説明

独立行政法人物質・材料研究機構により出願された特許

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【課題】目的とする触媒の担持状態に応じたグラフェンシートの微細構造を設計することが可能なマリモカーボンの製造技術を提供すること。
【解決手段】表面が酸化されたダイヤモンド微粒子と、このダイヤモンド微粒子の表面に担持された遷移金属触媒と、この遷移金属触媒から等方向的に放射伸長しマリモ状に成長した多数のカーボンナノフィラメントからなる、ほぼ球状形態を有するマリモカーボンであって、
前記カーボンナノフィラメントは、ほぼ円錐カップ形状からなるグラフェンシートが該円錐の軸方向に積層して線状に成長してなる1次構造を有し、
前記前記グラフェンシートの前記円錐の半頂角の角度分布が比較的揃った分布を有するカーボンナノフィラメントによって構成されることを特徴とする、マリモカーボン。 (もっと読む)


【課題】高純度炭化ケイ素を簡便かつ高い生産性で得ることができる製造方法を提供する。また、所要の形状および寸法を有する炭化ケイ素成形品を容易に得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】硬化性シリコーン組成物の硬化物を非酸化性雰囲気下、1500℃を超え2600℃以下の温度において加熱することを含む炭化ケイ素の製造方法。前記の硬化性シリコーン組成物を所要の形状および寸法に成形した後に硬化させて前記の硬化物を得ることにより、所要の形状および寸法を有する炭化ケイ素成形品を容易に得ることができる。前記の硬化性シリコーン組成物は、付加硬化型シリコーン組成物または縮合硬化型シリコーン組成物であることが好ましく、また、炭化ケイ素粉体を含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】処理材料(ミルベース)と粉砕媒体(ビーズ)をベッセル内で攪拌して固体粒子を分散、粉砕する装置において、固体粒子をナノメートルサイズに分散、粉砕できるようにした実生産レベルで何ら障害が生じない装置を提供する。
【解決手段】ミキサー29内には、処理材料と粉砕媒体を攪拌するための撹拌羽根31があり、超音波発生装置30が設けられている。ミキサーの流出口27はビーズミル28の供給口6に通じ、ビーズミルの吐出口11はミキサーの流入口26に通じ、処理材料はビーズミルとミキサーを循環する。凝集したナノ粒子には超音波による衝撃が与えられるとともに上記粉砕媒体に衝突し、また粉砕媒体も超音波の衝撃波により運動されるとともに粉砕媒体間の衝突によりせん断力が発生し、固体粒子はナノメートルサイズに分散、粉砕される。 (もっと読む)


【課題】放射性Csを効率よく安価に収集するCsイオンコレクターを提供する。
【解決手段】有機シリコン化合物および界面活性剤から作製した高秩序化メソポーラスシリカ(HOMS)に、目標元素であるセシウム(Cs)を選択的に吸着するDPAR等のCsイオン吸着性化合物を担持させる。Csイオン吸着性化合物を担持したHOMSをCsが溶解された溶液と接触させ、Csイオンを選択的にHOMSに担持されたCsイオン吸着性化合物に吸着させる。Csイオンを吸着したCsイオン吸着性化合物を担持したHOMSを化学的処理し、目標元素であるCsイオンをHOMSに担持されたCsイオン吸着性化合物から遊離させ、Csを回収する。Csイオンが遊離されたCsイオン吸着性化合物を担持したHOMSは、再使用できる。このCsイオン吸着性化合物を担持したHOMSはCsコレクター・濃度検出センサー・放射性セシウム除去剤としても使用できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ガン部位への標的性を向上させた被覆HVJ−Eを提供することを課題とする。
【解決手段】、HVJ−Eと、このHVJ−Eの表面を覆う被覆層とを有し、この被覆層は、カチオン性の層とアニオン性の層が交互に2層以上積層されており、この被覆層のうちの最内層はカチオン性の層とし、かつ、最表層は、ヒアルロン酸によって形成されたアニオン性の層とする。 (もっと読む)


【課題】従来のプラズマCVD装置では、アモルファスSi薄膜堆積の際、分解種SiHとSiH親分子との反応が起こりやすく、結果として生成される高次シランが、堆積膜の光安定性の低下の原因となっている。また、生成されるパウダーが、装置の稼働率を低下させている。
【解決手段】プラズマで分解されるガスを、電極(2)表面上のプラズマ生成部へ向けて小孔(12a)から供給する。更に、これとは異種のガスを別の小孔(12b)から供給して、分解後のガスと気相反応させる。気相反応用に供給するガスを適宜選択することで、プラズマ分解されたガス中のプロセス上有害な分解種を選択的に除去する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高導電性を有するフラーレンピラー電極及びその製造方法、並びに光−電流変換効率の高い太陽電池を提供することを課題とする。
【解決手段】基板10と、基板10の一面10aに垂直な方向に直立した複数の柱状のフラーレンピラー30とを備え、フラーレンピラー30の少なくとも1つは、導電性部分が露出している導電性フラーレンピラー20であることを特徴とするフラーレンピラー電極1及びその製造方法、並びにフラーレンピラー電極1を備えた太陽電池。 (もっと読む)


【課題】単結晶組織サイズが微細で且つ均一化された酸化物共晶体を製造できる酸化物共晶体の製造方法及び酸化物共晶体を提供すること。
【解決手段】2種以上の酸化物の融液を収容するルツボ内に設置したダイ1を用いて酸化物共晶体を製造する酸化物共晶体の製造方法であって、ダイ1に形成された経路2を通って吸い上げられ、融液配置面1a上に配置された融液3に種結晶14を接触させる種結晶接触工程と、種結晶14を引き上げ、酸化物共晶体15を得る種結晶引上げ工程とを含み、種結晶引上げ工程が、種結晶14を回転させる種結晶回転工程を含む酸化物共晶体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】半導体デバイス設計等では、金属酸化物AOと金属M(あるいはMA)との極性界面が酸素終端になるかそれとも金属終端になるかでこの界面の特性が大きく変化するので、どちらの終端界面が現れるかを事前に高い精度で予測する方法を提供する。
【解決手段】(a)Aの金属M上への吸着エネルギーAonM、Mの金属M上への吸着エネルギーMonMを求める。(b)金属M上への酸素の吸着エネルギーOonMを求める。(c)下記の2つの式(AonM)−(OonM)、{(AonM)−(MonM)}−{(OonM)−(O解離エネルギー)/2}の符号が、両方とも正ならば界面終端元素はA金属、両方とも負ならば界面終端元素は酸素、両者の符合が異なる場合は界面終端元素は実験条件に依存して変化する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、有機溶媒や水の透過性能が高く、10nm以下の径のナノ粒子の除去率が高いPVA多孔膜、その製造方法及びPVA多孔膜を有する濾過フィルターを提供することを課題とする。
【解決手段】網目状のPVAが薄膜状に集積され、一面側から他面側に連通する複数の細孔Cが設けられたPVA多孔膜であって、膜厚が10nm以上500nm以下であり、各細孔Cの最小径dが1nm以上10nm以下であるPVA多孔膜21を用いることによって前記課題を解決できる。 (もっと読む)


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