説明

株式会社ニッペコにより出願された特許

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【課題】この発明は,高い防錆能力を有することができ,水をベースとするため,非溶剤系のグリース組成物となり,引火の恐れはほとんど生じず,取り扱いが容易であるグリース組成物を提供する。
【解決手段】このグリース組成物は,鉱油系潤滑剤基油,合成系潤滑基油及び生分解系潤滑油基油から選ばれる少なくとも一種類の基油に増ちょう剤を配合して生成したグリースに,ワックス,添加剤,消泡剤,及び水が配合されている。増ちょう剤は,カルシウムスルフォネートコンプレックスを含む石けんである。前記ワックスとしては,カルナウバワックスを用いることが好ましいものである。このグリース組成物は,グリースとワックスが主成分であるため,塩化メチレン等溶剤による除去が非常に簡便であり,環境にもやさしく,非常に優れた面圧特性を有している。 (もっと読む)


【課題】この発明は,シリコーン系グリースに含まれるシリコーン系オイルの潤滑部以外への油分の滲み出し拡散を防止することができる非拡散性潤滑剤組成物及び基油の拡散防止方法を提供することである。
【解決手段】 この非拡散性潤滑剤組成物は,シリコーン系グリース3に基油拡散防止剤5及び有機溶剤4を配合して構成されている。非拡散性潤滑剤組成物1を基材表面2に塗布し,基油拡散防止剤5が溶け込んだ有機溶剤4が基材表面2に拡散して蒸発し,シリコーン系グリース3の周囲に基油拡散防止剤5の膜が形成され,それによって基油拡散防止剤5の膜によりシリコーン系グリース3に含まれるシリコーン系オイルの基材表面2での拡散が防止される。 (もっと読む)


【課題】この高架橋樹脂添加グリース組成物は,グリースに高架橋樹脂ビーズを添加することによって,亜鉛メッキされた部材に対して摺動馴染み性を持たせることができる。
【解決手段】 この高架橋樹脂添加グリース組成物は,基油,増ちょう剤,及び添加剤から成るグリースに対して,少なくとも高架橋樹脂ビーズを添加し,更に増粘剤を添加することが好ましい。この高架橋樹脂添加グリース組成物は,基油は,特に,合成炭化水素油が好ましい。高架橋樹脂ビーズは,特に,架橋アクリル単分散粒子,架橋ポリスチレン単分散粒子,及びこれらの混合物から選択されるものである。 (もっと読む)


【課題】この難燃性潤滑グリース組成物は,高温の物質が飛散してきても着火し難く,極圧性を有し,作業環境の安全性を確保でき,配管でのプラッキングを起こし難く,機械設備の耐久性を向上できる。
【解決手段】この難燃性潤滑グリース組成物は,基油に増ちょう剤の金属石けんやウレア化合物及び過塩基性カルシウムスルフォネートを含有している。過塩基性カルシウムスルフォネートは0.1〜30質量%が含有されている。基油の動粘度は40℃で400mm2 /s以上であり,過塩基性カルシウムスルフォネートの全塩基価は50〜500mgKOH/gであり,極圧剤の動粘度は40℃で400mm2 /s以上である。 (もっと読む)


【課題】この溶剤希釈型フッ素系潤滑剤組成物は,溶剤希釈後に溶剤中の固体成分が短期間で沈降するのを防止し,潤滑性,耐久性等の各種の特性を向上させる。
【解決手段】この溶剤希釈型フッ素系潤滑剤組成物は,基油に少なくとも固形成分としての脂肪酸金属塩とフッ素樹脂との混合物を溶剤に分散させたものであり,基油として少なくともパーフルオロポリエーテル油を含んでいる。前記溶剤は, フッ素系溶剤,アルコール系溶剤,エーテル系溶剤,エステル系溶剤,炭化水素系溶剤から選択される。また,脂肪酸金属塩を構成する金属は,アルミニウム,カリウム,カルシウム,鉄,銅,ナトリウム,マグネシウム,リチウム等である。 (もっと読む)


【課題】この水溶性ポリマー添加グリースは,油圧ショベル等の各種機械装置の相対移動部材間や潤滑剤溜まりに充填され,水の存在によって増粘性をアップし,部材への付着性能を向上させる。
【解決手段】この水溶性ポリマー添加グリースは,油圧ショベル等の各種機械装置における相対移動部材間やそこに設けられた潤滑剤溜まり24に充填されて好ましい。この水溶性ポリマー添加グリースは,基油,増ちょう剤及び添加剤から成るグリースに増粘剤として少なくとも水溶性ポリマーを混合したものであり,水の存在によってグリースが増粘して摺動面等の表面への付着性が向上する。 (もっと読む)


【課題】この潤滑グリース組成物は,極圧性及び耐摩耗性に優れた性状を有している。
【解決手段】この潤滑グリース組成物は,基油としてのパーフルオロポリエーテルに増ちょう剤としての脂肪酸金属塩とフッ素樹脂とが混合されたものである。脂肪酸金属塩を構成する金属としては,例えば,アルミニウム,カリウム,カルシウム,鉄,銅,ナトリウム,マグネシウム,リチウムから選択される少なくとも1種であることが好ましい。この潤滑グリース組成物には,一種以上の添加剤を添加することができ,例えば,酸化防止剤,防錆剤,腐食防止剤,極圧剤,油性剤,各種の固体潤滑剤を添加することができる。 (もっと読む)


【課題】 この電気接点間のアークによる損傷抑制方法は,電気接点間にグリース又はオイルを塗布して,電気接点間でのアークによる損傷を防止する。
【解決手段】 この電気接点間のアークによる損傷抑制方法は,配線に設けた一対の端子を相対移動によって断接する電気接点に,フッ素系オイルを除く基油の95〜70重量%と,増ちょう剤と添加剤との5〜30重量%とから構成されたグリースを塗布し,電気接点の遮断時に発生するアークによる接点領域の損傷を抑制する。増ちょう剤としては,有機化ベントナイトが好ましく,ベースオイルとしては,エステル油やグリコール油,ポリ−α−オレフィンが好ましく,また,ベースオイルが低粘度であることはアークによるエネルギーが小さく好ましい。 (もっと読む)


【課題】海底の地盤処理機の摺動部廻りの潤滑において、海水等の周囲環境の汚染を防止する潤滑方法を提供する。
【解決手段】密度が大きく海水に沈降するような生分解性グリースを使用する。このグリースは例えば生分解性基油,増ちょう剤,比重調整剤から構成される。 (もっと読む)


【課題】 この潤滑剤密封装置は,フッ素グリースをシール部材に塗布又は充填して動力伝達部の潤滑剤がモートル部等の外部へ漏洩するのを防止する。
【解決手段】この潤滑剤密封装置は,互いに相対的に運動する回転軸1とハウジング2との間に少なくともオイルシール3等のシール部材を配設し,シール部材の表面及び/又は近傍に潤滑剤とは混合せず撥油性のフッ素グリース10を塗布又は充填し,歯車列等の動力伝達部に充填されている潤滑油,グリース等の潤滑剤がシール部材で阻止して外部に漏洩するのを防止する。 (もっと読む)


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