説明

株式会社ジャパンエナジーにより出願された特許

151 - 160 / 344


【課題】ガス状炭化水素及び/又は液状炭化水素に含まれる硫黄化合物を0.1質量ppm以下、特には0.01質量ppm以下まで比較的マイルドな条件で長期間にわたって安定にかつ経済的に脱硫できる多孔質脱硫剤を提供し、さらに該多孔質脱硫剤を用いた炭化水素の脱硫方法を提供する。
【解決手段】ガス状炭化水素及び/又は液状炭化水素に含まれる硫黄化合物を除去するための脱硫剤であって、多孔質脱硫剤中の亜鉛化合物に対する塩基性炭酸亜鉛の割合が30%以上であることを特徴とする多孔質脱硫剤、及び硫黄化合物を0.1質量ppm以上含有する炭化水素を、前記多孔質脱硫剤と50〜350℃の温度で接触させる炭化水素の脱硫方法。 (もっと読む)


【課題】軽質化の難しい接触分解軽油及び脱硫デカンテッド・オイルを、コークスを発生させること無く分解する方法を提供する。
【解決手段】接触分解軽油及び脱硫デカンテッド・オイルから選択される少なくとも一種の炭化水素油と軽質炭化水素とを、該炭化水素油の軽質炭化水素に対するモル比(原料炭化水素油/軽質炭化水素)が0.01〜100の割合で均一に混合し、該炭化水素油と軽質炭化水素との混合物を、温度が240〜580℃で、圧力が軽質炭化水素の臨界圧力の1.0〜5.0倍の軽質炭化水素の超臨界状態で分解反応させることを特徴とする炭化水素油の分解方法である。 (もっと読む)


【課題】軽質化の難しい重質熱分解油及びエキストラクトを、コークスを発生させること無く分解する方法を提供する。
【解決手段】重質熱分解油及びエキストラクトから選択される少なくとも一種の炭化水素油を、酸素及び水素の非存在下において、温度280〜580℃、圧力3.0〜20.0MPaで分解反応させることを特徴とする炭化水素油の分解方法である。該方法においては、前記炭化水素油を30秒〜60分間分解反応させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】特定の条件下で炭化水素油を長期間にわたって安定にかつ経済的に脱硫できる脱硫剤を提供する。
【解決手段】ニッケルを33質量%以下、亜鉛を30質量%以上且つアルカリ土類金属を0.1〜9.0質量%含有し、比表面積が30m2/g以上であることを特徴とする多孔質脱硫剤である。該多孔質脱硫剤は、前記アルカリ土類金属の含有量が、カルシウムの場合は0.1〜9.0質量%、ストロンチウムの場合は0.1〜9.0質量%、バリウムの場合は0.1〜1.5質量%含有することが好ましく、また、共沈法にて製造されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】酸化防止剤を添加しなくとも優れた酸化安定性を示すガソリン組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】硫黄分が10質量ppm以下、ジエン化合物が0.1容量%未満、オレフィン化合物含有量が10.0〜25.5容量%、シクロオレフィン化合物含有量が2.5容量%以下、シクロオレフィン化合物に対する炭素数9の芳香族の容量比が2.4以上、酸化安定度(JIS K2287により測定した誘導期間)が600分以上、及び潜在ガムが200mg/100mL以下であるガソリン組成物。 (もっと読む)


【課題】硫黄分が低く、品質が良好で安定した石油留分、特に軽油留分を、簡素化された精製設備を用いて、経済的に有利に製造できる、炭化水素油の精製方法を提供する。
【解決手段】10容量%留出温度が35〜80℃、95容量%留出温度が230〜350℃且つ97容量%留出温度が250〜420℃の蒸留性状を有し、ナフサ留分に含まれる硫黄分が灯油留分および軽油留分に含まれる硫黄分より多い炭化水素油から、粗蒸留装置11にて少なくとも軽質ガスおよびLPガスを分離し、該軽質ガスおよびLPガスを分離した炭化水素油を一括して水素化精製処理し、該水素化精製処理された精製油を常圧蒸留装置15にて常圧蒸留して、精製軽質ナフサ、精製重質ナフサ、精製灯油、精製軽油及び精製重質軽油に分離する。 (もっと読む)


【課題】燃料に対して特に酸化安定性向上効果の高い芳香族化合物を提供する。
【解決手段】アントラセン類及びジアルキルナフタレンよりなる群から選択される1種以上の多環芳香族化合物を含有する燃料用酸化防止剤。 (もっと読む)


【課題】フィッシャートロプシュ合成により製造された炭化水素油を用いた燃料組成物の酸化安定性を向上させる。
【解決手段】アントラセン類及びジアルキルナフタレンよりなる群から選択される1種以上の多環芳香族化合物、及び、フィッシャートロプシュ合成により製造された燃料油基材を含む燃料組成物。 (もっと読む)


【課題】水素化脱硫と吸着脱硫を組み合わせて、低い水素消費量の低減、触媒の長寿命化や触媒使用量の削減などにより、省エネルギーと省資源に資する超低硫黄軽油基材の製造方法を提供する。
【解決手段】(A)軽油留分を、水素化脱硫触媒で特定の反応条件下で水素化精製し、硫黄分10〜85質量ppmの低硫黄軽油留分を得る水素化脱硫工程、(B)水素化脱硫工程で得た低硫黄軽油留分の10〜80容量部を吸着脱硫剤と接触させて硫黄分1質量ppm以下の超低硫黄軽油留分を得る吸着脱硫工程、及び(C)前記低硫黄軽油留分と超低硫黄軽油留分を混合し、硫黄分10ppm以下の超低硫黄軽油基材を得る混合工程を含む超低硫黄軽油基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】液化石油ガス(LPG)車の燃料系統での不具合及び動作不良を回避することが可能な自動車用液化石油ガス組成物を提供する。
【解決手段】80℃残渣分の窒素濃度が0.8質量ppm以下であることを特徴とする自動車用液化石油ガス組成物である。該自動車用液化石油ガス組成物を燃料として使用することにより、液化石油ガス車の燃料系統、例えば、ベーパライザー中のゴム部材の腐食を防止することができる。 (もっと読む)


151 - 160 / 344