説明

武蔵精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】ベアリング部材のボール部に対する抱持力を低下させることなく,ハウジング及びスタッド部間に作用する引っ張り荷重を緩衝し得るようにする。
【解決手段】第1及び第2開口部24a,24bを持つ内室24を有するハウジング23と,その内室に嵌装されるベアリング部材25と,この部材25にボール部22を保持されると共にスタッド部21を第1開口部24a側に突出させたボールスタッド20と,ハウジング23に固定されてベアリング部材25の一端部を支承する環状の受け部と,第2開口部24bに嵌合,固着される閉止部材46とよりなるボールジョイントにおいて,受け部を,ハウジング23の内周に係止される弾性を有する止め環40で構成し,閉止部材46によりベアリング部材25を押圧して止め環40を弾性変形させることで,止め環40に,ベアリング部材25を閉止部材46に向かって付勢するセット荷重を付与した。 (もっと読む)


【課題】環状バンドを大きく拡径させることなく,環状バンドをブーツの第2リップ部の外周に装着し得るようにする。
【解決手段】ハウジング13及びスタッド部11間に張設されるブーツ37を備え,そのブーツ37のハウジング13側の第2リップ部37cは,ハウジング13外周のリップ装着溝38に嵌め込まれ,その外周のバンド溝39に環状バンド43が装着されるボールジョイントにおいて,リップ装着溝38に隣接する円筒状の支持底面42aと,この支持底面42aから半径方向に起立するストッパ面42bとからなるバンド仮置き段部42をハウジング13の外周に形成し,支持底面42aは,これにリップ装着溝38内の第2リップ部37cに装着する前の環状バンド43を待機させるとき,環状バンドがその収縮力によりストッパ面42b側に付勢されるようテーパ状に形成される。 (もっと読む)


【課題】低コストで小型なボールジョイントを提供する。
【解決手段】ボールスタッド13、ベアリングシート14及びソケット15が、一体に組み立てられている。ソケット15は、ベアリングシート14を収納する周壁部41、円錐部42及び底部43を有し、この底部43はソケットの軸線24に直交する面44に対して傾斜している傾斜受け面45を備えている。傾斜面26は、傾斜受け面45に対応するようにベアリングシート14に設けられている。 (もっと読む)


【課題】シャフトとカムを強固に嵌合させることができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】カムの穴をシャフト11に設けた突起70、80、90、100に嵌合させる前に、突起70、80、90、100はプレス刃で切り起こされて形成される。
【効果】シャフト11に対するプレス刃の切込み量H1を一定にすることで突起80の突出寸法を一定にすることができる。これにより、突起が複数ある場合でもすべての突出寸法を大差なく形成することができるので、すべての突起の先端が一定の径D5に収まる。そのため、カムの穴をシャフト11に挿入させたとき、カムの穴がシャフト11に設けたすべての突起を均等に潰すので、シャフト11とカムを強固に嵌合させることができる。 (もっと読む)


【課題】筒形素材は自由回転させることを前提として、浅い台形溝状の凹部であっても、綺麗に形成することができる転造法を提供することを課題とする。
【解決手段】図(a)に示すように、静止している筒形素材46に対して、出力軸14と共に転造ダイス40を矢印(2)のように、移動させる。結果、(b)に示すように、筒形素材47の内周面47に、転造ダイス40の凸部44が噛み込む。次に、転造ダイス40を回転させる。この回転は筒形素材17が一回転したら止める。
【効果】筒形素材を1回転させると加工が完了する。1回転で加工が終了するため、凹部の形状が崩れる心配はない。したがって、筒形素材は自由回転させることを前提として、凹部を寸法精度良く形成することができる。 (もっと読む)


【課題】加工工程が少なく、素材の歩留まりがよく、しかも、金型の寿命が長い鍛造成形方法を提供する。
【解決手段】第一中間成形品を成形する第一鍛造工程と、第一金型21と、第一金型21に軸線方向に対向して配置される第二金型31とで画成される密閉型彫空間内で第一中間成形品を押圧することにより、外周に歯部9を有すると共に、軸心の軸線方向一端部に軸線方向に凹む一端凹部を有する胴体部10と、胴体部10の軸線方向他端側の背面部から突出する凸部13と、を備える第二中間成形品W2を成形する第二鍛造工程とを有し、歯部9は、軸線方向一端側から軸線方向他端側に向かうにつれて大径となる歯先面を備え、第二鍛造工程における第二中間成形品W2の成形の完了時に、第二中間成形品W2の凸部13の少なくとも一部と密閉型彫空間の間に空間Sが形成される。 (もっと読む)


【課題】ワークに対してトリミング加工とピアス加工との両方を実施することができると共にワークのイジェクト時にワークを損傷させるおそれが少ないプレス機械を提供すること。
【解決手段】本発明は、ワークに対して、トリミング加工とピアス加工と、を実施するためのプレス機械である。トリムダイが、環状のキャビティを規定する。トリムパンチは、環状のボス部を有する。ワークは、前記環状のボス部が前記環状のキャビティ内に摺動移動される時、前記環状のボス部によって前記環状のキャビティ内でプレスされる。イジェクトアームが、トリムパンチ装置が下方に移動する時に下方に移動するように、かつ、トリムパンチ装置が上方に移動する時に上方に移動するように、トリムパンチ装置に取り付けられており、前記環状のボス部が前記環状のキャビティから取り除かれる時、前記ワークを前記環状のキャビティ内で上方に押し上げるようになっている。 (もっと読む)


【課題】 摺動部材又は摺動受部材の摺動性を向上させ、摺動部材又は摺動受部材の表面の焼き付きを抑制する摺動部材又は摺動受部材、及びその成形方法を提供する。
【解決手段】 表面にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)50が被膜されてDLC層50aを成形し、該DLC層50aに凹部51が成形された摺動部材4,5又は摺動部材4,5が当接する摺動受部材6において、凹部51は、凹部51が連続して伸びる複数の連続凹部51aと、連続凹部51aが交差する交差凹部51bとを有し、凹部51は、潤滑油溜りである。 (もっと読む)


【課題】 開口から噴出した空気を利用して、複数箇所の切屑を除去することができる切削装置の切屑除去方法、及びその装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 空気供給源から供給された空気を、第一開口76から噴出し、切削装置1又はワークW1の第一部位89に吹き付ける第一工程と、第一開口76から噴出した空気を取り入れる空気取入口86、及び空気取入口86に連通した連通路85を有する移動部材80を、空気取入口86が第一開口76と対向する位置に移動し、連通路85に連通した第二開口87から空気を噴出して、切削装置1又はワークW1の第二部位17に吹き付ける第二工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】パンチの歯部の耐久性を効果的に向上させ得る,パンチによる打ち抜き方法を提供することを目的とする。
【解決手段】パンチPによりワークWを打ち抜いてワークWに貫通孔3を形成する,パンチによる打ち抜き方法において,パンチPによりワークWを打ち抜くときは,パンチPの少なくとも歯部16を実質上中実にしておき,ワークWの打ち抜き後,ワークWからパンチPから離脱させるときは,歯部16を実質上中空にすることで,歯部16をワークWから受ける反力により縮径させる。 (もっと読む)


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