説明

フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングにより出願された特許

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本発明は、トンネル障壁を有する抵抗型記憶装置を提供する。トンネル障壁は、メモリ材料と接触しており、このメモリ材料は、書込み信号によって変化するメモリ特性を有する。トンネル障壁のパラメータへのトンネル抵抗の指数的な関係に基づいて、メモリ特性の変化はトンネル抵抗に強く介入し、そのことで、メモリ材料中に格納された情報を読み出すことができる。例えば固体電解質(イオン伝導体)が記憶層として適しており、そのイオンは、書込み信号によって、トンネル障壁との境界面に相対して移動することができる。しかしながら記憶層は、書込み信号によって、例えばこのトンネル障壁内に存在する金属膜の移動によってそのトンネル抵抗が変化する別のトンネル障壁などでもあり得る。本発明は、記憶装置内での情報の格納方法および読出し方法をも提供する。
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この発明は、金属部品用の電気絶縁作用を示す密封機構であって、この密封機構は、セラミック層と、その上に配置された、ゲルマニウムが添加されているろう材基材材料とを有する。このゲルマニウムの有利な添加量は、0.1〜5.0モル%、好ましくは0.5〜2.5モル%の範囲である。発明の特定の形態では、追加的にケイ素を0モル%より大きく2.5モル以下、好ましくは0.1〜0.9モル%の範囲含むろう材の使用を意図している。さらに、10〜40体積%のAlTiO、好ましくは20〜30体積%のAlTiOをさらに追加したろう材が、密封機構にとりわけ適していることが判明した。特定のろう材組成物を密封機構内に使用することで、常に以下の特性を有する、再現性があり気密性かつ絶縁性の接合となる:a)ろう材のはみ出しが防止され、ろう材の流れが減少し、b)ろう材中の多孔度(主体が独立孔あるいは細い細孔列)が明白に減少する、c)ろう付接合部が十分な電気抵抗を示す、そして、d)ろう付接合部が常に十分に気密である(He漏洩試験における漏洩率が<10−3mbar・l・s−1である)。 (もっと読む)


本発明は、L−3,4−ジヒドロキシ−6−[18F]フルオロ−フェニルアラニン及び2−[18F]フルオロ−L−チロシン及びそれらのαメチル化誘導体、前駆体、並びにこの前駆体からL−3,4−ジヒドロキシ−6−[18F]フルオロ−フェニルアラニン及び2−[18F]フルオロ−L−チロシン及びそれらのαメチル化誘導体を製造する方法に関する。本発明では、L−3,4−ジヒドロキシ−6−[18F]フルオロ−フェニルアラニン及び2−[18F]フルオロ−L−チロシンの自動化された合成を可能にする、式(3)の化合物が提供される。生成物のエナンチオマー純度は98%以上である。

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【課題】出来るだけ多くの異なる試料のために、構造の原子幾何学的、化学的模写を可能とする走査トンネル顕微鏡により試料を検査する改良された方法を準備すること。
【解決手段】この発明は、走査トンネル顕微鏡により試料を検査する方法に関し、画像撮影の際にトンネル接触の一部である走査トンネル顕微鏡の尖端或いは試料の少なくとも一方における少なくとも一つの箇所には、画像撮影の前或いは画像撮影中に造影剤が予め設置され、一方、この箇所で温度が造影剤の凝固温度以下或いは同じに調整されることを特徴とする。このための走査トンネル顕微鏡が開示されている。
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アノード、カソード及び電解質から成る少なくとも一つの燃料電池と燃料電池の周囲を取り囲む金属製電池フレームとを有する高温燃料電池スタック用カセットであり、金属製電池フレームが、燃料電池と接触する内側に有る薄い方の補償フレームとインターコネクタとの接触のために配備された硬い厚い方の外側フレームとの二つの領域を備えている。内側に有る補償フレームが、室温で、その周囲を取り囲む皺を有し、その皺は、980℃〜1100℃の温度において、その時に発生した応力のために全体的に形成されて残ったものである。この皺は、特別な負荷軽減機能を有する。この場合、そのようにして形成された皺の特別な機能は、使用する接合手法の結果によってのみ、即ち、使用する接合プロセスとの組み合せだけで、補償金属板又は補償薄片内のそのような反りを調節することによって専ら実現されるということが重要である。それに対して、接合プロセス前に既に皺を有する構成部材は、確かに同様に応力を補償することができるが、接合プロセスによって作り出される皺と同程度の効果を奏することはできない。 (もっと読む)


本発明は、陽電子射出断層撮影方法及びPETスキャナに関する。本発明による陽電子射出断層撮影方法は、a)試料内での消滅事象によって、二つの光子を互いに逆方向に放出させる工程と、b)それらの二つの光子によって、試料の周りに配置された多くの検出器の中の少なくとも二つに信号を出力させる工程と、c)信号を出力した検出器の場所から、その事象が起こったと考えられる信号線を求める工程と、d)試料の断層像の再構成時に、その信号線を評価する工程とにもとづき動作し、各事象に対して、多くの信号線を求めて、試料の断層像の再構成時に評価するものである。そうすることによって、冒頭で述べた通り、再構成した画像の精度が向上するとともに、雑音が低減される。本発明による方法及び装置によって、画像の信号対雑音比を改善することができる。
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本発明は、リング形状のガイド部材(11)と、粒子線の強度の制御部材(13)とを有する粒子線用チョッパーに関する。本発明では、制御部材上の少なくとも一つの衝突点がガイド部材の周囲に沿って回転することができるように、制御部材がガイド部材に対して軸支されている。軸支する力が同じ場合、周囲に沿って軸支する方が、回転軸で軸支するよりも大幅に大きな外乱モーメントを補償することができる。回転軸自体も不要となり、その結果例えば、制御部材をリングとして構成することができる。従来技術によるチョッパー車輪と異なり、重量を大幅に軽減するとの作用効果が得られ、その結果周速度の上昇及び粒子線の変調周波数の増大と同時に、動作の安全性を向上することができる。
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膜(膜モジュール)を使って煙道ガスから二酸化炭素を分離する該方法は、膜分離工程中への進入前の前記煙道ガスが露点曲線を超える温度を有することを特徴とする。それにより、煙道ガスからの、場合によっては同伴される水蒸気の凝結が回避され、そのため、膜孔の目詰まりが常に防止される。この高い温度は、様々な方法で実現することができる。上流に接続された熱交換器又はバーナーによって、煙道ガスの温度を必要な温度まで容易に高めることができる。膜モジュールの上流に接続され、そしてCO−分圧を有利に高めさえもする圧縮機は、同時に必要な温度上昇をも引き起こす。本発明の別の変法として、CO−分離が煙道ガス脱硫の前にも行われる。この変法は、この工程段階中の煙道ガスそのものがなおも水蒸気の露点曲線を超える温度を有し、要するに別途加熱する必要がなく、そして、それに加えて、この浄化の段階において一般にわずかな水蒸気しか同伴しないという利点を特に有する。 (もっと読む)


本発明は、ガスを振動なく冷却するための方法および装置を提供する。ガスは第1の冷却ステップにおいて第1の冷媒と熱接触する。続いてガスは第2の冷却ステップにおいて、第2の冷媒と熱接触している液化器を貫流し、その際10K以下だけ冷却される。この小さな温度勾配が、液化器を出る気体状または液体状のガス流が非常に均質で層流状となることの決定的な原因である。したがってこのガス流は、さらなる処理を施して一定の大きさの固体ペレットから成る流れにするのに適している。このペレットは、真空中で数メートル搬送することができ、したがって強烈なレーザ照射によるプラズマ生成用のターゲット材料として適している。 (もっと読む)


本発明は、電子顕微鏡及び電子顕微鏡のデフォーカス偏差又は解像限界の測定方法に関する。照射を傾斜させた場合に、電子顕微鏡の場合によっては存在する収差及びデフォーカス偏差が回折図形の強度分布を方向に依存して変化させることを利用している。特に、回折図形の包絡線が方向に依存して狭隘化する。電子ビームの傾斜も場合によっては存在する収差も分かっている場合、焦点分布がガウス形状であると仮定すると、電子顕微鏡のデフォーカス偏差は、強度分布の方向に依存した変化に影響を与える唯一の未知なパラメータとなる。従って、その変化からデフォーカス偏差を定量的に推定することができる。しかし、方向に依存した狭隘化からは、その形状に関する当初からの仮定が無くともモデル無しで焦点分布を算出することもできる。そのようにして、電子顕微鏡の解像限界を算出することが可能である。
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