説明

独立行政法人放射線医学総合研究所により出願された特許

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【課題】受光素子固有の不感領域の存在による検出能の制限を克服し、シンチレータ結晶より少ない数の受光素子を用いて、各シンチレータ結晶の発光強度を検出可能とする。
【解決手段】複数のシンチレータが配列された多面体からなるシンチレータブロックと、放射線の入射によるシンチレータの発光を、光学接合するシンチレータを通して受光する受光素子を含む放射線検出器で、発光したシンチレータの位置と吸収された放射線のエネルギを検出するための放射線位置検出方法であって、異なるシンチレータと光学接合し且つ少なくとも一つの面内に不感領域を有する2群以上の受光素子を複数のシンチレータを通る径路の両端に設け、各シンチレータの境界面や外周面の光の反射率や透過率を調整することにより、前記受光素子各群の受光量の配分を調整する。 (もっと読む)


【課題】 複数の光子が時間的に同時に入射する状況において、多色X線に含まれる波長の異なる複数の単色X線を同時に検出し、かつ検出した多色X線に含まれる複数の単色X線の強度又はその比率を求めることができる多色X線測定装置及び方法を提供する。
【解決手段】 上流側の第1X線検出器12と下流側の第2X線検出器14と演算装置20とを備える。2台のX線検出器12、14は、多色X線(2種の単色X線1a、2a)が順次同時に通過するように互いに積層されている。演算装置20により、各波長λ,λの単色X線に対する、各X線検出器の検出効率G11,G21、G12,G22と、各波長λ,λの単色X線が第2X線検出器14に入射するまでの透過効率A12,A22と、各X線検出器の検出強度V,Vから、第1X線検出器12に入射する2種の単色X線1a、2aの各強度I,I又はその比率を演算する。 (もっと読む)


【課題】 多大な時間を要する三次元電磁場計算を大幅に削減して比較的容易に共振器の自動チューナーを選定する。
【解決手段】 少なくとも1つのチューナーに対して、チューナー挿入量に対する電圧変化の線形性を確認し、電圧変化の線形性に基づいて、すべてのチューナーに対して、個々の挿入量に対する個別の電圧変化データを比例計算により求め、個別の電圧変化データを用いて自動チューナーと挿入量の組み合わせを決定し、組み合わせが適正かどうかを直接三次元電磁場計算によって確認する。組み合わせの決定は、選択したチューナーの個別の電圧変化データを足し合わせ、それらのチューナーによる電圧変化が打ち消し合って全体の電圧分布が実質的に変化しないようにすることにより行う。 (もっと読む)


【課題】放射線同時計数処理方法、放射線同時計数処理プログラムおよび放射線同時計数処理記憶媒体、並びに放射線同時計数装置およびそれを用いた核医学診断装置、記憶媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線を同時計数する(ステップT1)。ステップS1〜S4で作成された同時計数パターン用テーブルを参照して、同時計数された放射線の出力情報を真の同時計数に関する情報と偶発あるいは散乱同時計数に関する情報とに分離する(ステップT2)。その結果、放射線の同時計数をより精度よく行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 短時間に容易に作製できる精度の良い粒子線用コンペンセータ及びその製造装置を提供する。
【解決手段】 制御用計算機11がホルダードライブ部20を制御し、材料ホルダー21に保持されたシート状材料1をパンチング台座19に移動させ、放射線治療計画装置10が算出した各シート状材料1の形状データに基づき、制御用計算機11がパンチ位置走査駆動部17及びパンチ刃型18を制御して所望形状の空隙部分を形成する。このシート状材料1をCCDカメラ24で撮像し、パンチ加工駆動制御部/形状検査制御部16で検査した後、ホルダードライブ部20がシート材料1をコンペンセータブロックケース26中に積層する。 (もっと読む)


【課題】 一台で多種類の11C標識薬の中間体を合成可能な中間体合成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 11CO2捕捉手段と、11CO2捕捉部の下流に接続される中間体合成用の反応部とを備える11Cポジトロン標識薬の中間体合成装置であって、交換可能な11CO2反応剤供給部と、交換可能な中間体合成剤供給部とが、反応部に接続されることを特徴とする構成とすることにより、一台で多種類の11C標識薬の中間体を合成可能な中間体合成装置とした。 (もっと読む)


【課題】ファインメットや、4極真空管を用いることなく、小型化、省電力化が可能で、メンテナンスも容易な高周波加速空洞を実現する。
【解決手段】荷電粒子を高周波電場により加速又は減速するための磁性体コア16を備えた高周波加速空洞10において、前記磁性体コア16の材料として、磁場処理コバルト基アモルファス磁気合金を用いる。 (もっと読む)


【課題】染色体が観察できる分裂中期細胞の自動選別を、より高精度に行なう。
【解決手段】画像から染色体の集合体である分裂中期細胞を選別して表示する際に、画像中の染色体程度の大きさの小粒子を抽出して二値化し、前記小粒子が染色体程度の密度で集まっている集合体を抽出して、該集合体を特徴量に基づいて選別する。 (もっと読む)


【課題】 Hモード・ドリフトチューブ線形加速器において、共振器の入射部の最初の数個のギャップ電圧を上げる。
【解決手段】 共振器の入射部のドリフトチューブの外径を大きくすること、入射部のドリフトチューブの内径を小さくすること及び入射部のドリフトチューブの曲率半径を小さくすることの何れかの組み合わせによって入射部のドリフトチューブ間の容量を増やし、それによって入射部の最初の数個のギャップ電圧を上げる。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームの照射深度を調整しつつも、一定なビーム径で照射野を形成することができる照射野形成装置を提供する。
【解決手段】加速器で生成した荷電粒子ビームを被検体6に照射する際に、照射野を形成する照射野形成装置1であって、荷電粒子ビームのビーム軸Z上に配設され、荷電粒子ビームの照射深度を調整するレンジシフタ11と、レンジシフタ11の下流に配設され、レンジシフタ11により拡大された荷電粒子ビームのビーム径を一定に調整する2つ以上の収束用電磁石12と、を備えたことを特徴とする照射野形成装置1である。 (もっと読む)


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