説明

日本ピラー工業株式会社により出願された特許

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【課題】グランドパッキン中における編み糸の膨張黒鉛テープにおいて、その幅方向の端部に不本意に起こる亀裂により、シール性能が悪化するのを抑制すること。
【解決手段】グランドパッキン中の複数本の編み糸において、それらの編み糸の中には、所定幅の膨張黒鉛テープ30が幅方向に縮まるように折り曲げられており、この折り曲げられた膨張黒鉛テープ30の内部に膨張黒鉛テープ30の長手方向に向け補強線材41が埋設された編み糸10Aが備えられている。 (もっと読む)


【課題】編組時における膨張黒鉛粒子の剥落を減少または防止して、グランドパッキンの耐圧性を高めることができる。
【解決手段】所定幅の膨張黒鉛テープ2の外周には編組体よりなる補強材が接着剤なしに被覆され、この膨張黒鉛テープ2が長手方向に谷折りに折り曲げられ、この膨張黒鉛テープ2の幅方向の両端部2a,2bが該膨張黒鉛テープ2の幅方向内方に向くように折り曲げられており、その外周にステンレス線の編組体よりなる補強材3が被覆されている。 (もっと読む)


【目的】全ジョイント流路を端面接触形メカニカルシールでシールすることにより高シール性を担保しつつ、スティックスリップ現象による振動の発生を可及的に抑制する多流路形ロータリジョイントを提供する。
【構成】多流路形ロータリジョイントRは、ケース体1と回転軸体2との間に3以上のジョイント流路3を形成してなる。各ジョイント流路3は、ケース体1のケース側通路7と回転軸体2の軸側通路6とを一対のメカニカルシール4でシールされた接続空間5を介して連通接続してなる。各メカニカルシール4は、ケース体1に設けた静止密封環9の密封端面30と回転軸体2に設けた回転密封環8の密封端面24との相対回転摺接作用により接続空間5をシールする。各静止密封環9の密封端面30の表面粗さを0.1〜0.2μmRaとし、各回転密封環8の密封端面24の表面粗さを0.2〜0.3μmRaとしてある。 (もっと読む)


【課題】主に低速回転域で使用されながら、低コスト、省スペースで安定使用できるように改善された攪拌機用ダブルメカニカルシールのシール流体循環装置を提供する。
【解決手段】攪拌機用ダブルメカニカルシールのシール流体循環装置において、プロセス側の第1メカニカルシールS1と、大気側の第2メカニカルシールS2と、第1及び第2メカニカルシールS1,S2にシール流体eを給排するシール流体経路Wと、を有して攪拌機に組込み可能なダブルメカニカルシールS、及び、シール流体経路Wの出口22aとシール流体経路Wの入口21aとを繋ぐ外部流路23に、シール流体eを強制循環させるマグネットポンプ1と、シール流体eに圧を作用させる流体圧付与手段2とを設けて成るシール流体循環機構24を有して構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、可撓性及び伸縮性のうち少なくとも一方を有するとともに、耐久性のある集束チューブ及び集束チューブの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】集束チューブ1を、互いに隣接するように略台形状に並列配置し、隣り合う樹脂製チューブ10の密着部分mを熱融着して熱融着部xを形成し、一体化した並行融着部2を構成するとともに、並行融着部2に樹脂製熱収縮チューブ20を外嵌し、樹脂製チューブ10及び収縮後の樹脂製熱収縮チューブ20が可撓性及び伸縮性を備えた。 (もっと読む)


【課題】 塩化物イオン濃度を一般的基準(100ppm未満)より更に低く制限し、熱クリープや金属フランジの腐食を可及的に抑制して原子力プラントの配管等において石綿系ガスケット代替品として好適に使用しうる原子力プラント用ガスケットを提供する。
【解決手段】 原子力プラント用ガスケットは、膨張黒鉛と、アラミド繊維と、ゴム結合材と、加硫促進剤及び加硫剤を主体とするゴム薬品と、を含有する材料から形成されるシートガスケットであって、当該材料におけるゴム結合材、ゴム薬品及び加硫促進剤の各含有量を、ゴム結合材:10〜18mass%、ゴム薬品:3〜5mass%及び加硫促進剤:0.8〜2.0mass%として、塩化物イオン濃度を10ppm以下に制限するように構成したものである。加硫促進剤は塩化物イオンを含有しない酸化亜鉛である。 (もっと読む)


【目的】静止密封環の発熱,温度上昇を効果的に抑制し得て、良好なメカニカルシール機能を発揮することができるドライコンタクトメカニカルシールを提供する。
【構成】ドライコンタクトメカニカルシールは、回転軸4に軸線方向移動可能に保持された回転密封環5と金属製のシールケース2の内周面に一対のOリング8,9を介して嵌合固定された静止密封環3との相対回転摺接作用により機内ガス領域Aと機外ガス領域Bとをシールするように構成されている。シールケース2と静止密封環3との対向周面間には、Oリング8,9でシールされた環状空間14が形成されている。環状空間14には、熱膨張係数が空気より高い熱媒体油(シリコンオイル・グリース等)15が充填封入されており、回転密封環5との摺接により静止密封環3に発生する熱は当該熱媒体油15を介してシールケース2に放熱される。 (もっと読む)


【課題】成分や構成等にさらなる工夫を加えることにより、極低温流体によって結露した水分が残って組み付けられてしまっても、配管フランジ面への固着現象を回避又は抑制でき、配管分離時に簡単で容易にフランジ面から剥がせるようにして作業効率が改善される膨張黒鉛シートガスケットを提供する。
【解決手段】膨張黒鉛シート1の表面に、PP樹脂の塗布によって膜厚が20〜40μmのPP樹脂層2が形成されて成る膨張黒鉛シートガスケットG。PP樹脂の塗布後に、150〜160℃に加熱してその状態を10分以上維持する熱処理が行われる。 (もっと読む)


【課題】ポンプ内部で帯電が起こらないようにして、静電気の帯電に因る放電によりベローズに孔が開く不都合な現象が防止されるよう改善されたベローズポンプを提供する。
【解決手段】薬液の吸込路12及び吐出路13を備えたポンプボディ1と、ポンプボディ1に一端が気密に固定されてポンプボディ1との間に密閉空間11を形成する状態に配備されるベローズ2と、ベローズ2をポンプボディ1に対して伸縮動すべくベローズ2の他端側に設けられる作動部15と、密閉空間11に連通する吸入路12に設けられる吸入弁6と、密閉空間11に連通する吐出路13に設けられる吐出弁7と、を有して成るベローズポンプにおいて、密閉空間11に臨む導通材製の集電部材Cと、集電部材Cに一端部が導通接続され、かつ、ポンプボディ1の外部に臨む他端部を有する導電手段Dとが装備されている (もっと読む)


【課題】ポンプのサックバック動作で液垂れ防止させる構成をさらに工夫して、不測の液垂れが皆無となるまでに改善される望ましい液体ポンプシステムを提供する。
【解決手段】液体用ポンプPと、吐出側弁28と、吸入側弁27とを有し、吐出側弁28を閉じ、吸入側弁27を開いてポンプPを吸入動作させる吸入駆動状態と、吐出側弁28を開き、吸入側弁27を閉じてポンプPを吐出動作させる吐出駆動状態とを切換可能な液体ポンプシステム。吐出駆動状態から吸入駆動状態への切換え時には、吐出駆動状態の終了に伴って吐出側弁28を開き、かつ、吸入側弁27を閉じてポンプPを吸入動作させる逆駆動状態を経て吸入駆動状態に切換えられ、吐出駆動状態から逆駆動状態に切換わるときは、吐出側弁28の開弁状態と吸入側弁27の閉弁状態とが維持された状態でポンプPが吐出動作から直ちに吸入動作に切換えられる。 (もっと読む)


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