もっと読む)


【課題】微粒子の表面全体に均一厚さのPVD皮膜を形成することができるようにする。
【解決手段】真空チャンバ1内に蒸着源2及びこれと一定の位置関係に保持された処理容器3を配置して、処理容器3内において微粒子にこれを運動させつつPVD皮膜を形成するようにした微粒子の皮膜形成方法において、処理容器3を、これが回転盤6の外周部に複数のバケット7を周方向に並列配置してなるものとして、回転盤表面6aの水平面12に対する角度αが1°〜75°となる傾斜状態で回転盤表面6aに直交する軸線14回りで一定方向Rに回転させることにより、上方へと回行したバケット7から回転盤表面6a上に放出された微粒子が当該表面6a上を転動しつつ流下して下方に位置するバケット7に流入するようにして、微粒子に、これが回転盤表面6a上を転動,流下する間において、PVD皮膜を形成するようにする。 (もっと読む)


【課題】ベローズポンプの小型化や長期にわたるシール精度の維持を可能とし、ベローズの伸縮に応じて応答性よく開閉動作を行うことができるベローズポンプを提供する。
【解決手段】ベローズポンプ10は、流体の吸込通路33及び吐出通路34が形成されたポンプヘッド11と、このポンプヘッド11に取り付けられ、その内部が吸込通路33及び吐出通路34に連通する水平方向に伸縮自在なベローズ13と、このベローズ13を伸縮動作させる駆動装置と、吸込通路33及び吐出通路34に対する一方向への流体の流れを許容し、他方向への流体の流れを阻止するチェックバルブ38,40とを備える。チェックバルブ38,40は、その水平方向の一端部と他端部との間で流体を流通させる流路を有しているバルブケース44と、バルブケース44内に収容されると共に、その自重によって閉弁方向へ移動可能な弁体45と、を備える。 (もっと読む)


【課題】SiC摺動材製静止密封環の摺動部に十分潤滑液が回り込まない状況やドライ状況等の厳しい環境下でも、摩擦係数が高くなることを抑制して耐久性や信頼性に優れるメカニカルシールを提供する。
【解決手段】回転密封環2と、静止密封環4と、それらのシール面2a,4aを押付けてシール部Sを形成する弾性機構5とを有するメカニカルシールにおいて、静止密封環4が、シール面4aを持つシール輪部4Aと、シール輪部4Aを支持してハウジング3に固定される支持輪部4Bとで構成され、シール輪部4Aが、これを所定の規格寸法に加工して成る環状体の外周面から内周面に向けての単位時間当りの液体の浸透漏れ量Fが、0.01ml/24hr≦F≦500ml/1hrで規定されるSiC摺動材で形成され、シール輪部4Aに、シール用液体fを内部導入する供給流路15を形成する。 (もっと読む)


【課題】優れた振動減衰能力を有し、さらにプラグとして用いられる鉛、錫などの成分が大気中、土壌中などに漏洩せず環境汚染を防止し得る積層ゴム支承を提供すること。
【解決手段】本発明の積層ゴム支承は、鋼板とゴム層とを交互に積層した積層体、フランジプレート、キャッププレート、シール手段、および弾塑性金属材料プラグを備え、該積層体が、積層方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔に密着するように該弾塑性金属材料プラグが挿入され、該弾塑性金属材料プラグの上下端面が、それぞれ該キャッププレートに接触し、該積層体の上下端面が、それぞれ該フランジプレートに接合され、該キャッププレートが、該フランジプレートに嵌合され、そして該フランジプレートと該キャッププレートとの隙間が、該シール手段によって封止されている。 (もっと読む)


【課題】パッキン押えによって軸心方向に圧縮させる従来の操作を維持して、機器のコンパクト化の妨げとなることがないようにしながらも、奥に装填されるグランドパッキン程シール性が不確実になる傾向が是正され、複数のグランドパッキンのシール性が極力均一化されるように改善されるグランドパッキン装着方法を提供する。
【解決手段】ケーシング3の軸挿通口部に挿通される軸Jとケーシング3との間の環状空間部6に、複数のグランドパッキンGを装填するとともに、軸Jの軸心P方向に並ぶ複数のグランドパッキンGをパッキン押え4を用いて軸心P方向に押し付けるグランドパッキン装着方法において、グランドパッキンGとして、その自由状態における径方向幅Wが環状空間部6の径方向幅Dより微増されたものを用いる。 (もっと読む)


【課題】さらなる工夫により、一対の半割りヒータを有する簡便構造の発熱部を踏襲しながらも、より均一な加熱による安定した溶着状況を実現するとともに、絶縁材を不要としてメンテナンスフリー化も可能となるように改善される溶着装置を提供する。
【解決手段】PFA製溶着継手Tの管端部4とPFA製チューブ5の端部6とが嵌合されて成る接合部Sに外囲する発熱部3を有し、発熱部3の発熱で接合部Sを加熱溶着して管端部4と端部6とを溶着する溶着装置において、発熱部3が、接合部加熱用で略半円形の内周面7を持つ半割りヒータhの一対を周方向に配する環状のもので成り、半割りヒータhは、セラミック製で略半円形を呈する伝熱ケース9と、伝熱ケース9にその周方向一端部にて外部に導通接続され、かつ、周方向他端にて折り返される状態で収容される発熱素子10とを有して構成されている。 (もっと読む)


【課題】 製造コストを顕著に増大させることなく、放射機能を有する導波管・MSL変換器を提供することを目的とする。
【解決手段】 誘電体基板1の上面に短絡板3及び給電端子5が形成され、下面に接地板6及び整合素子7が形成されている。この誘電体基板1の下面を導波管2の開口部21と対向させることにより、整合素子7を介して、導波管2及び給電端子5の伝送電力を相互に変換することができる。このような導波管・MSL変換器100において、短絡板3上に放射用のスロット12を形成することにより、放射機能を追加することができる。 (もっと読む)


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