説明

微粒子の皮膜形成方法及びその装置

【課題】微粒子の表面全体に均一厚さのPVD皮膜を形成することができるようにする。
【解決手段】真空チャンバ1内に蒸着源2及びこれと一定の位置関係に保持された処理容器3を配置して、処理容器3内において微粒子にこれを運動させつつPVD皮膜を形成するようにした微粒子の皮膜形成方法において、処理容器3を、これが回転盤6の外周部に複数のバケット7を周方向に並列配置してなるものとして、回転盤表面6aの水平面12に対する角度αが1°〜75°となる傾斜状態で回転盤表面6aに直交する軸線14回りで一定方向Rに回転させることにより、上方へと回行したバケット7から回転盤表面6a上に放出された微粒子が当該表面6a上を転動しつつ流下して下方に位置するバケット7に流入するようにして、微粒子に、これが回転盤表面6a上を転動,流下する間において、PVD皮膜を形成するようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉体等の微粒子の表面に物理的蒸着(真空蒸着,スパッタリング,イオンプレーティング等であり、以下「PVD」という)による皮膜を形成するための微粒子の皮膜形成方法及びその装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
微粒子の皮膜形成方法ないし皮膜形成装置としては、真空チャンバ内に蒸着源及びこれと一定の位置関係に保持された処理容器を配置して、処理容器内において微粒子にPVDによる皮膜を形成するようにしたものが周知である。
【0003】
しかし、処理容器内における微粒子は、その表面の一部(例えば、微粒子が球状である場合における半球面)が蒸着源(分子線源)に対して露出しているにすぎないため、蒸着源に対向しない表面部分には皮膜が適正に形成されず、微粒子の表面全体に亘って均一な皮膜を形成することが困難であった。
【0004】
そこで、従来からも、特許文献1に開示されるように、微粒子を運動(攪拌,振動)させることにより、微粒子の表面全体が蒸着源に対して露出するようにして、その表面全体に亘ってPVD皮膜を形成することが提案されている(以下「従来技術」という)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2000−109969公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来技術にあっては、処理容器内の全ての微粒子がその表面全体が蒸着源に露出するように運動(攪拌,振動)されるとは限らず、表面の一部にPVD皮膜が形成されるにすぎないものや表面全体にPVD皮膜が形成されていてもそれが均一厚さでないものが発生することがあり、全ての微粒子についてその表面全体に均一厚さのPVD皮膜を形成することが困難であった。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、処理容器内の微粒子についてその表面全体に均一厚さのPVD皮膜を形成することができる微粒子の皮膜形成方法と、この方法を好適に実施することができる微粒子の皮膜形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、真空チャンバ内に蒸着源及びこれと一定の位置関係に保持された処理容器を配置して、処理容器内において微粒子にこれを運動させつつ物理的蒸着により皮膜を形成するようにした微粒子の皮膜形成方法において、上記の目的を達成すべく、特に、処理容器を、これが回転盤の外周部に複数のバケットを周方向に並列配置してなるものとして、回転盤表面の水平面に対する角度αが1°〜75°となる傾斜状態で当該回転盤表面に直交する軸線回りで一定方向に回転させることにより、上方へと回行したバケットから回転盤表面上に放出された微粒子が当該表面上を転動しつつ流下して下方に位置するバケットに流入するようにして、微粒子に、これが回転盤表面上を転動,流下する間において、物理的蒸着による皮膜を形成するようにしたことを特徴とする微粒子の皮膜形成方法を提案する。
【0009】
また、本発明は、真空チャンバ内に蒸着源及びこれと一定の位置関係に保持された処理容器を配置して、処理容器内において微粒子にこれを運動させつつ物理的蒸着により皮膜を形成するようにした微粒子の皮膜形成装置において、上記の目的を達成すべく、処理容器を、これが回転盤の外周部に複数のバケットを周方向に並列配置してなるものとして、回転盤表面の水平面に対する角度αが1°〜75°となる傾斜状態で当該回転盤表面に直交する軸線回りで一定方向に回転させることにより、上方へと回行したバケットから回転盤表面上に放出された微粒子が当該表面上を転動しつつ流下して下方に位置するバケットに流入するようにして、微粒子に、これが回転盤表面上を転動,流下する間において、物理的蒸着による皮膜を形成するように構成したことを特徴とする微粒子の皮膜形成装置を提案する。
【0010】
かかる微粒子の皮膜形成方法及び皮膜形成装置にあっては、処理容器が蒸着源との位置関係を保持しつつ傾動可能であり、回転盤表面の水平面に対する角度αを1°〜75°の範囲で調整しうるように構成されていることが好ましい。バケット群が、回転盤表面に連なる環状の底壁とその外周縁部から立ち上がる筒状の周壁とその端縁部から底壁に平行して延びる環状の天井壁とこれらによって囲繞形成される環状空間を周方向に分割する複数の仕切壁とで構成されており、各バケットが、隣接する仕切壁間に形成される空間で構成されていることが好ましい。この場合において、各仕切壁が、その基端部を通過する回転盤の直径線に対して、処理容器の回転方向に0°〜45°の角度βをなすものであることが好ましく、各仕切壁がその基端部を中心として揺動可能に構成されており、上記角度βを0°〜45°の範囲で調整できるように構成されていることが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明の微粒子の皮膜形成方法によれば、回転盤表面の水平面に対する角度αを1°〜75°の範囲で微粒子の形状,性状に応じて適宜に設定しておくことにより、微粒子が回転盤表面上を転動,流下する間にPVD処理されるから、微粒子の表面全体に均一厚さの皮膜を形成することができる。
【0012】
また、本発明の微粒子の皮膜形成装置によれば、上記方法を好適に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は本発明に係る微粒子の皮膜形成装置の一例を示す縦断正面図である。
【図2】図2は図1のII−II線に沿う要部の断面図である。
【図3】図3は図1の要部を取り出して示す作用説明図である。
【図4】図4は図2相当部分についての作用説明図である。
【図5】図5は種々の皮膜形成形態を示す断面図である。
【図6】図6は本発明に係る微粒子の皮膜形成装置の変形例を示す図2相当の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
【0015】
図1は本発明に係る微粒子の皮膜形成装置の一例を示す縦正面図であり、図1に示す皮膜形成装置は、図2は図1のII−II線に沿う要部の断面図であり、図3は図1の要部を取り出して示す作用説明図であり、図4は図2相当部分についての作用説明図である。
【0016】
図1に示す微粒子の皮膜形成装置は、例えばミクロンオーダ(粒径1μm程度)の球形又はこれに近い形状のアルミナ粒子等にチタン等のPVD皮膜を形成するためのもので、真空チャンバ1内に蒸着源2及びこれと一定の位置関係に保持された処理容器3を配置して、処理容器3内において微粒子4にこれを運動させつつPVD処理を施すことにより、微粒子表面に皮膜4a(図5参照)を形成するように構成されたものである。
【0017】
而して、真空チャンバ1は、側壁を開閉可能とした矩形箱状のもので、内部を真空ポンプ5により所定の真空度に保持されている。なお、図示していないが、真空チャンバ1にはヒータが設けられている。
【0018】
処理容器3は、図1及び図2に示す如く、円板形状をなす回転盤6と、その外周部に周方向に並列配置した複数のバケット7とからなる。
【0019】
バケット群7…は、図1及び図2に示す如く、回転盤表面6aに面一状に連なる円環状の底壁8とその外周縁部から立ち上がる円筒状の周壁9とその端縁部から底壁8に平行して延びる底壁8と同一形状(円環状)の天井壁10とこれらによって囲繞形成される環状空間を周方向に分割する複数の矩形状の仕切壁11とで構成されており、各バケット7が、隣接する仕切壁11,11間に形成される空間で構成されている。
【0020】
処理容器3は、図1に示す如く、適宜の保持手段(図示せず)により、回転盤表面6aが水平面に対して傾斜する状態で保持されている。この例では、保持手段が、処理容器3の傾斜角度を変更できるように構成されており、回転盤表面6aの水平面12に対する角度(以下「容器角度」という)αを1°〜75°の範囲で任意に調整できるようになっている。また、蒸着源2は、当該保持手段により処理容器3と一定の位置関係を保持する状態で保持されている。すなわち、蒸着源2は、処理容器3に対して、回転盤表面6a上に位置する微粒子4にPVD処理を施しうる位置に保持されており、この両者2,3の位置関係は容器角度αを図3(A)(B)に示す如く増減させても一定に保持される。
【0021】
容器角度αは、回転盤表面6aに位置する微粒子4が回転盤表面6a上をその傾斜によって円滑に転動しつつ流下しうるように、微粒子の形状,性状に応じて1°〜75°の範囲で適宜に設定される。容器角度αが1°未満では微粒子7の回転盤表面6a上における転動,流下を期待できず、容器角度αが75°を超える場合には微粒子7が回転盤表面6a上で転動することなく流下する虞れがある。
【0022】
処理容器3は、図1に示す如く、適宜の回転駆動手段13により、回転盤表面6aに直交する軸線14回りで一定方向Rに回転されるように構成されている。回転駆動手段13は、容器角度αの変更に拘わらず処理容器3を回転駆動させうるものである限り、その構造は任意である。回転駆動手段13は、回転盤表面6a上における微粒子4の転動,流下を妨げない程度であって微粒子4が回転盤表面6a上を流下することなくR方向に回動されない程度の低速で処理容器3を回転させるものである。一般には、処理容器3の回転速度を0.1rpm〜10rpmに設定しておくことが好ましく、回転駆動手段13はこの範囲で可変なものを使用することが好ましい。
【0023】
各仕切壁11は、図2に示す如く、その基端部11aを通過する回転盤6の直径線15に対して、処理容器3の回転方向Rに0°〜45°の角度(以下「仕切壁角度」という)βをなすように配置されている。この例では、各仕切壁11の基端部11aを周壁9に揺動可能に枢着して、仕切壁角度βを0°〜45°の範囲で適宜に調整できるように工夫してある。
【0024】
ところで、処理容器3の回転に伴ってバケット7はR方向に回行し、下方に位置するバケット7は上方へと移動されることになるが、このとき、当該バケット7に収容された微粒子4は、当該バケット7がある程度上昇するまでは、図4(A)(B)に示す如く、当該バケット7における回転方向R側の仕切壁(以下「回転側仕切壁」という)11に保持されているが、当該バケット7が更に上昇すると、同図(C)に示す如く、当該回転側仕切壁11から当該バケット7外に放出されることになる。このように微粒子4がバケット7から放出されるときの当該バケット7の位置(以下「微粒子放出位置」という)は、微粒子4の形状,性状や容器角度αにもよるが、基本的に、仕切壁角度(正確には、回転側仕切壁11の角度)βが大きくなるに従って、より高くなる。
【0025】
したがって、仕切壁角度βを変更することによって、微粒子4がバケット7から放出される回転盤6上の位置を調整することができ、一般には、仕切壁角度βを、図4(C)に示す如く、微粒子4が微粒子放出位置へと上昇したバケット7から鉛直面上における回転盤6の直径線15a上又はその近傍領域に放出されるように設定しておく。
【0026】
以上のように構成された微粒子の皮膜形成装置によれば、本発明に係る微粒子の皮膜形成方法が次のように実施される。
【0027】
まず、図4(A)に示す如く、下方に位置するバケット7に適当量の微粒子4を供給した上で、処理容器3をR方向に回転駆動させてPVD処理を開始する。
【0028】
当該バケット7は、これに供給された微粒子4を保持した状態で上昇し(図4(B))、微粒子放出位置まで上昇すると、当該バケット7から微粒子4が回転盤表面6a上に放出される(同図(C))。
【0029】
回転盤表面6a上に放出された微粒子7は、図3及び図4(C)に示す如く、回転盤表面6a上を流下する。このとき、容器角度αを微粒子7の形状,性状に応じて適宜に設定しておくことにより、微粒子7は回転盤表面6a上を滑動することなく転動することになる。すなわち、微粒子7が回転しつつ流下して、その表面全体が蒸着源2に対して露出することになる。このとき、回転盤6の回転に伴って、微粒子4は回転方向Rにも転動することになることから、回転盤表面6a上においては微粒子4が3次元的に回転運動することになる。
【0030】
また、仕切壁角度βを、図4(C)に示す如く、微粒子4が微粒子放出位置へと上昇したバケット7から鉛直面上における回転盤6の直径線15a上又はその近傍領域に放出されるように設定しておくことにより、回転盤表面6aにおける微粒子4の流下経路が極めて大きくなり、微粒子4のPVD処理時間が十分なものとなる。
【0031】
したがって、微粒子4にはこれが回転盤表面6a上を流下する間にPVD処理が施されるが、その流下が回転盤6aの傾斜方向及び回転方向に転動(3次元の回転運動)を伴うものであり且つ回転盤表面6a上の流下距離が長くなることから、微粒子4にはその表面全体に均一厚さの皮膜4aが形成されることになる。
【0032】
ところで、上記した皮膜形成装置を使用して、粒径1μm程度のアルミナ粒子4にチタンのPVD皮膜4aを形成したところ、図5(A)に示す如く、アルミナ粒子4の表面全体に均一厚さのPVD皮膜4aが形成された皮膜粒子を得ることができた。一方、処理容器3をその周壁9を正多角形状とすると共に仕切壁11を廃したものに構成した点及び容器角度αを90°とした点を除いて、上記した皮膜形成装置と同一構造の第1比較例装置並びに容器角度αを0°とした点、処理容器7を回転させない点及び処理容器7に振動及び衝撃を付与した点を除いて上記した皮膜形成装置と同一構造の第2比較例装置(特許文献1に開示される従来技術に対応する)を使用して、上記と同一条件でPVD処理を行ったところ、第1及び第2比較例装置の何れを使用した場合にも、得られた皮膜粒子には、図5(B)(C)に示す如く粒子表面の一部に皮膜4aが形成されたものや同図(D)に示す如く粒子表面全体に皮膜4aが形成されていてもその厚みが不均一なものが多く認められた。
【0033】
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適宜に改良,変更することができる。例えば、処理容器3は、図5に示す如く、周壁9の形状(及び上下壁8,10の外周形状)が正多角形となるものとしてものとすることもできる。また、処理容器3には、これに適度の振動や衝撃を与えるバイブレータやノッカーを付設するようにすることが可能である。また、処理容器3内に、微粒子4の運動を補助させるための棒状体及び/又は球状体を収容しておくことも可能である。また、本発明は、ミクロンオーダの球形又はこれに近い形状のアルミナ粒子にチタン皮膜を形成する場合の他、真空蒸着,スパッタリング,イオンプレーティング等のPVD処理により、高分子,炭素,無機,金属,合金等の微粒子に高分子,炭素,無機,金属,合金等の皮膜を形成するあらゆる場合に適用することができるものである。
【符号の説明】
【0034】
1 真空チャンバ
2 蒸着源
3 処理容器
4 微粒子
4a 皮膜
6 回転盤
6a 回転盤表面
7 バケット
8 底壁
9 周壁
10 天井壁
11 仕切壁
11a 仕切壁の基端部
12 水平面
13 回転駆動手段
14 回転盤表面に直交する軸線
15 仕切壁の基端部を通過する回転盤の直径線
R 処理容器の回転方向
α 容器角度
β 仕切壁角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空チャンバ内に蒸着源及びこれと一定の位置関係に保持された処理容器を配置して、処理容器内において微粒子にこれを運動させつつ物理的蒸着により皮膜を形成するようにした微粒子の皮膜形成方法において、処理容器を、これが回転盤の外周部に複数のバケットを周方向に並列配置してなるものとして、回転盤表面の水平面に対する角度αが1°〜75°となる傾斜状態で当該回転盤表面に直交する軸線回りで一定方向に回転させることにより、上方へと回行したバケットから回転盤表面上に放出された微粒子が当該表面上を転動しつつ流下して下方に位置するバケットに流入するようにして、微粒子に、これが回転盤表面上を転動,流下する間において、物理的蒸着による皮膜を形成するようにしたことを特徴とする微粒子の皮膜形成方法。
【請求項2】
真空チャンバ内に蒸着源及びこれと一定の位置関係に保持された処理容器を配置して、処理容器内において微粒子にこれを運動させつつ物理的蒸着により皮膜を形成するようにした微粒子の皮膜形成装置において、処理容器を、これが回転盤の外周部に複数のバケットを周方向に並列配置してなるものとして、回転盤表面の水平面に対する角度αが1°〜75°となる傾斜状態で当該回転盤表面に直交する軸線回りで一定方向に回転させることにより、上方へと回行したバケットから回転盤表面上に放出された微粒子が当該表面上を転動しつつ流下して下方に位置するバケットに流入するようにして、微粒子に、これが回転盤表面上を転動,流下する間において、物理的蒸着による皮膜を形成するように構成したことを特徴とする微粒子の皮膜形成装置。
【請求項3】
処理容器が蒸着源との位置関係を保持しつつ傾動可能であり、回転盤表面の水平面に対する角度αを1°〜75°の範囲で調整しうるように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載する微粒子の皮膜形成装置。
【請求項4】
バケット群が、回転盤表面に連なる環状の底壁とその外周縁部から立ち上がる筒状の周壁とその端縁部から底壁に平行して延びる環状の天井壁とこれらによって囲繞形成される環状空間を周方向に分割する複数の仕切壁とで構成されており、各バケットが、隣接する仕切壁間に形成される空間で構成されていることを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載する微粒子の皮膜形成装置。
【請求項5】
各仕切壁が、その基端部を通過する回転盤の直径線に対して、処理容器の回転方向に0°〜45°の角度βをなすものであることを特徴とする、請求項4に記載する微粒子の皮膜形成装置。
【請求項6】
各仕切壁がその基端部を中心として揺動可能に構成されており、上記角度βを0°〜45°の範囲で調整できるように構成されていることを特徴とする、請求項5に記載する微粒子の皮膜形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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