説明

日本ピラー工業株式会社により出願された特許

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【課題】正常運転時及び逆圧運転時の何れにおいても良好なシール機能を発揮しうる端面接触形メカニカルシールを提供する。
【解決手段】シールケースに固定した固定密封環(2)と回転軸(3)にスプリング保持環(4)及びOリング(5)を介して移動可能に保持した可動密封環(6)とを具備し、両密封環(2,6)の相対回転摺接部分の内径D1及び外径D2と第1シール面(43a)の径d1及び第2シール面(65a)の径d2との間にd1<D2、d2>D1、0.15≦(d2−d1)/(D2−D1)≦0.85及び0.95≦(d1+d2)/(D1+D2)≦1.05の関係を有して、第1流体領域(A)が第2流体領域(B)より高圧である場合及び第2流体領域(B)が第1流体領域(A)より高圧である場合の何れにおいてもバランス比が0.6〜0.9となるように構成した端面接触形メカニカルシールである。 (もっと読む)


【課題】配管継手に接続される樹脂管の端部を適切な長さで拡径することができる樹脂管の拡径用治具を提供する。
【解決手段】各恵与治具30は、樹脂管11の端部11aに挿入されることで、当該端部11aを拡径する拡径部86を有し、樹脂管11の端部11aに対する拡径部86の適正挿入量の最小限位置を示す第1指示部94aを備えている。また、第1指示部94aは、拡径部86の径方向外側に配置され、当該拡径部86との間に樹脂管11の端部11aを挿入させる隙間90を形成している。 (もっと読む)


【課題】 高い密封性を長期に亘って維持することができるメカニカルシールを提供する。
【解決手段】 本発明のメカニカルシール1は、静止密封環3を保持し、静止密封環3とともに回転密封環3に向けて付勢されている環状のスプリングリテーナ4を備えている。スプリングリテーナ4は、静止密封環の背面に当接したフランジ部11bを有するリテーナ本体11と、静止密封環3をフランジ部11bに向けて締め付け挟持することで当該静止密封環3を保持している環状の押さえ板12とを備えている。フランジ部11bには、静止密封環3が当接し、回転密封環2に向かって漸次拡径するように傾斜するテーパ面11b2が形成されており、静止密封環3の背面には、テーパ面11b2に一致して当接可能な外側テーパ面3cが形成されている。テーパ面11b2と、外側テーパ面3cとの間には、Oリング30が配置されている。 (もっと読む)


【課題】摺動部に十分な潤滑液が回り込まない状況やドライ状況といった厳しい環境下においても、摩擦係数が高くなる不都合を抑制又は解消して、耐久性や信頼性に優れるメカニカルシール用密封環の実現に寄与するSiC摺動部材を提供する。
【解決手段】回転軸1と一体回転する回転側の密封環2と、ハウジング3に相対固定される静止側の密封環4と、回転側及び静止側の各前記密封環2の摺動面2a,4aどうしを押付け合う弾性手段5とを有して成るメカニカルシールMにおける回転密封環2を形成するSiC摺動部材において、密封環Wが、これの一面Wbから他面Wcに亘る貫通気孔を有するとともに、所定の規格寸法に形成されている密封環Wの表面に存在する単位量の液体rが密封環Wの内部に吸収されるに要する透水時間(min)が、10〜60で規定される。 (もっと読む)


【課題】大幅な小型化(特に径方向寸法の小型化)を実現した多流路形ロータリジョイントを提供する。
【解決手段】両ジョイント構成部材3,4に、各第1ジョイント通路31と各第2ジョイント通路41とをメカニカルシール5a,5b,5c相互間に形成された環状のシール空間6a,6bを介して接続する複数のジョイント流路7,8が形成されている。各第1ジョイント通路31は、シール空間6a,6bに接続された複数の分岐ジョイント通路31aで構成されている。各第2ジョイント通路41は、ヘッダ空間41a,42aとシール空間6a,6bとを複数の連結通路41b,42bで接続すると共にヘッダ空間41a,42aに一つの幹通路41cを接続してなる。全分岐ジョイント通路31a,32a及び全連結通路41b,42bの数及び内径は、その合計断面積が幹通路41cの断面積と同一になるように設定される。 (もっと読む)


【課題】 マイクロストリップアンテナによる交差偏波の放射を抑制し、進行波励振アンテナの交差偏波識別度を向上させることを目的とする。
【解決手段】 進行波が伝搬する給電線路21と、進行波により励振される放射素子22とが誘電体基板1上に形成されたマイクロストリップアンテナにおいて、放射素子22が、主偏波を放射する放射部22Aと、上記放射部22Aから交差偏波方向に延び、λg/4に略一致するスタブ長Lcを有するオープンスタブ22Bとを有する。このため、放射素子22の素子幅Lbを変更することなく、放射素子22による交差偏波の放射を抑制し、交差偏波識別度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】さらなる材料工夫等により、非石綿系シートガスケットを、高温域でも安定して使えるように耐熱性(耐熱シール性)を有するものとして提供する。
【解決手段】シートガスケットにおいて、金属板4A製の補強シート4の両面それぞれに、脆性又は可塑性を高温域で有するシート材5が圧着されるとともに、補強シート4の一方の面4a及び他方の面4bのそれぞれに、金属板4Aの一部を隆起形成して成る爪tを複数形成する。一方の面4aの第1の爪6(t)と他方の面4bの第2の爪7(t)とが互いに隣り合う状態に交互配置されている。 (もっと読む)


【課題】弾性機構及び筒状構造体として機能するベローズを用いながら、静止密封輪を押付けてシール部とする弾性機構がより長期に亘って十分機能するよう改善し、耐久性が向上して高機能化されるメカニカルシールを提供する。
【解決手段】回転軸1の機外延出軸部1Aに一体的に外嵌される回転密封輪5と、軸心P方向移動が可能で、かつ、回転不能に側壁2に支持される静止密封輪6と、静止密封輪6を回転密封輪5に押付けてシール部Sを形成する弾性機構7とを備え、弾性機構7が、延出軸部1Aを囲繞する状態で静止密封輪6と固定部2とに亘って架設されるゴム製ベローズで構成されるメカニカルシールにおいて、ベローズ7の蛇腹部7Cより固定部側となる基端部7Aと、静止密封輪側となる先端部7Bとを、軸心P方向で離反する方向に弾性付勢する外装弾性機構20が、蛇腹部7Cの径外側部位を通って基端部7Aと先端部7Bとに跨る状態で装備される。 (もっと読む)


【課題】高温流体を扱う場合にもメカニカルシール構成部材の冷却を効果的に行うことができる高温流体用軸封装置を提供する。
【解決手段】シールケース2を、本体部2aと第1及び第2保持部2d,2eと第1及び第2仕切部2f,2hと回転軸1の外周面との間に微小な環状通路27を形成する通路形成部2gとOリング保持部2iとからなる金属製の円筒状一体構造物に構成して、第1及び第2Oリング2m,2nを介して機器ハウジング8に取り付ける。本体部2aとOリング保持部2iとの間に形成され且つ機器ハウジング8で閉塞された冷却室28には、機器ハウジング8の冷却液給排路80,81により冷却液82が給排される。メカニカルシール3の密封環31,32が配置されたシールケース内領域A1と機器ハウジング内領域Aである高温流体領域とは、冷却室28の内周側部分2bにより区画されている。 (もっと読む)


【課題】基板の振動によっても放射アンテナ素子と給電ストリップ線路との電気的接続が失われ難いマイクロストリップアレーアンテナを提供する。
【解決手段】裏面に導体の接地層が形成された誘電体基板の表側の面に形成されるマイクロストリップアレーアンテナ60であり、入力端65と終端66とを備えた直線状の給電ストリップ線路63と、給電ストリップ線路63の軸線Xに対して、終端方向から45度の角度で傾斜した方向の軸線を有する矩形状の放射アンテナ素子44a、44b、44d、44eとを備えて構成される。放射アンテナ素子44b、44d、44eは、その4つの頂点P、Q、R、Sのうちの対向する2つの頂点Q、Sが、給電ストリップ線路63の両側に位置するように給電ストリップ線路63に重ね合わされて接続されているマイクロストリップアレーアンテナ60である。 (もっと読む)


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