説明

ハリマ化成グループ株式会社により出願された特許

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【課題】 本発明が解決しようとする課題は、紙の剛度と強度、特に層間強度が向上してコピー搬送時に複写機内のジャムトラブルやピールの発生がなく、且つ、紙粉の発生が少なく印刷品質に優れる電子写真用転写紙を提供する。
【解決手段】 (A)アニオン性多糖類と、(B)カチオン性及び/又は両性アクリルアミド系共重合体とからなる複合化アクリルアミド系共重合体を用いて填料を処理した、レーザー回折法による平均粒子径が10〜80μmの予備凝集填料を添加し、紙中灰分として3〜40固形分重量%の電子写真用転写紙を得る。 (もっと読む)


【課題】 カチオン性表面サイズ剤において、サイズ性とオフセット印刷での耐版汚れ適性を改善する。
【解決手段】 (a)3級アミノ基含有モノマーを20〜40重量%と、(b)(メタ)アクリル酸のC4〜C18アルキルエステルを10〜80重量%と、(c)スチレン類を0〜70重量%とを連鎖移動剤の存在下で重合した共重合体(B)を、水溶性高分子化合物(A)と併用したカチオン性表面サイズ剤である。スチレン類の比率を概ね抑制しながら、共重合体の分子量やアゾ系開始剤の重合要件に拘束されることなく、モノマー組成を特定化した共重合体(B)を水溶性高分子化合物(A)と併用することで、サイズ性と耐版汚れ適性を良好に両立できる。 (もっと読む)


【課題】 粘着付与剤樹脂エマルションにおいて、対オレフィン接着力と低温タック性の物性バランスを良好に発揮させる。
【解決手段】 軟化点が150〜180℃である重合ロジン誘導体と、軟化点が100℃以下のテルペン系樹脂とを、重合ロジン誘導体/テルペン系樹脂=40〜85重量部/60〜15重量部の比率で予め溶融混合し、この混合樹脂を水中に分散させた粘着付与剤樹脂エマルションである。高軟化点の重合ロジン誘導体と低軟化点のテルペン系樹脂とを予め溶融混合し、この混合樹脂をまとめて乳化することにより、一つのエマルション粒子内に複数の粘着付与剤樹脂が相溶して存在させた状態で水中に分散させるため、対オレフィン粘着力と低温タック性の複数の粘着物性バランスが良好になる。 (もっと読む)


【課題】 生分解性ポリエステル組成物の透明性、熱安定性、柔軟性などを改善する。
【解決手段】 分子量1万〜10万の生分解性ポリエステルに、付加モル数が10〜30であるロジンのアルキレンオキシド付加物を可塑剤として配合する生分解性ポリエステル組成物である。アルキレンオキシド類の付加モル数を特定以上の範囲とした可塑剤を特定範囲の低分子量の生分解性ポリエステルに配合するため、当該ポリエステルへの可塑剤の相溶性が良くなり、得られる樹脂組成物は透明性、熱安定性、並びに柔軟性に優れる。当該生分解性ポリエステルには特にポリ乳酸が好ましい。 (もっと読む)


【課題】 板紙の製造に際して、少ない硫酸バンドの使用量でも、抄紙系の汚れを抑制し、灰分歩留まり、濾水性及びサイズ性を向上する。
【解決手段】 炭酸カルシウムを5重量%以上含有するパルプスラリーに製紙用薬品を添加し、pH5〜8の条件で湿式抄造する板紙の製造方法において、上記製紙用薬品が、(a)カチオン性凝結剤、(b)紙力増強剤、(c)硫酸バンド、(d)サイズ剤、(e)カチオン性歩留り剤及び(f)アニオン性歩留り剤であり、且つ、上記硫酸バンド(c)の添加量が絶乾パルプ重量に対して0.5〜4重量%であり、上記サイズ剤(d)を添加する直前に硫酸バンド(c)を添加するか、或は、硫酸バンド(c)及びサイズ剤(d)を同時に添加する板紙の製造方法である。上記薬品の組み合わせ(特に成分(a)と(e)と(f))と、硫酸バンドの添加位置の最適化とにより、硫酸バンドの少ない場合の上記弊害を解消できる。 (もっと読む)


【課題】 主にオフセット印刷に使用するインキ用樹脂において、印刷物積層時のブロッキングを良好に防止する。
【解決手段】 (A)ロジン系樹脂と、(B)アルキル基を有するフェノール類を用いて成るレゾール型フェノール樹脂と、(C)多価アルコールと、(D)カルビノール変性、エポキシ変性、カルボキシル変性、アミノ変性、フェノール変性、メタクリル変性の各ポリシロキサン及びこれらの複合変性ポリシロキサンよりなる群から選ばれた反応性有機基変性オルガノポリシロキサンとを加熱反応して得られる生成物からなる印刷インキ用樹脂である。有機基を特定した反応性の変性ポリシロキサンを印刷インキ用樹脂の構造中に導入するため、インキの表面が良好に不活性化されて表面粘度が低下するため、従来通りの乾燥速度でも、印刷物を積層した際のブロッキングを良好に防止でき、印刷適性に優れる。 (もっと読む)


【課題】 新聞用紙原紙に塗工するカチオン性の表面サイズ剤において、サイズ性とオフセット印刷での耐版汚れ適性を改善する。
【解決手段】 (a)3級アミノ基含有モノマーを20〜40重量%と、(b)(メタ)アクリル酸のC4〜C18アルキルエステルを10〜80重量%と、(c)スチレン類を0〜70重量%とを、アゾ系重合開始剤を用いて連鎖移動剤の存在下で重合して得られる、重量平均分子量3万〜6万の共重合体を4級化するオフセット印刷での耐版汚れ適性を有するカチオン性表面サイズ剤である。モノマーの組成比の特定化、アゾ系の重合開始剤の使用、共重合体の分子量の特定化などのため、共重合体の疎水性のレベルを低下させずにサイズ性を向上でき、PS版などの刷版の感脂化を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】半導体チップとの接続信頼性に優れたはんだバンプの形成方法を提供する。
【解決手段】基板11表面に被着したソルダーレジスト層12の開口部13に露出した複数の電極14表面にはんだバンプ30を形成する方法であって、各電極14の露出した一端側が接合される半導体チップの鉛直投影面積外に位置するように開口部13を前記投影面積外に延設する工程と、半導体チップのバンプ接合部位20を除く電極露出部位に樹脂マスク層21を形成する工程と、バンプ接合部位20の電極14表面にはんだペースト組成物を充填し加熱してはんだバンプ30を形成する工程と、はんだバンプ30を形成した後に樹脂マスク層21を除去する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、良好なウェットグリップ性、耐摩耗性、及び破断特性を加硫後に有する、天然ゴム(NR)を主成分とするゴム成分を含んでなるタイヤトレッド用ゴム組成物を提供することである。
【解決手段】 天然ゴム(NR)を含んでなるジエン系ゴム成分に対してフェノール変性ロジンを配合してなるタイヤトレッド用ゴム組成物であって、
上記天然ゴム(NR)の配合量が、上記ゴム成分100重量部に対して50〜100重量部であること、
上記フェノール変性ロジンの配合量が、上記ゴム成分100重量部に対して5〜50重量部であること、並びに
上記フェノール変性ロジンが、60〜200℃の軟化点及び10〜150KOHmg/gの水酸基価を有すること、
を特徴とするタイヤトレッド用ゴム組成物。 (もっと読む)


【課題】 天然ゴム配合系のゴム組成物に用いられてアロマオイルと同等以上の配合物性を有する、特定の条件を満たすトール油エステル混合物を提供する。
【解決手段】 天然ゴムまたはポリイソプレンゴムを50重量部以上含むジエン系ゴム配合系において、アロマオイルに代えて、以下の条件:
(a)酸価が30以下であり、
(b)100℃での動粘度が1000mPa・s以下であること、
を満たすトール油エステル混合物を1〜50重量部配合してなるゴム組成物。 (もっと読む)


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