説明

住友金属鉱山シポレックス株式会社により出願された特許

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【課題】 珪酸質原料のブレーン値に変動が生じても、ばらつきが少なく且つ圧縮強度の規格を満たしたALCを簡易に作製する方法を提供する。
【解決手段】 粉末珪石等の珪酸質原料とメント粉末や生石灰粉末等の石灰質原料とからなる微粉末状の主原料に、水とアルミニウム粉末とを加えてスラリー状にして型枠に注入し、アルミニウム粉末の反応により発泡させると共に石灰質原料の反応により半硬化させた後、オートクレーブにより高温高圧水蒸気養生を行う軽量気泡コンクリートの製造方法において、ボールミル等で粉砕された際の珪酸質原料のブレーン値b(cm/g)に対して、高温高圧水蒸気養生の保持時間(hr)を(10.2−1.70×10−3×b)±1.7の範囲内、より好ましくは(10.2−1.70×10−3×b)±0.5の範囲内にすることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】例えば建築物の壁材や屋根または床材などとして使用される軽量気泡コンクリート(以下、ALCという)に充分な撥水および防水性能が得られる製造方法を提供する。
【解決手段】粉末状の珪酸質原料及び石灰質原料とを主原料としたスラリーを所定の形状に成形したのち高温高圧にて水蒸気養生して製造される軽量気泡コンクリートの製造方法において、上記スラリーに、ジメチルシロキサン又はその誘導体からなるシリコーンオイルを、スラリー混合物中の全固形分に対して0.02〜5重量%、より好ましくは0.02〜0.2重量%の割合で添加して上記の成形を行うと共に、水蒸気養生後の成形体外表面に、アルキルアルコキシシランを主成分とする撥水剤を、その有効成分換算で0.05〜6.0g/m、より好ましくは0.05〜0.25g/mの割合で塗布することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】珪酸質原料である珪石の鉱床枯渇に対応し、珪酸質原料の代替えとして銅スラグ細骨材に置換することにより、天然資源の使用を削減させたALCを提供する。
【解決手段】珪酸質原料の30%以下を銅スラグ細骨材で置換する。銅スラグ細骨材の含有量が3.9〜15.8%のALCとする。少なくても珪砂70%以上と銅スラグ30%以下とを含む細骨材主原料に、生石灰、普通ポルトランドセメント、石膏、繰り返し原料を配合する。 (もっと読む)


【課題】例えば建築物の壁材や屋根もしくは床材などとして使用される軽量気泡コンクリート(以下、ALCという)の製造方法に係り、圧縮強度やヤング率等の物性の優れたALCを容易・安価に提供する。
【解決手段】粉末状の珪酸質原料と石灰質原料とを所定の割合で配合したものを主原料として製造される軽量気泡コンクリートの製造方法において、上記珪酸質原料の5〜20重量%を炭酸カルシウムに等量置換して軽量気泡コンクリートを製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 コンクリート用細骨材の粒度に必要な特性を明らかにし、適切な細骨材粒度判定によるコンクリート配合の評価方法を提供する。
【解決手段】 細骨材の評価方法として、粒径10μm以下の超微粒分細骨材の含有割合によって判定し、粒径10μm以下の超微粒分の割合が0.1%以上3%以下である細骨材とした、2種以上のコンクリート用細骨材を混合して調製することができる。 (もっと読む)


【課題】例えばALC(軽量気泡コンクリート)パネル等のコンクリート系パネルを用いて屋根や床を構成する場合に、容易・安価に施工可能で、作業者の衣服や工具等に接着材が付着したり、周囲環境を汚損する等のおそれが少なく、しかもALCパネル等のコンクリート系パネルに適する取付構造を提供する。
【解決手段】表面略長方形の複数のコンクリート系パネル1を梁等の構造躯体上に略水平に並べて敷設し、その構造躯体上の隣り合うパネル間に設置した固定支持手段によって上記各パネルを構造躯体に取付け支持させるようにしたコンクリート系パネルの取付構造であって、上記各パネル1の幅方向に隣り合う長辺小口に設けた本実目地10の凸部11と凹部12とを係合させる構成とし、その凸部11と凹部12との間に形成される隙間S内のパネル長手方向略中央部にのみ接着材5を充填したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ALCパネルを敷設した後に取付金物を溶接固定することを可能とし、溶接作業のための足場が不要となり、高所作業の危険性を軽減するとともに、作業能率の向上を図ることができる屋根・床パネルの取付構造、取付方法及びそのための取付金物を提供する。
【解決手段】 平坦な底部を有し、梁上に自立した状態で安定して載置可能な取付金物を使用し、ALCパネルを梁上に水平に敷き並べた後に、前記取付金物を建物駆体の梁に溶接固定し、再びALCパネルを敷設する作業を順次繰り返す。取付金物は、厚さ8mm以上20mm以下、長さ30mm以上の平鋼板からなり、高さと厚さの比が3以下であるのが好ましい。また、ナット部、ボルト部、貫通孔の内の少なくとも一つ以上を有していても良い。 (もっと読む)


【課題】例えばALC(軽量気泡コンクリート)パネル等のコンクリート系パネルの取付構造に係り、隣接するパネルの目地部での摺動が阻止されることなく、地震等による構造躯体の動きに良好に追従させることが可能で、例えばロッキング構法等を採用した場合にもパネルの面外方向の目違いやガタツキを良好に抑制できるようにする。
【解決手段】表面略長方形のコンクリート系パネル1を、少なくとも幅方向に並べた状態で、その幅方向に隣り合うパネルの長辺小口に形成した本実目地10の凸部11と凹部12とを係合させると共に、上記各パネル1の長さ方向の端部を構造躯体に取付けるようにしたコンクリート系パネルの取付構造であって、上記幅方向に隣り合うパネルの凸部11と凹部12との間に隙間Sを設け、その隙間S内のパネル長手方向略中央部にクッション材15を介在させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 乾式施工可能で、作業性がよく、外壁パネルの躯体への変形追従機構を阻害することなく、断熱上の弱点にもならない、屋根・床パネルと外壁パネルとの取り合い部の構造を提供する。
【解決手段】 ALC外壁パネルとALC屋根・床パネルの取り合い部の隙間が、ALCを基材とした層間塞ぎブロック材で埋められ、該層間塞ぎブロック材と外壁パネルとの隙間、およびALC屋根・床パネルと層間塞ぎブロック材との隙間にロックウールが埋められているALC外壁パネルとALC屋根・床パネルの取り合い部構造。 (もっと読む)


【課題】 組立整列されたALC補強鉄筋カゴが、所定の位置に配列されているかどうかを自動検査するための検査方法を提供する。
【解決手段】 軽量気泡コンクリートALCスラリー型枠内の所定位置に、固定用のピンとブリッジを介して補強鉄筋カゴを整列させて懸吊配置した後、前記ALC補強鉄筋カゴの一端に配置した光源から光線を補強鉄筋カゴの長さ方向に沿って平行に照射し、ALC補強鉄筋カゴの他端に配置した反射板で反射した反射光を前記光源に併設した受光素子で検知しつつ、前記光源と反射板を補強鉄筋カゴの長さ方向に直角な方法にトラバースさせる。補強鉄筋カゴの両端に光源と受光素子を配置しても良い。光線としては、可視赤色光、赤外線、レーザー光線のうちのいずれかを使用することができる。 (もっと読む)


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