説明

日本電産株式会社により出願された特許

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【課題】回転電機のロータユニットにおいて、マグネット同士の接触を防止することで、マグネットの損傷を抑制する。
【解決手段】ロータユニット32Aは、中心軸9Aに沿って配列される複数の回転体41A、42Aを、備えている。複数の回転体41A、42Aは、それぞれ、中心軸9Aを包囲する環状のロータコア51Aと、ロータコア51Aの周囲において周方向に配列される複数のマグネット53Aと、マグネット53Aを保持するホルダ52Aと、を有している。また、ホルダ52Aは、複数のマグネット53Aの間に沿って軸方向に延びる複数の仕切部60Aを、有している。仕切部60Aの軸方向の寸法は、その仕切部60Aに保持されるマグネット53Aの軸方向の寸法より長い。そして、複数の回転体41A、42Aは、複数のマグネット53Aの周方向位置を互いにずらした状態で、配置されている。 (もっと読む)


【課題】モータ回転時の振動を抑制する。
【解決手段】モータは、静止部と、回転部とを備え、前記静止部が、シャフト部と、下プレート部と、外筒部とを備え、前記回転部が、前記シャフト部が挿入され、上下方向に貫通する1つの連通孔を有するスリーブ部と、前記スリーブ部から径方向外方に広がる蓋部とを備え、前記シャフト部と前記スリーブ部との間の第1間隙、前記外筒部と前記スリーブ部との間の第2間隙および前記連通孔が、潤滑油で満たされ、前記蓋部が穴部を有し、軸方向における前記穴部の存在範囲が軸方向における前記連通孔の存在範囲と重なり、前記穴部の中心は前記中心軸および前記連通孔の中心を含む同一面上に位置し、かつ、前記中心軸に対して前記連通孔と前記穴部とが反対側に位置し、前記フランジ部の密度をσ、前記連通孔の体積をV、前記蓋部の密度をσ、前記穴部の体積をVとして、V<(σ/σ)・Vが満たされる。 (もっと読む)


【課題】ターンテーブルとロータホルダとの接着強度のばらつきを低減する。
【解決手段】シャフトの上部に対して上下方向に摺動可能なコーンが、径方向外方に向かって下方へと傾斜するディスク保持面を有し、ターンテーブル41が、ディスク載置部411と、ディスク載置部よりも下側にて上方に向かって窪む環状凹部51と、を有する、樹脂にて成型されたテーブル本体5と、環状凹部内に転動可能に配置される複数の球体と、テーブル本体とロータホルダとの間に配置され、環状凹部の下側の開口を塞ぐ環状閉塞部と、テーブル本体の環状凹部よりも内側において、上面がテーブル本体に接着剤にて接着され、下面がロータホルダに接着剤にて接着される円盤状部63と、を備える。 (もっと読む)


【課題】ハウジング部材において切削により形成された部位の形状精度を向上する。
【解決手段】ハウジング部材16は、矩形状の底部161と側壁部162とを備え、前記底部および前記側壁部が、ダイキャストにより一繋がりの部材として成型されており、前記側壁部が、前記側壁部の内側にて切削加工により設けられてコーティング剤により被覆される部分円筒面であり、ディスクの外周に対向する部分円筒状側面164を備え、外側面のうちの1つである第1外側面181が、切削加工により設けられてコーティング剤により被覆される2つの第1切削基準領域192を備え、前記第1外側面に垂直な第2外側面182が、切削加工により設けられてコーティング剤により被覆される第2切削基準領域194を備え、前記底部が、前記部分円筒状側面の中心に、切削加工により設けられて前記ディスクを回転させるモータの軸受機構を固定するための軸受固定部163を備える。 (もっと読む)


【課題】ポール数が異なる複数のロータマグネットに対してコギングトルクを低減することができるモータの構造を提供し、モータの製造コストを低減する。
【解決手段】ステータコア221は、環状のコアバック225と、周方向に配置され、前記コアバック225からロータマグネットに向かって延びる複数のティース部224を備え、ステータのスロット数が15であり、前記ロータマグネットのポール数が10または20であり、前記複数のティース部224が、先端面に中央から周方向両側に機械角3°の位置および機械角9°の位置に設けられた4つの凹部61または4つの凸部を有する、少なくとも1つの第1ティース部224aと、先端面に中央から周方向両側に機械角6°の位置に設けられた2つの凹部62または2つの凸部を有する、少なくとも1つの第2ティース部224bと、を含む。 (もっと読む)


【課題】流体動圧軸受装置において、振動時のキャビテーションにより発生する気泡の滞留を抑え、潤滑オイルの漏れを抑制できる技術を提供する。
【解決手段】スラスト間隙V1とポンピング間隙U1との間に、オイルバッファW1が、設けられている。オイルバッファW1の軸方向寸法は、スラスト間隙V1の軸方向寸法より、大きい。また、オイルバッファの径方向寸法は、ポンピング間隙U1の径方向寸法より、大きい。この流体動圧軸受装置106Aでは、振動時のキャビテーションによってスラスト間隙V1に発生した気泡を、オイルバッファW1の潤滑オイルに溶解させることができる。このため、気泡の滞留による潤滑オイルの漏れを、抑制できる。 (もっと読む)


【課題】シャフト部と環状部材との間から潤滑油が漏れ出すことを防止する。
【解決手段】スピンドルモータは、静止部が、上下方向を向く中心軸を中心として配置されるシャフト部41と、シャフト部41の上部に締まり嵌め状態にて固定される環状部材42と、径方向内側の端部444が、シャフト部41および環状部材42に接着剤にて固定される環状のキャップ部材44と、を備え、回転部が、シャフト部41が挿入されるスリーブ部と、環状部材42の径方向外側に位置し、軸方向に延びる略円筒状のシール形成部53と、を備え、環状部材42の外周面と前記シール形成部53の内周面との間の上シール間隙に、潤滑油45の界面が位置する上シール部が構成され、キャップ部材44が、上シール部の上方を覆い、シャフト部41と環状部材42とが接する固定領域の下端が、潤滑油45に接し、固定領域の上端が全周に亘って接着剤にて覆われる。 (もっと読む)


【課題】上下シール部における圧力差を小さくし、潤滑油の漏出を容易に防止するモータを提供する。
【解決手段】モータは、シャフト部41とスリーブ部5との間の第1間隙に、動圧軸受が構成され、前記動圧軸受よりも径方向外側に上方に向かって延びる上シール部および下方に向かって延びる下シール部が構成され、前記上シール部と前記下シール部とには、潤滑油の界面がそれぞれ位置し、前記上シール部と前記下シール部とが連通孔61によって連通し、前記上シール部から前記第1間隙を経由して前記下シール部に至る領域、および、前記連通孔61が、前記潤滑油45で満たされ、前記上シール部の前記界面と前記下シール部の前記界面との間の軸方向における距離が、前記動圧軸受の前記軸方向における上端と下端との間の距離よりも短い。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の蒸発を抑制したモータを提供する。
【解決手段】モータ12は、静止部と、回転部と、を備え、前記静止部が、シャフト部と、前記シャフト部の上部から径方向外側に広がる上スラスト部42と、を備え、前記回転部が、スリーブ部と、筒状部と、環状蓋部と、を含む上ハブ環状部と、を備え、前記上スラスト部42が、前記外周面よりも径方向内側にて上下方向に延びる内側円筒面741と、前記内側円筒面741よりも径方向外側に位置する外側環状面742と、を有し、前記環状蓋部の下面と前記外側環状面742との間に、軸方向の幅が、前記上スラスト部42の前記外周面と前記筒状部の内周面との間の上シール部の最大幅より小さい環状の径方向間隙663aが構成され、前記環状蓋部の径方向内側の内縁と前記内側円筒面との間に、径方向の幅が前記上シール部の最大幅より小さい環状の軸方向間隙が構成される。 (もっと読む)


【課題】上下シール部における圧力差を小さくし、潤滑油の漏出を容易に防止する。
【解決手段】モータの静止部は、上下方向を向く中心軸J1を中心として配置されるシャフト部41と、シャフト部の下部から径方向外方へと広がる下プレート部431と、前記下プレート部の外縁部から上方へと延びる外筒部432と、外筒部の外周が固定されるベース部21と、を備え、回転部が、シャフト部の外周面に対向するスリーブ部5、を備え、スリーブ部が、連通孔61、を有し、シャフト部とスリーブ部との間の第1間隙62に、動圧軸受が構成され、前記動圧軸受よりも径方向外側に上シール部および下シール部が構成され、上シール部と下シール部とが連通孔61によって連通し、上シール部から第1間隙62を経由して下シール部に至る領域、および、連通孔が、潤滑油で満たされ、外筒部とベース部との固定領域が、前記動圧軸受と径方向において重なる。 (もっと読む)


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