説明

高砂工業株式会社により出願された特許

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【課題】熱処理に要するエネルギーが比較的小さく、かつ有害な二次生成物の発生を抑制可能なアスベスト含有物処理炉およびアスベスト含有物処理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】アスベスト含有物処理炉3は、軸回りに回転可能であって、カルシウムとアスベストとを含む被処理物Oを軸方向に流動させる管体30と、被処理物Oにマイクロ波を照射するマイクロ波照射部34と、を備えている。被処理物Oにマイクロ波を照射することにより、被処理物Oを外面からのみならず内部から熱処理することができる。 (もっと読む)


【課題】ランニングコストが低く、かつ廃ガラスからガラス層のみを回収可能な廃ガラス用熱処理炉を提供することを課題とする。
【解決手段】廃ガラス用熱処理炉1は、ガラス層W1、W2と、ガラス層W1、W2に接合される熱可塑性樹脂を含む樹脂層W3と、が積層されてなる廃ガラスWが載置されると共に、通気性を有するテーブル30と、テーブル30の下方に配置され、熱可塑性樹脂の蒸発開始温度以上に温度制御される下段室22Dと、テーブル30の上方に配置され、ガラス層W1、W2のガラス軟化温度未満に温度制御される上段室22Uと、を備える。 (もっと読む)


【課題】被処理物の排出時における蓋部材の脱着が不要で、かつレトルトの傾斜や被処理物の流動性に対する汎用性が高いバッチ式ロータリーキルンを提供することを課題とする。
【解決手段】バッチ式ロータリーキルン1は、軸周りに回転可能であって被処理物Oに熱処理を施すための熱処理室300を内部に有する筒状のレトルト3と、レトルト3の長手方向端部に脱着可能に配置され熱処理室300を開閉可能な蓋部材4と、を備える。レトルト3は、熱処理後の被処理物Oを収集可能な溝部301を有する。蓋部材4は、蓋部材4をレトルト3に装着した状態で溝部301と外部とを連通する排出通路420を有する。さらに、排出通路420を介して外部から挿入され、溝部301の被処理物Oを外部に排出可能な排出装置5を有する。 (もっと読む)


【課題】ロータリーキルンの内周面にクロムが含有されていても、六価クロムの生成を抑制することができるアスベスト含有物処理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】アスベスト含有物処理システム1は、軸方向一端からアスベスト含有物Gが供給され、軸方向他端からアスベスト含有物Gが排出され、内周面の少なくとも一部がクロムを含有し、内部に熱処理室300を持つ管体30と、熱処理室300のアスベスト含有物Gに熱処理を施す加熱部31と、を備えてなるロータリーキルン3と、熱処理の際、クロムが酸化して六価クロムが生成するのを抑制する酸化抑制手段320、330、332、720、731、4、6a、6b、5と、を備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】管体の加熱区間よりも上流側における被処理物の付着を、簡単な構造で抑制可能な外熱式ロータリーキルンを提供することを課題とする。並びに、被処理物から発生した排ガスを、管体外部に排気可能なスクリューフィーダーを提供することを課題とする。
【解決手段】外熱式ロータリーキルン1は、内部に被処理物Hを加熱する加熱区間Aを有する管体2と、管体2の外部から加熱区間Aを加熱する加熱部6と、管体2の軸方向一端から管体2の内部に挿入される供給パイプ30と、供給パイプ30の径方向内側に配置されるシャフト31と、シャフト31に周設され供給パイプ30内部において被処理物Hを搬送するスクリュー32と、を持つスクリューフィーダー3と、を備える。シャフト31の内部には、加熱区間Aで被処理物Hから発生する排ガスを、管体2の外部に排気する排気通路310が配置されている。 (もっと読む)


【課題】単独型焼成燻化炉において、燻化時にダンパの小孔から噴出する煤を完全に焼却でき、大気汚染の原因となるおそれがない単独型焼成燻化炉の煤除去方法を提供する。
【解決手段】燻化時に発生する煤を含む排ガスを通す耐火材製のフィルタ13を排ガスの主通路のバイパス10に設け、その主通路とバイパスに開閉装置を別個に設けたから、燻化時に主通路をとじて排ガスをフィルタに通すと焼却しにくい大きな煤がフィルタに引っ掛かって大気中に放出されるのが防止されるとともに、焼成時に高温度の燃焼ガスの一部をフィルタに通すことにより引っ掛かっていた煤が焼却されることから、自浄作用により半永久的に使用することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、粉体状の被処理物を攪拌する攪拌能力が高く、塊状の被処理物を切断・破砕することが可能な均一に処理された被処理物を得ることのできる簡素な構造で安価なロータリ式熱処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のロータリ式熱処理は、軸線周りに回転するシェル(2)を備え、シェル内に、被処理物(M)を攪拌および粉砕する攪拌粉砕手段(3)を転動可能に収容することを特徴とする。
攪拌破砕手段(3)は、多角柱形状の骨組構造体であり、この骨組構造体は、複数の多角形の枠部材と、枠部材の各角部に接合された柱部材とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】脱ガス時間が短く、真空保持性が低下しにくい真空熱処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】真空熱処理装置1は、真空中に配置されると共にガスを吸収した被処理物Pが収容される収容室42を持つ回転容器4を備え、被処理物Pを加熱することにより被処理物Pの脱ガス処理を行うことを特徴とする。真空熱処理装置1では、被処理物Pが収容される収容室42を持つ回転容器4そのものが、真空中に配置される。回転容器4の内部と外部とは、共に真空である。つまり、真空境界は、回転する回転容器4の壁部ではなく、回転容器4よりも外部に存在している。したがって、収容室42の真空保持性が低下しにくい。 (もっと読む)


【課題】下流側装置に衝突摩耗が発生しにくい被処理物供給装置およびロータリーシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】被処理物供給装置3は、被処理物Pが流入する流入口と、被処理物Pが流出する流出口31と、流入口と流出口31とを連通する供給通路32と、を持ち、流出口31から被処理物Pを流下させることにより、流出口31の下流側に配置される下流側装置4に、被処理物Pを供給する。被処理物供給装置3は、さらに、単一の流出口31のみから被処理物Pを流下させた場合の下流側装置4の衝突面積Sに対して、衝突面積Sを拡大する衝突面積拡大機構33を持つことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】排気ガス流路にタール分が付着するのを抑制することができる雰囲気熱処理炉を提供することを課題とする。
【解決手段】雰囲気熱処理炉1は、熱処理室22を持つ炉本体2と、熱処理室22に対して熱交換可能に配置され、燃焼室31Dと、燃焼室31Dと熱処理室22とを連通する炉内側連通口32Dと、燃焼室31Dと炉外とを連通する炉外側連通口33Dと、炉内側連通口32Dと炉外側連通口33Dとの間に配置され燃焼室31Dに酸素を供給する酸素供給口34Dと、を持つ少なくとも一つの燃焼ケース3Dと、を備える。加熱時において、熱処理室22の排気ガスは、炉内側連通口32Dを介して燃焼室31Dに流入し、酸素供給口34Dを介して供給される酸素と混合され、少なくとも熱処理室22からの伝熱により燃焼処理され、炉外側連通口33Dを介して炉外に流出する。 (もっと読む)


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