説明

ハリマ化成グループ株式会社により出願された特許

131 - 140 / 167


【課題】 新聞古紙由来のパルプスラリーから填料を含む灰分を歩留り良く回収する。
【解決手段】 脱墨処理に際して、新聞古紙由来のパルプスラリー中に脱墨パルプ製造用添加剤を添加する脱墨パルプの製造方法において、脱墨パルプ製造用添加剤が、(A)水溶性ケイ酸塩を難溶化させる物質と、(B)水溶性高分子物質との組み合わせであり、(A)難溶化物質が無機酸類、C1〜C4の有機酸類、多価金属塩、多価金属水酸化物、多価金属塩縮合物等であり、(B)水溶性高分子物質が両性、カチオン性、アニオン性の各高分子物質であって、フローテーション工程後でパルプスラリーの脱水工程前に当該添加剤を添加する。新聞古紙由来の脱墨パルプに多く含まれる微粒化又は溶解したケイ酸塩系填料を成分(A)により再難溶化し、この難溶化物を成分(B)で円滑に凝集するため、填料を含む灰分を歩留り良く回収できる。 (もっと読む)


【課題】 金属ナノ粒子で構成される導電性接合層を介して、二つの金属層の面相互を導電性接合する際、金属層の金属表面と導電性接合層との間の接合を鍛接(welding)の手法を応用して、導電性接合を形成する方法の提供。
【解決手段】 一方の金属層の金属表面に、表面に被覆剤分子層を有する金属ナノ粒子の分散液を塗布し;塗布層中に含まれる有機溶媒を蒸散させ、乾燥処理済の塗布層とし;高周波プラズマ雰囲気中、150℃以下で加熱処理を施し、被覆剤分子層を除去し、金属ナノ粒子相互の融着を行って、導電性接合層を形成し;導電性接合層の表面に、他方の金属層の金属表面を圧力を加えて、押し付けつつ、100℃〜200℃の温度で加熱処理を施して、導電性接合層の表面と他方の金属層を構成する金属表面との間に金属間接合を形成する。 (もっと読む)


【課題】高い接合強度が得られ、はんだ接合部の接合信頼性を向上させることができるSnZnNiCu系はんだ粉末を提供することである。
【解決手段】 液体急冷アトマイズ法によりSnZnNiCu系はんだ粉末を製造する方法であって、アトマイズ温度が500℃以上、とりわけ900℃以上である。前記はんだ粉末原料として用いる原料金属は、原料総量に対して、Znが3〜12重量%、CuとNiの合計が1.0〜15重量%、残部がSnおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】 電極表面に均一にはんだを付着することができるはんだペースト組成物を提供することである。
【解決手段】 はんだペースト組成物を電子回路基板上にベタ塗りし、ベタ塗りした前記はんだペースト組成物を加熱し、はんだを前記電子回路基板の電極表面に付着させるはんだプリコート法において使用するはんだペースト組成物であって、該はんだペースト組成物はフラックスを含有し、かつ該フラックスは比重が1より高い溶剤を含有するはんだペースト組成物である。 (もっと読む)


【課題】 抄き合わせ紙の製造に際して、少ない塗工量で層間強度を高めるとともに、デンプン系で生じる作業上の問題点を改善する。
【解決手段】 (A)未糊化デンプン類と、(B)3meq/g以上のカチオン当量を有する1級アミンを含有するポリマーとの混合物からなる層間強度向上剤を抄き合わせ前の湿潤紙層表面に塗工した後、プレスし、さらに乾燥して抄き合わせ紙を製造する方法である。成分(B)は、直鎖状のエチレン主鎖の炭素原子に炭素数が0〜3個のメチレン鎖を介して1級アミンが結合した構造を有するポリマーが好ましく、このポリマー(B)にはポリアリルアミン系ポリマー、ポリビニルアミン系ポリマーが挙げられる。成分(B)はデンプン類(A)に高い親和性を有し、相乗効果によって少量の塗工で充分な層間強度が得られる。 (もっと読む)


【課題】 バンプ欠損の発生を抑制し高い歩留りで、かつ均一な高さのはんだバンプをダムを利用したはんだプリコート法で形成することができるはんだペースト組成物を提供することである。
【解決手段】 基板1上の電極2周囲にダム4を形成し、このダム4によって囲まれた開口部内の電極2上にはんだペースト組成物5を充填し、充填したはんだペースト組成物5を加熱し、はんだを電極2表面に付着させてはんだバンプ6を形成するはんだプリコート法において使用するはんだペースト組成物5であって、該はんだペースト組成物ははんだ粉末を含有し、該はんだ粉末の粒度分布は、粒径10μm未満が16%以上であり、かつ粒径10μm未満の粒径と粒径10μm以上20μm未満の粒径との合計が90%以上であるはんだペースト組成物である。 (もっと読む)


【課題】 多量の電解質物質を含んで歩留りが低い抄紙系でも、紙力及び濾水性などの薬品効果を良好に持続する。
【解決手段】 アミド型のベンジル系4級アンモニウム塩基含有カチオン性モノマー(a)と、当該成分(a)以外のカチオン性モノマー(b)と、アニオン性モノマー(c)と、(メタ)アクリルアミド類(d)とを共重合反応して得られる両性水溶性アクリルアミド系共重合体を有効成分とするとともに、上記成分(a)と(b)の総量に対する成分(a)の混合量が10〜60モル%であり、上記アクリルアミド系共重合体の重量平均分子量が80万〜500万の製紙用添加剤である。加水分解に対する抵抗性の高いアミド型のベンジル系カチオン性モノマー(a)を他のカチオン性モノマー(b)に適量併用するため、成分(b)の加水分解を抑制して、紙力や濾水性などの薬品効果の持続性を改善できる。 (もっと読む)


本発明は、分散溶媒中に保存しなくとも、長期にわたり、凝集を起こすことなく、良好な分散状態の極めて微細な微粒子として利用可能な、乾燥粉末状の金属微粒子あるいは酸化金属微粒子を簡便に作製する方法を提供する。
金属に対して配位的な結合が可能な酸素、窒素、イオウ原子を有する官能基を末端に有する被覆剤分子で表面を被覆した上で、有機溶媒中に安定に分散している金属微粒子あるいは、表面酸化被膜層を有する酸化金属微粒子の分散液を利用し、分散溶媒の留去ならびに、該微粒子の表面を被覆する被覆剤分子層を損なわない範囲で、余剰な被覆剤分子を極性溶媒により洗浄、除去し、最終的に洗浄に用いた極性溶媒を蒸散させて、乾燥することで、乾燥粉末状の金属微粒子あるいは酸化金属微粒子とする。
(もっと読む)


【課題】 エマルション蓄熱材の温度変化に対する安定性を向上する。
【解決手段】 相変化物質を乳化剤を用いて水中に分散させる蓄熱材の製造方法において、乳化剤がノニオン性及び両性界面活性剤であり、水を含む乳化系全体に対する相変化物質の添加率が10〜70重量%であり、相変化物質100重量部に対する乳化剤の総添加量が0.5〜200重量部であるエマルション型蓄熱材の製造方法である。特に、ノニオンは性脂肪族アルコール類のポリオキシアルキレン付加物、両性はアミノ酸型が良い。また、ノニオン性と両性界面活性剤の混合に際して、ノニオン性/両性=1/9〜1/1の適正割合で添加すると、温度変化に対するエマルション安定性への寄与を増進できる。 (もっと読む)


【課題】 回路基板とパッケージ化された電子部品等との接合を安定化する無鉛はんだペースト、はんだ付け方法および電子部品の接合安定化方法を提供することである。
【解決手段】 フラックスと、Sn−Ag系はんだ合金粉末と、Ag粉末、Sn粉末およびCu粉末から選ばれる少なくとも1種の金属粉末とを含有する無鉛はんだペースト組成物であって、前記金属粉末の含有量が、前記Sn−Ag系はんだ合金粉末および金属粉末の総量に対して3重量%以下であり、かつ前記金属粉末の平均粒子径が10μm以下である無鉛はんだペースト組成物であり、このペースト組成物を用いたはんだ付け方法および電子部品の接合安定化方法である。 (もっと読む)


131 - 140 / 167