説明

株式会社日本点眼薬研究所により出願された特許

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【課題】 ボトルの口部に液剤吐出路を有する栓体を取り付け、吐出路の途中にフィルターと逆止弁とを配設したフィルター付き吐出容器において、浸透力の大きな液剤を収容する場合でも、逆止弁を透過した微量の液剤がフィルターに到達することを未然に防止し、エアロック状態となることを回避する。
【解決手段】 逆止弁23とフィルター25との間に、閉じた状態の逆止弁23を浸透した微量の液剤を貯留する貯留部14を設けて、最初に容器を使用する前の保管時や流通時に閉じた逆止弁23を浸透してきた液剤によってフィルター25が濡れることを防止する。 (もっと読む)


【課題】 特に小型の点眼ボトルなどにおいて導入孔に逆止弁がなくともボトル胴部のスクイズ時に導入孔を容易に閉塞し、内層と外層との間の空気を圧縮することができるようにする。
【解決手段】 外層ボトル1と内層袋16との間の空間を介して導入孔17に連通する検査孔19を外層口部4に設け、口部4に内嵌した中栓21と内層袋16とにより検査孔19を閉塞する。さらに、外層ボトル1の胴部の周壁は、所定間隔を有して相対向する前後一対の略平坦な前後壁部5と、これら前後壁部5の左右縁部同士を接続する左右壁部6とから、胴部の左右幅に比して前後幅が小さい扁平筒状に構成し、導入孔17は、スクイズ時に指で押圧する前後壁部5の中央に設け、この指により導入孔17が閉塞されるようにする。 (もっと読む)


【課題】 ZO−1を誘導することにより上皮あるいは内皮細胞間接着増強効果を示すもの、特にPHSRN及びその誘導体であるAc−PHSRN−NHを提供すること。
【解決手段】 ZO−1を誘導することを特徴とするPHSRNまたはAc−PHSRN−NH、及びそれらの医薬として許容される塩類によって達成される。このペンタペプチド又は誘導体は、細胞間接着増強剤、オキュラーサーフェース障害治療剤または保護剤、眼内灌流液、角膜内皮保護剤、硝子体内注入液または硝子体灌流液、または腎糸球体血管内皮保護剤などに用いることができる。 (もっと読む)


【課題】ホウ酸と特定の非イオン界面活性剤を用いたプロスタグラジン類の水性点眼剤において、経時的なpH低下が抑制できるとともに有効成分残存率の低下も抑制できるようにすること。
【解決手段】ラタノプロストやイソプロピルウノプロストン等のプロスタグランジン類を有効成分(主剤)として含有するホウ酸緩衝系ベースのpH5.0〜7.0に調節される防腐剤フリーのプロスタグランジン類の点眼剤。POEヒマシ油及び/又はPOE硬化ヒマシ油及び/あるいはモノステアリン酸PEGをプロスタグランジン類の可溶化剤として用いる。エチレンジアミン四酢酸(塩を含む。)やε-アミノカプロン酸等のキレート化能を有するアミノカルボン酸を添加してpHを安定化させる。 (もっと読む)


【課題】粘膜防御性胃潰瘍剤などに有用なトリアジン系の医薬であるマレイン酸イルソグラジンを安定な水溶液として提供すること。
【解決手段】マレイン酸イルソグラジンが常温にて液状の1価のアルコールと液状の多価アルコールと水とからなる水性成分に溶解しており、(1)マレイン酸イルソグラジンの濃度が0.01〜1%w/vであり、前記水性成分が、(2)1価のアルコールが5〜40%であり、(3)多価アルコールが20〜60%であり、かつ(4)1価のアルコールと多価アルコールの合計が全体量に対して40〜80%水溶液製剤。 (もっと読む)


【課題】プロスタグランジン水性点眼剤において、界面活性剤を用いないで、ラタノプロスト、イソプロピルウノプロストン等のプロスタグランジン類の水に対する溶解性を向上させること。
【解決手段】プロスタグランジン類化合物及びそれらの誘導体を有効成分として含有する水性点眼剤。有効成分の溶解助剤兼化学的安定化剤として、炭素数が1〜4の1価アルコール類を含有する。 (もっと読む)


【課題】塩酸レボブノロールの水溶液中での安定性を改善し、眼刺激性の少ない塩酸レボブノロール水性点眼剤を提供すること。
【解決手段】塩酸レボブノロールを薬効成分として含有する水性点眼剤。塩酸レボブノロールの保存安定剤としてホウ酸イオンを含有し、さらに、点眼可能なpH域にアルカリ剤を用いて調節したもの。 (もっと読む)


【課題】 トラニラストを有効成分とする新たな形態の製剤を提供するものであり、安全性が高く、皮膚からの有効成分の吸収性に極めて優れ、安定性が良好であり、且つ刺激性の少ないトラニラスト含有医薬組成物を提供すること。
【解決手段】 トラニラストまたはその薬理学的に許容される塩を有効成分とする粒子がpH3〜7の範囲で懸濁しており、かつ0.5質量%〜4質量%のメントールが含有されている水性懸濁液剤によって解決される。この水性懸濁液剤は、例えばケロイドを治療するために用いることができる。 (もっと読む)


【課題】刺激性防腐剤を添加しなくても、微生物の増殖を抑制できる水性薬液、特に、水性点眼液を調製するのに好適な薬液調製液及び薬液調製方法を提供すること。
【解決手段】点眼薬等の調製に使用する水性薬液用調製剤。ホウ酸イオン及びリン酸イオンとを共存させ、かつ、pH6.5〜8.0に調節して、防腐作用(菌増殖抑制作用)を有するようにして、刺激性防腐剤を実質的に含有しない組成とする。ホウ酸イオンとリン酸イオンの共存モル比で、前者/後者=1/5〜6/1が望ましい。 (もっと読む)


【課題】 ピレノキシンの光に対する安定性及び吸収性を改善し、更に安価な無菌のピレノキシン含有点眼剤を提供することである。
【解決手段】 ピレノキシンドまたはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有し、その粒子径分布の中心が5nm〜100nmであり、粒子径分布の90%メジアン径が220nm以下であり、かつpHが3〜6である水性懸濁液剤によって解決される。この水性懸濁液剤は、例えば白内障を治療するための点眼剤として利用することができる。 (もっと読む)


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