説明

高砂工業株式会社により出願された特許

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【課題】金属コンタミネーションなどを防止できる外熱式回転炉用の炉心管を提供する。
【解決手段】本発明の外熱式回転炉用の炉心管(2)は、回転しつつ外部から加熱されると共にセラミックスなどの非金属材からなると共に内周面から突出した係合突部(201〜208)を有する筒体(20)と、この筒体内に配設されると共にセラミックスなどの非金属材からなり、係合突部に端部が係合して挙上されることにより筒体内を旋回動する板状の攪拌プレート(211〜214)とからなる。筒体および攪拌プレートがセラミックスなどの非金属材からできているので加熱対象物への金属混入を防止でき、また、攪拌プレートが筒体の回転と共に所定の旋回動をするため、筒体内での加熱対象物の攪拌、削落し、剥落なども十分に行える。 (もっと読む)


【課題】端子部材の周囲からのマイクロ波の漏洩を抑制可能なマイクロ波漏洩抑制部材およびハイブリッド式加熱炉を提供することを課題とする。
【解決手段】マイクロ波漏洩抑制部材4は、絶縁体製であって端子挿通孔80bと端子部材92との間に介装されるシール部材40と、導体製であってケース8bから突設され軸方向外端に凹部412を有する筒部材41と、絶縁体製であって凹部412を軸方向外側から覆う蓋板部材42と、導体製であって蓋板部材42を軸方向外側から覆い端子部材92が貫通する貫通孔430を有する端板部材43と、を備える。筒部材41の径方向内側から蓋板部材42を介して凹部412までマイクロ波Mを伝播させることにより、マイクロ波Mを減衰させる。貫通孔430と端子部材92との間の隙間の径方向長さをA、蓋板部材42の軸方向長さをB、凹部412の径方向長さをCとする場合、A<B<Cである。 (もっと読む)


【課題】ガスおよびマイクロ波の通過を抑制可能なシール部材を提供することを課題とする。
【解決手段】シール部材1は、開口901を有する壁部材90と、開口901を塞ぐ蓋部材91と、の間の隙間Cに配置され、弾性体製であって、隙間Cに露出する露出面Fを有し、自身が弾性変形することにより、隙間Cにおけるガスの通過を抑制するガスシール部2と、導体製であって、少なくとも露出面Fに配置され、隙間Cにおけるマイクロ波の通過を抑制するマイクロ波シール部3と、を備える。ガスシール部2の弾性復元力により、シール部材1はガスの通過を抑制することができる。マイクロ波シール部3が隙間Cに介在することにより、シール部材1はマイクロ波の通過を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】軸部材の熱変形を許容しながら、回転する軸部材の周囲からのマイクロ波およびガスの漏洩を抑制可能なシール部材およびマイクロ波加熱炉を提供することを課題とする。
【解決手段】シール部材4は、挿通孔209bと軸部材70との間の隙間からのマイクロ波MおよびガスGの漏洩を抑制する。軸部材70は、軸本体701とフランジ部700とを有する。シール部材4は、導体製であって、壁部材209とフランジ部700との間に介装され、壁部材209の表面において挿通孔209bの周囲に固定される環状のホルダ43と、導体製であって、ホルダ43の内周面に配置され、軸本体701に径方向に摺接する環状の第一マイクロ波シール部40と、導体製であって、フランジ部700に軸方向に摺接する環状の第二マイクロ波シール部41と、ホルダ43の内周面に配置され、軸本体701に径方向に摺接する環状のガスシール部42と、を備える。 (もっと読む)


【課題】製造コストが低く、軸部材の軸方向の熱変形を許容することができ、軸部材の周囲からのマイクロ波の漏洩を抑制することができるマイクロ波漏洩抑制部材およびハイブリッド式加熱炉を提供することを課題とする。
【解決手段】マイクロ波漏洩抑制部材4は、挿通孔204と軸部材5との間の隙間からのマイクロ波Mの漏洩を抑制する。マイクロ波漏洩抑制部材4は、弛緩状態で隙間に配置され、軸部材5が軸方向に熱変形する際の変形量の少なくとも一部を吸収すると共にマイクロ波Mの波長よりも小さい網目を有する導体製であって筒状の網部材40を備える。 (もっと読む)


【課題】挿通孔と軸部材との間の隙間からのマイクロ波の漏洩を抑制可能なマイクロ波漏洩抑制部材およびマイクロ波加熱炉を提供することを課題とする。
【解決手段】マイクロ波漏洩抑制部材4は、軸方向から見て、導電性の壁部材200を貫通する挿通孔22と、挿通孔22に変位可能に挿通される軸部材3と、の間の隙間に配置される。マイクロ波漏洩抑制部材4は、導電性を有し、軸部材3の外周面に弾接し、周方向に並ぶ複数の爪部401を備える。隣り合う任意の一対の爪部401間の隙間C1は、マイクロ波Mの波長よりも小さく設定されている。 (もっと読む)


【課題】CVD法を適用してCNTを効率よく製造する装置および方法を提供する。
【解決手段】本発明により提供されるCNT製造装置1は、下流側10bが低くなるように傾斜させて回転可能に配置された筒体10と、筒体10の内側に形成されたチャンバ11に触媒粉末Pを供給する触媒供給部30および炭素源蒸気Vを供給する炭素源供給部40と、チャンバ11の少なくとも一部範囲に設定された反応ゾーン12をCNT生成温度に加熱可能なヒータ7とを備える。筒体10の内周壁には凸部が設けられており、筒体10を回転させることにより触媒粉末Pが上記凸部に引っ掛かって持ち上げられては落下することを繰り返しながら上流側から下流側へと移動するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】比較的安価で構造が簡単であるにもかかわらず、被処理物の搬送速度が制御しやすく、被処理物が管体の内周面に付着しにくく、被処理物を撹拌しやすいリフター部材および外熱式ロータリーキルンを提供する。
【解決手段】リフター部材8dは、略水平に配置され軸回りに回転可能な管体を備え、管体外部から管体内部を搬送される被処理物を加熱する外熱式ロータリーキルンの、管体内部に配置される。リフター部材は、放射状に配置される複数の第一フィン800d〜802dと、周方向に隣り合う一対の第一フィン同士を連結し、周方向一端と周方向他端とが互いに軸方向にずれて配置される複数の第二フィン810d〜818dと、を備える。リフター部材は、管体と別体であり、管体が回転することにより管体内部で転動する。 (もっと読む)


【課題】ヒートパターンに対する実際の焼成温度のハンチングが小さい低酸素雰囲気用温度制御方法および低酸素雰囲気用温度制御システムを提供することを課題とする。
【解決手段】低酸素雰囲気用温度制御方法は、低酸素雰囲気において可燃性の揮発性ガスを放出する被処理物Wを焼成する際に、バーナー用の燃料ガスの流量の調整に加えて、焼成温度の上がりすぎを抑制する場合はバーナー用の酸素含有ガスの流量を小さくし、焼成温度の下がりすぎを抑制する場合はバーナー用の酸素含有ガスの流量を大きくすることを特徴とする。燃料ガス流量のみならず酸素含有ガス流量までも調整することにより、焼成温度のハンチングを小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、直線状の棒状ヒータを併用する複合加熱方式のマイクロ波加熱炉において、加熱時の発熱部の熱膨張によるヒータの変形を回避するとともに、ヒータの貫通部やヒータに重畳して外部へ漏洩するマイクロ波を確実に防止することのできるマイクロ波漏洩防止構造と、このようなマイクロ波漏洩防止構造を備えるマイクロ波加熱炉を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のマイクロ波漏洩防止構造は、鋼材で構成され電気的に接地されている炉殻を有し、少なくともマイクロ波加熱手段とヒータ加熱手段とを備えるマイクロ波加熱炉のマイクロ波漏洩防止構造であって、ヒータ加熱手段に重畳して炉殻外へ漏洩するマイクロ波を減衰させる減衰手段と、この伝播するマイクロ波を炉殻を介して接地させる接地手段と、を有する。また、本発明のマイクロ波加熱炉は、ヒータ取り付け部に上記のマイクロ波漏洩防止構造を有する。 (もっと読む)


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