説明

独立行政法人物質・材料研究機構により出願された特許

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【課題】 医用材料、ドラッグデリバリーシステムや、遺伝子デリバリー材料等に有用な、良好な生体吸収性と高い生体機能性を備えた乳酸とペプチドのブロック共重合体とその製造方法を提供する。
【構成】 ヒドロキシ末端基を有するポリ乳酸にアミノ基が保護されたアミノ酸の混合酸無水物誘導体を、触媒の存在下、温和な反応条件で、完全にポリ乳酸の末端に活性アミノ酸を導入し、脱保護によりえられた活性アミノ末端基を有するポリ乳酸とN−アミノ酸カルボキシ無水物と反応させ、次式(I)で表されるアミド結合を有するポリ乳酸ブロック共重合体とする
【化1】


(式中、R1は炭素数1以上20以下の脂肪族基または芳香脂肪族基を示し、R2およびR3はアミノ酸側鎖の炭素で結合されている1価の残基を示し、m、nは整数を示し、lは10以下の正の整数を示す。) (もっと読む)


【課題】 エレクトロニクスやオプトエレクトロニクスの分野において有用なカドミウムチオシリケートと珪素とからなる複合ナノワイヤー及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 硫化カドミウム粉末と珪素粉末と硫化スズ粉末との混合物を、窒素ガス気流中において、800〜1200℃で0.2〜1.5時間加熱し、カドミウムチオシリケートと珪素とからなる複合ナノワイヤーを合成する。この合成により、珪素ナノワイヤーとカドミウムチオシリケートナノワイヤーとが平行方向に接合した、直径約130ナノメートルの複合ナノワイヤーや、珪素の芯の直径が約60nmでカドミウムチオシリケートの鞘の直径が100〜120nmのコア−シェル型の複合ナノワイヤーを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、前記してきた状況における金属触媒が有する諸問題を解決することを目的にしている。より具体的には、本発明は、金属触媒を使用した際の金属触媒、特に有機金属錯体触媒の安全性、安定性、反応生成物に存在する徴量金属の除去、廃液処理等の問題を解決するための新規な基板結合型金属触媒を提供する。
【解決手段】
本発明は、基板の表面に硫黄原子を固定化し、次いで当該基板の表面にさらに金属化合物を結合させた後、これを有機溶媒中で加熱処理することを特徴とする表面に金属化合物が結合した基板を製造する方法、当該方法により製造された基板、当該基板からなる基板結合型金属触媒、当該基板の基板結合型金属触媒としての使用、及び当該基板結合型金属触媒を用いて有機化合物を製造する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 実用化に向け、十分大きな超電導電流を流せる、MgB超電導体とその線材を提供する。
【解決手段】
超電導体MgBの原料となるマグネシウム(Mg)あるいは水素化マグネシウム(MgH)とホウ素(B)との混合体粉末にベンゼンなどの芳香族炭化水素を添加することにより、高い超電導臨界電流密度(J)を得る。 (もっと読む)


【課題】 より低温での、回路上への熱損傷を与えることなく、任意の位置においてその場でシリコンナノワイヤーの架橋構造を形成することのできる新しい技術手段を提供する。
【解決手段】 基板表面上の所定位置に触媒金属ドットパターンを配設し、ポリシランガスの300℃以下の温度でのCVDによって所定の触媒金属ドット間にシリコンナノワイヤーを架橋成長させる。 (もっと読む)


【課題】セラミックス構造体を製造する場合にその単結晶の配向方位を所望の方向に設定できるようにする方法を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明の配向角度の制御方法は、帯電させたセラミックス単結晶粒子のサスペンションに磁場を印加することにより単結晶粒子を配向させ、電極基板もしくはその上のセラミックス単結晶粒子を層状に堆積させるセラミック構造体の製造方法における配向角度の制御方法であって、磁場を印加した状態でサスペンションに電場を印加し、帯電したセラミックス単結晶粒子を電気泳動させるにあたり、前記磁場方向に対する電極基板の傾斜角度(電場方向)を所望の角度に設定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 隣接する組織をそれぞれの組織の再生に最適な組織を分けて提供し、隣接する組織を同時に培養することが可能であるので、隣接する二つの組織が繋がっている形で効率よく再生することが可能である。
【解決手段】 異なる種類の組織が接触配置されている組織接触部とこの組織接触部を介して分画された培地流通部を有する培養チャンバーと、培地流通部に培地を流通循環させる循環機構部とを有し、循環機構部の作動によって培養チャンバーの各々の培地流通部に各々異なる種類の培地を循環させながら、組織接触部において、階層構造を有する組織を培養する二層バイオリアクターを提供する。 (もっと読む)


【課題】 従来の熱電変換材料は、高温(700K以上)において性能が鈍化せず、安定に作動しうる優れた材料を設計し、確保することは困難であった。一方高温、劣悪な環境下で排熱を利用する発電システムは、早急に確立することが求められており、そのために高温且つ劣悪な環境下で使用し得る新しい熱電変換材料の提供が求められている。
【解決手段】 一般式REB62+XY(X、Yは、−12<X<12、0<Y<5で示される任意の数値、REは、Ym、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luからなる群から選択される少なくとも1種の希土類元素)で表される、炭素をドープしてなる希土類多ホウ化物を提供することによって解決する。 (もっと読む)


【課題】 生体へのインプラント等、皮膚や粘膜等と接触使用の装身具や食器類等の金属製品による、特にNiアレルギーを発症させず、しかも非磁性具備により人体に悪影響のない、高強度の耐食性ステンレス材料を提供する。
【解決手段】 化学成分組成(質量%)として、0<C≦0.08、0≦Si<0.50、0≦Mn≦1.50、15≦Cr≦30、0≦Ni<0.05、1≦Mo≦10、1.00<N≦2.00、0≦Ca<0.005を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、しかも、前記Cr、Mo及びNの各含有量は、Cr、Mo及びNを含む式で表される耐食性指数が、鋼中非金属介在物の面積占有率、鋼中非金属介在物の最大直径との関係を満たす化学成分組成及び非金属介在物の清浄特性を有することを特徴とする、耐食性、強度、成形性及び耐摩耗性に優れたニッケルフリー高窒素ステンレス鋼とする。 (もっと読む)


【課題】 優れた強度や移植時(使用時)の操作性、生体適合性および骨誘導性を備えているとともに、変形の抑制効果を向上させ、細胞や組織の侵入性を向上させ、薬剤の担持性を向上させ薬剤を効率よく移植部位(作用部位)に発現させることができ、少量の薬剤で骨組織の誘導を行うことができる新しい骨再建材と、この骨再建材を簡単な工程で、しかも手間とコストを抑えて製造できる新しい骨再建材の製造方法、さらには、新しい骨組織誘導方法を提供する。
【解決手段】 第1に、水酸アパタイト/コラーゲン複合繊維または水酸アパタイト/コラーゲン複合繊維とゼラチンとの混合物と、緩衝液とを混合する工程;第2に、冷却処理する工程;第3に、凍結処理する工程;第4に、凍結乾燥し、多孔質複合体を作成する工程;および第5に、前記多孔質複合体に、骨再建促進能を有する薬剤を含浸させる工程;を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


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