説明

株式会社林技術研究所により出願された特許

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【課題】成形金型にフロートコアのようなスライド部材を設けることなく、成形品端末の寸法精度を高め、形状ダレなどの不具合の発生を可及的に防止可能とした射出発泡成形品を提供する。
【解決手段】一対の成形型を型締めすることにより、これら成形型間に形成されるキャビティ内に、発泡樹脂材料を射出充填した後、前記成形型の一方を型開き方向に後退させることによって、前記発泡樹脂材料が発泡して多孔質層が形成されるとともに、該多孔質層の成形型への接触部にはスキン層が形成されてなる射出発泡成形品であって、該射出発泡成形品の端末は、少なくとも一つの冷却溝を設けることにより、射出発泡成形品の端末の発泡を抑制する。 (もっと読む)


【課題】カーペット下に積層されるフェルト材と嵩上げ材から成る積層構造物は、両者の間に隙間が生じ、また嵩上げ材は接着加工されるため、リサイクルするための回収が困難であった。
【解決手段】自動車室内のフロアパネル上に敷設されるフロアカーペット下の積層構造物の配設構造であって、席構造物は柔軟性のフェルト材と、前記フェルト材より硬質な素材から成る嵩上げ材とで構成され、前記フェルト材には少なくとも2本の相互に間隔が空けられたスリットが設けられ、前記嵩上げ材は前記2本のスリットの間を前記嵩上げ材の載置域として、前記フェルト材と前記カーペットの間に挟持されていることを特徴とする自動車フロアカーペット下の積層構造物による。 (もっと読む)


【課題】適度な強度が得られるクリップ取付座の提供を課題とする。
【解決手段】内装材100の基部10を成形する部位から成形型300に樹脂成形材料M1を射出して該基部10と一体的に成形され、車体に固定するためのクリップ200を取り付け可能なクリップ取付座20に、前記基部10との間に前記クリップ200の端部205を挿入可能な空間SP1を形成しながら前記クリップ200を取り付け可能な頭部30と、前記空間を挟んで前記基部10から前記頭部30へ繋がり該頭部30を支持する第一および第二の壁部40,50と、前記基部10から前記第二の壁部50へ繋がり前記第二の壁部50から前記頭部30への樹脂成形材料M1の流れを前記第一の壁部40から前記頭部30への樹脂成形材料M1の流れよりも多くさせる材料導入部60とを設けた。 (もっと読む)


【課題】衝撃吸収構造体を形成する作業を軽減させ、低コストで衝撃吸収部材の配置の自由度を高めることを課題とする。
【解決手段】車体パネル10と該車体パネルよりも車室SP1側の内装部材20との間に設置される車両用衝撃吸収構造体30に、衝撃を吸収する材料を用いて形成された衝撃吸収部材50を複数設けるとともに、該衝撃吸収部材とは別に形成されたシート状の基材40を設け、前記シート状の基材の少なくとも一つの面に衝撃吸収部材50を複数配列させて固定した。基材40に衝撃吸収部材50を嵌合させる凸部(嵌合形状)42を複数形成し、該複数の凸部の少なくとも一部に複数の衝撃吸収部材50を嵌合して固定してもよい。 (もっと読む)


【課題】アシストグリップとピラーガーニッシュとの合わせ構造における外観や、強度や、位置決め精度に改善の余地があった。
【解決手段】ピラーガーニッシュ10の側面をなだらかに膨出させて膨出部18を形成し、膨出部18が備える切欠開口18aにアシストグリップ20の嵌合部22を嵌合したときに、膨出部18の先端面の外周形状と略同一の外周形状を持つアシストグリップ20の端面21bが先端面と当接するようにした。また、膨出部18は切欠開口18aの近傍に、上下2つの前後位置規制リブ18a1、室内方向規制リブ18a2、パネル方向規制リブ18a3を備え、各リブと嵌合部22の当接面22a1,22b1,22c,22dとを夫々当接させることにより、車両前後方向および主面と略垂直な方向におけるアシストグリップ20の位置決めを行う。 (もっと読む)


【課題】エアバッグ展開時、アクセサリの脱落を確実に防止しながらヘッドライナ内装材の端末部と周辺部材との間からエアバッグを展開させることを課題とする。
【解決手段】エアバッグ80が展開するときに破断してヘッドライナ内装材10の端末部12の貫通穴20を拡げる切れ込み30を前記端末部12における車外側面10aに形成し、ヘッドライナ内装材10の端末部12と該端末部の周辺に設けられた周辺部材50とを密接させるとともに、前記貫通穴20にアクセサリ60,70を貫通させて車体92に固定させながら該貫通穴20の周辺でアクセサリ60,70にヘッドライナ内装材の端末部12を保持させ、ヘッドライナ内装材10の車外側に設置された折り畳み状態のエアバッグ80が展開するときに該エアバッグ80を前記端末部12と前記周辺部材50との間から車室SP1内に展開させる。 (もっと読む)


【課題】車両用フロアカーペット、インシュレータダッシュ等の車両用吸音材であって、軽量化を図るとともに吸音性能を向上させることを課題とする。
【解決手段】表皮層20とクッション層30との間にメルトブロー法により製造された超極細合成繊維、及び又は綿や紙、麻等の超極細天然繊維からなる超極細繊維層40を介挿一体化することで、従来の重量の嵩むバッキング層を廃止して軽量化を図るとともに、車外騒音、車内騒音の双方の騒音に対して有効に吸音処理することで吸音特性を高める。 (もっと読む)


【課題】吸音性の良好な樹脂発泡成形体の製造効率を向上させることを課題とする。
【解決手段】成形型20,30の少なくとも一方の成形面21,31に一般面23,33と該一般面より高温となる昇温部24とを少なくとも設け、成形型20,30を離間させることにより一般面23,33に接した表面に非発泡のスキン層M16を形成しながら昇温部24に接した表面に通気孔(開孔)M16aを形成して樹脂発泡成形体M10を成形する。成形型20,30の少なくとも一方の成形面21,31に一般面23,33と昇温部24とを断熱する断熱材(断熱構造)26をさらに設けてもよい。昇温部24を一般面23,33よりもキャビティC1に向けて突出させた形状としてもよい。 (もっと読む)


【課題】軽量に形成しながら 吸音性と遮音性の両方にすぐれ、所要の形状に成形することが可能で、成形した形状を保持することができる、自動車用成形敷設内装材を提供する。
【解決手段】通気意匠層/開孔樹脂層/保形フェルト層/非通気樹脂シート層/嵩上材をこの順に積層してなり、自動車内の敷設位置に沿う形状に成形されてなることを特徴とする自動車用成形敷設内装材。特には通気意匠層/開孔樹脂層/保形フェルト層の積層状態での通気度が1〜30cc/cm2/秒であることを特徴とする自動車用成形敷設内装材である。 (もっと読む)


【課題】優れた強度および剛性を備えるとともに、組付工数を短縮でき、さらに、温度変化による寸法変化の影響を受けない車両用デッキボードを提供する。
【解決手段】自動車のリヤシート後方に設けられるデッキルームのフロア面を構成するとともに、該フロア面下方に形成される物入れ空間の開口を開閉可能に仕切るデッキボードであって、少なくとも2つの芯材からなり、これら芯材は、平板状の金属製成形品からなり、その外表面は表皮材で被覆されるとともに、前記芯材間は前記表皮材で連結されていることを特徴とするデッキボードによる。 (もっと読む)


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