説明

愛知県により出願された特許

21 - 30 / 36


【課題】同種造血細胞移植後に残存又は再発した造血器腫瘍あるいは固形腫瘍を治療するか、又は同種造血細胞移植後の造血器腫瘍あるいは固形腫瘍の再発を予防するのに有用なCD8+細胞傷害性Tリンパ球エピトープペプチドの提供。
【解決手段】LOC284293遺伝子内の遺伝子多型に起因するスプライスバリアントの生成により発現するポリペプチドまたはその部分ペプチドであるマイナー組織適合性抗原(mHA)エピトープペプチドであって、ヒト主要組織適合性抗原(HLA)と結合してCD8+細胞傷害性Tリンパ球によって認識され得るマイナー組織適合性抗原(mHA)エピトープペプチド。 (もっと読む)


【課題】癌の検出方法及びそのために用いることができる検出キットを提供すること。
【解決手段】「2−O脱硫酸化アカラン硫酸に結合する抗体」及び/又は「アカラン硫酸に結合する抗体」を生体組織由来の試料に接触させるステップを少なくとも含む、癌の検出方法。この「2−O脱硫酸化アカラン硫酸に結合する抗体」はアカラン硫酸に実質的に結合しないものが好ましく、N−アセチルヘパロザンに実質的に結合しないものが好ましく、ブタ腸由来のヘパリンに実質的に結合しないものが好ましい。また「アカラン硫酸に結合する抗体」はウシ腎臓由来のヘパラン硫酸に実質的に結合しないものが好ましく、ブタ腸由来のヘパリンに実質的に結合しないものが好ましく、マウスのエンジェルブレス−ホーム−スワーン腫瘍組織由来のヘパラン硫酸に実質的に結合しないものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】肺癌患者の予後又は転移可能性を予測する方法を提供する。
【解決手段】ヒト肺癌患者の術後の予後又は転移可能性をインビトロで予測する方法であって、術後の予後がより良い又は転移可能性がより低い第1の患者群からの肺癌組織及び術後の予後がより悪い又は転移可能性がより高い第2の患者群からの肺癌組織の網羅的タンパク質発現プロファイルを取得すること、該網羅的タンパク質発現プロファイルについて該第1の患者群からの肺癌組織と該第2の患者群からの肺癌組織とを互いに区別可能なタンパク発現プロファイルを抽出すること、該第1の患者群と第2の患者群との間の該抽出された発現プロファイルを構成するタンパク質の相対的な発現レベルの差を指標にしてヒト肺癌患者の組織検体について術後の予後又は転移可能性を判定することを含む方法、並びにそのための組成物。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、エプスタイン-バールウイルス(以下EBVと記載する)に特異的な細胞傷害性T細胞エピトープペプチド、該ペプチドを用いたEBVの感染および同ウイルス陽性の癌を治療又は予防するワクチン、EBVに対する受動免疫療法剤、およびEBVに特異的な細胞傷害性T細胞の定量方法の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明者らは、EBV関連蛋白質であるLMP1およびEBNA1のmRNAを抗原提示細胞に導入し、該細胞がEBVに特異的な細胞傷害性T細胞を誘導することを明らかにした。また、該細胞傷害性T細胞は、HLA-A*0206分子、HLA-Cw*0303分子またはHLA-Cw*0304分子に提示されているエピトープペプチドを認識し、さらにEBVが感染しているB細胞の成長を阻害し、EBVが感染しているNKリンパ腫またはNK細胞を溶解することを明らかにした。 (もっと読む)


【課題】肺腺癌患者の予後を予測する新規の方法を提供する。
【解決手段】特定の遺伝子セットを用いて、肺腺癌をその亜型であるTRU型又は非TRU型のいずれかに識別し、次いでTRU型腺癌であると識別された場合、TRU型肺腺癌をさらにTRU-a型又はTRU-b型のいずれかに識別し、、肺腺癌の術後予後と亜型との関連性に基づいて患者の予後をインビトロで予測する方法、及び肺腺癌を上記亜型のいずれかに分類する方法、並びにこれらの方法に使用するための組成物。 (もっと読む)


【課題】 DLBCLのサブグループを適切に評価するための遺伝子検出方法、及びそのためのDNAマイクロアレイを提供すること。
【解決手段】 DLBCL患者について、特定の24個の遺伝子群(CD5特定遺伝子群)の発現量を調べることにより、DLBCLのサブグループ(すなわち、CD5+タイプDLBCL及びCD5−タイプDLBCL)を特定することができる。また、従来の胚中心B細胞様DLBCL及び活性化B細胞様DLBCLの分類と組み合わせることにより、DLBCLを4つのサブグループに分類すると、CD5+タイプDLBCLかつ活性化B細胞様DLBCLは、その他の3つのグループに比較すると、有意に予後不良であることがわかった。 (もっと読む)


【課題】微量な生体試料中に含まれる微量成分である硫酸化糖脂質をMALDI・TOF・MSによる高感度分析を行うため、目的成分の前処理を極めて簡単に行い、短時間で微量の試料の分析を為し、又、硫酸化糖脂質の異性体同定をも容易に行う。
【解決手段】微量生体試料を3次元網目構造の貫通孔を有するモノリス構造体を通すことにより、精製された画分をMALDI・TOF・MSで分析する工程と、上記の精製された画分をリゾ体化する工程と、これをMALDI・TOF・MSで分析する工程と前記の二つのMALDI・TOF・MSによる分析結果より、硫酸化糖脂質の同定工程より成る硫酸化糖脂質の分析方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、生体検体や食品などの微量検体から脂質および/または脂肪酸を抽出し、同定、定量分析するため、迅速、簡便、安価、高精度に多検体を測定する方法および分析システムを提供する。
【解決手段】所定の温度および圧力下で溶媒と微量検体とを接触させて該検体中の脂質および/または脂肪酸を抽出する第1工程、溶媒中で該脂質を脂肪酸に分解する第2工程、脂肪酸を分析する第3工程を含む、微量検体中の脂肪酸の測定方法、およびそのための分析システム。 (もっと読む)


【課題】 ヒトサイトメガロウイルスの複製メカニズムを解明し、HCMV感染症の治療及び予防のための新たな手段・方法を提供すること。
【解決手段】 ヒトサイトメガロウイルスのMIE遺伝子エンハンサー領域に存在する全てのGCボックスを部位特異的に変異させ、転写因子Sp1及びSp3の当該部位への結合を阻害することにより、ヒトサイトメガロウイルスの複製能力を制御する。 (もっと読む)


【課題】 高率で癌患者及び癌の危険度の高い患者を検出することができる検査方法及び検査薬を提供する。
【解決手段】 糖鎖硫酸化酵素GlcNAc-6-硫酸基転移酵素のアイソザイムの分布に非癌組織と癌及び腺腫組織との間で顕著な差異があることを見出し、これを応用することによって一定範囲のGlcNAc-6-硫酸化糖鎖群を患者組織や糞便検体から検出することにより癌及び腺腫(但し、大腸癌及び大腸腺腫を除く。)を特異的に検出できることを明らかにした。癌及び腺腫組織に存在する酵素により特異的に生成されるGlcNAc-6-硫酸化糖鎖と反応する抗体を用いて癌及び腺腫の検査ができる。 (もっと読む)


21 - 30 / 36