説明

平岡織染株式会社により出願された特許

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【課題】低温時は近赤外線を吸収して発熱作用し、高温時は近赤外線を反射して遮熱作用する遮熱発熱性透光膜材、および、結露発生を防止し、冬は屋根上の着雪状態を逐次コントロール可能で、かつ、夏は内部温度の上昇を抑制する事が出来る膜屋根構造物の提供。
【解決手段】本発明の遮熱発熱性透光膜材は、熱制御層を含む可撓性シートであって、前記熱制御層が、サーモクロミック材料を含む合成樹脂と、近赤外線吸収性無機化合物微粒子及び近赤外線吸収性有機色素から選ばれた、少なくとも一種の近赤外線吸収性物質を含む合成樹脂との非相溶混合体からなる海島分散構造によって形成され、かつ、熱で遮熱発熱特性が変化する樹脂層であることによって得られる。さらに、その遮熱発熱性透光膜材により膜構造物を構築することで、内部の結露を防止し、冬は屋根上の着雪状態を逐次コントロール可能で、夏は内部温度の上昇を抑制する、膜屋根構造物を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】夏季は近赤外線を遮蔽して遮熱性を示し、冬季の低温時には近赤外線を透過して熱を取り込むことが出来、さらに夏冬通して高い採光性を有する可変遮熱性採光シートの提供。
【解決手段】本発明の可変遮熱性採光シートは、近赤外線遮蔽層を含む可撓性シートであって、前記近赤外線遮蔽層が、サーモクロミック材料を含む合成樹脂と、前記サーモクロミック材料を含まない合成樹脂との非相溶混合体からなる海島分散構造によって形成され、かつ、熱で近赤外線遮蔽効果が変化する樹脂層であることによって得られる。 (もっと読む)


【課題】夏季はシートの過度の温度上昇を防ぎ、遮熱性に優れ、冬季は太陽輻射に含まれる熱を取り込むことが出来、蓄温性を有し、採光性を有する可変遮熱放熱性採光シートの提供。
【解決手段】本発明の可変遮熱性採光シート1は、熱制御層2を含む可撓性シートであって、前記熱制御層2が、サーモクロミック材料8を含む合成樹脂4−1と、金属−絶縁体転移物質9を含む合成樹脂3−2との非相溶混合体からなる海島分散構造によって形成され、かつ、熱で遮熱放熱効果が変化する樹脂層であることによって得られる。 (もっと読む)


【課題】テント構造物用膜材に適して用いられ、採光性、遮熱性と断熱性とを兼備する薄型の日射熱制御膜材の提供。
【解決手段】断熱樹脂層と、その一面上に赤外線反射樹脂層を設けた可撓性積層体として、断熱樹脂層を、熱可塑性樹脂組成物からなる充実部と、気泡粒と殻壁粒子とからなる非充実部とで構成し、非充実部は気泡粒と殻壁粒子による90:10〜50:50混成体積比率とし、断熱樹脂層の体積に対する非充実部の占有総和を20〜50体積%とし、さらに気泡粒の内壁表面に殻壁粒子の表面の一部を露出するように構成する。 (もっと読む)


【課題】テント構造物用膜材に適して用いられ、採光性、遮熱性と断熱性とを兼備する薄型の日射熱制御膜材の提供。
【解決手段】断熱樹脂層2と、その一面上に赤外線反射樹脂層3を設けた可撓性積層体1として、断熱樹脂層2を、相転移物質内包粒子2−1−2を含む熱可塑性樹脂組成物2−1−1からなる充実部2−1と、気泡粒4による非充実部2−2とで構成し、充実部2−1を熱可塑性樹脂と相転移物質内包粒子2−1−2による99:1〜80:20の混成質量比率とし、断熱樹脂層2の体積に対する非充実部2−2の占有総和を33〜66体積%とし、さらに気泡粒の内壁表面に相転移物質内包粒子2−1−2の表面の一部を露出するように構成する。 (もっと読む)


【課題】インクジェットプリント可能な装飾用シートであって、特にエレベータかご内壁及び床の保護材に適して用いられ、消臭性と衝撃緩衝性とを兼備する装飾保護シートの提供。
【解決手段】繊維布帛を芯材として用い、その一面上に、最外面がインク受容性の熱可塑性樹脂被覆層で形成し、かつ、この繊維布帛のもう一方の面上に熱可塑性樹脂連続発泡層を形成し、特に熱可塑性樹脂連続発泡層において、気泡セルと臭気分子不活性化粒子とを含んで、気泡セル表面に臭気分子不活性化粒子を露出させる。 (もっと読む)


【課題】 不燃性を有し、かつ、全光線透過率が25%〜65%で、形状安定性に優れた照明用カバーを提供する。
【解決手段】 照明用カバー21は無機繊維布帛23とシリコーン樹脂24を具備する。無機繊維布帛23は無機繊維からなるフィラメント糸条23aを用いて形成されていて、この無機繊維布帛23の厚みBを0.10mm〜0.26mmとする。シリコーン樹脂24は、50%〜100%の含浸率で無機繊維布帛23に含浸されている。これとともに、シリコーン樹脂24は0.005mm〜0.05mmの厚さCの被覆部位24aを有し、この被覆部位24aで無機繊維布帛23の少なくとも片面を覆っていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】太陽輻射に含まれる近赤外線〜可視光領域の波長の内、近赤外線領域波長を可視光領域波長に変換することで遮熱性を有し、可視光領域の光は透過し、かつ透過した可視光と、近赤外線領域波長から変換した可視光領域波長の光を合わせることで高い採光性を有するシートの提供。
【解決手段】本発明の遮熱性採光シートは、近赤外線遮蔽層を含む可撓性シートであって、前記近赤外線遮蔽層が、近赤外線領域波長を可視光領域波長に変換する波長変換材料を含む合成樹脂組成物と、前記波長変換材料を含まない合成樹脂組成物との非相溶混合体からなる海島分散構造によって形成された非相溶樹脂層であることによって得られる。 (もっと読む)


【課題】光触媒機能層を附帯する膜材において、光触媒層の分解作用による汚れ除去効果を発揮しながら、光触媒層を保持し、それによって膜材の使用開始から長期間に渡たっての防汚効果を持続させることが出来る自浄防汚シートの提供。
【解決手段】シート状基材の1面以上に光触媒機能層を有する可撓性シートにおいて、光触媒機能層を、光触媒粒子含有域と光触媒粒子非含有域からなる海島微細構造で形成し、この海島微細構造において、海成分を、光触媒粒子を含有する合成樹脂(A)から形成された光触媒粒子含有域として、島成分を、光触媒粒子を含有しない合成樹脂(B)から形成された光触媒粒子非含有域として、さらに合成樹脂(A)は光触媒活性による難分解性で、かつ前記合成樹脂(B)は光触媒活性に対して被分解性とすること、さらに島成分に過酸化物を含有させる。 (もっと読む)


【課題】光触媒機能層を附帯する膜材において、光触媒層の分解作用による汚れ除去効果を発揮しながら、光触媒層を保持し、それによって膜材の使用開始から長期間に渡たっての防汚効果を持続させることが出来る自浄防汚シートの提供。
【解決手段】シート状基材の1面以上に光触媒機能層を有する可撓性シートにおいて、光触媒機能層を、光触媒粒子含有域3−2と光触媒粒子非含有域3−1からなる海島微細構造(I)3で形成し、この海島微細構造(I)3において、海成分を、光触媒粒子を含有する合成樹脂(A)から形成された光触媒粒子含有域3−2として、島成分を、光触媒粒子を含有しない合成樹脂(B)から形成された光触媒粒子非含有域3−1として、さらに合成樹脂(A)は光触媒活性による被分解性で、かつ前記合成樹脂(B)は光触媒活性に対して難分解性とする。 (もっと読む)


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