説明

住友金属鉱山シポレックス株式会社により出願された特許

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【課題】低コストで、ALCの表面と内部の両方について十分な撥水性や防水性を確保することができる軽量気泡コンクリートの製造方法を提供する。
【解決手段】粉末状の珪酸質原料及び石灰質原料とを主原料とし、ジメチルシロキサン又はその誘導体からなるシリコーンオイルが混合物中の全固形分に対して0.02〜5重量%の割合で添加されているスラリーを作成する工程と、スラリーを所定形状の成形体に成形する工程と、成形体を高温高圧にて水蒸気養生する工程と、水蒸気養生後の成形体の外表面に、アルキルアルコキシシランを主成分とする撥水剤を、その有効成分換算で6.0g/m〜40.0g/m以下の割合で塗布する工程とを備える軽量気泡コンクリートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 工場での成形が容易で搬送にも便利で、しかも建築現場での施工も簡単にでき、十分な強度を有するALCコーナーパネルを提供する。
【解決手段】 1対のALCパネルの互いに接合面となる小口を45度の角度に開削切断し、該ALCパネルの裏面に所定の間隔をあけてシートを貼り付けて2枚のALCパネルを連結させて構成したALCコーナーパネル。 (もっと読む)


【課題】軽量気泡コンクリート(ALC)水平部材の劣化レベルの診断を、部材を取り外して試験することなく、簡便、迅速かつ適確に行う。
【解決手段】ALC水平部材について、化学分析により反応カルシウム含有量(質量%)と、熱分析により炭酸ガス含有量(質量%)を測定し、該測定結果に基づき、(炭酸ガス含有量(質量%)−1)/(反応カルシウム含有量(質量%)×44/56−1)×100の式で得られる炭酸化度(%)を算出し、該水平部材が床材であるか屋根材であるか、持続的な荷重があるかないかで、それぞれ場合分けした上で、前記炭酸化度(%)に基づいて劣化レベルを診断する。 (もっと読む)


【課題】補強作業を床の上方側のみから実施できるとともに、補強作業に要する時間が短くて済む、パネル強度が著しく低下した既設ALCパネルにより構築された床の補強方法および構造を実現する。
【解決手段】H型鉄骨小梁3の上方に位置する縦目地部11に充填されたモルタル6に、上下方向に貫通する状態で通孔12を形成し、通孔12を通じてH型鉄骨小梁3の上面にスタッドボルト13を植立する状態で固定し、該スタッドボルト13にU字形の固定用金具14を固定し、固定用金具14の側面に、平面格子状に構成した補強鋼材16を、隣接するH型鉄骨小梁3をわたるようにH型鉄骨小梁3に支持固定することで、既設のALCパネル2の上面側に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】ALCパネルの表面にケバ立ちを低減でき、且つピアノ線等の線材の移動による跡がないALCパネルを得ることが可能であると共に、大掛かりな装置を必要とせずに簡易且つ低コストで半可塑性体の切断を行うことができるALC半可塑性体の切断用線材を提供する。
【解決手段】ALCの半可塑性体50を切断するALC半可塑性体の切断用線材10であって、切断用線材10の断面形状を、半可塑性体50の切断進行方向側に配置される半円形部15と、半円形部15と逆側に配置される突出部16とから構成される略紡錘形とし、好適には樹脂製の粘着テープ12を線材本体11に貼付して、粘着テープ12の端部121・121相互の貼り合わせ部分で突出部16の先端部161を構成し、半円形部15の中心Oからの突出部16の突出量を、半円形部15の中心Oからの半径rに対して1.5r以上とする。 (もっと読む)


【課題】長辺小口面から入隅面までの寸法が小さいL型コーナーパネルを用いる必要がある場合でも、躯体に対して十分な強度で取り付けられ、施工性に優れ、かつ、意匠設計上の自由度の高いコーナーパネルおよびその取付構造を実現する。
【解決手段】コーナーパネル1bを、横断面形状が不等辺のL字形で、長辺を構成するパネル本体11と、短辺を構成する突出部12とから構成し、突出部12の突出量δをパネル本体11の厚さ寸法t以下に規制し、突出部12は躯体に対して固定せずに、パネル本体11の上下2個所位置のみを、アンカー挿入孔15に挿入したアンカー19を利用して、取付金具22とボルト23とにより躯体に対して固定する。 (もっと読む)


【課題】 建物の免震ダンパとして使用される鉛円柱体と鋼材からなるフランジとの接合部の性能試験を、高い精度で行うことができる接合部試験体及びそれを用いた接合部検査方法を提供する。
【解決手段】 鉛円柱体の両端面に、外周面に雄ねじを切った円柱体の鋼材からなるフランジの一端を接合するとともに、金属製の筒状の容器の内側に前記フランジの雄ねじに適合した雌ねじを切り、該容器の底部の外側に板状あるいは棒状の突起を有する把持治具を、前記鉛円柱体の両端面に接合された前記フランジのねじに嵌合接合させた鉛円柱体の接合部試験体とする。この試験体の把持治具両端の突起を把持させて引張試験を行う。引張試験に先立ち、把持治具を取り外してフランジ端面の音波探傷検査を行うこともできる。 (もっと読む)


【課題】ALCパネルの表面を均一に押圧し、ケバ立ちによる微細凹凸を均一に減少させることができ、優れた外観品質のALCパネルを得ることができる。
【解決手段】
蒸気養生後のALCパネル10の微細凹凸13を有する表面11にローラー20を押し付け、ローラー20によりALCパネル10の幅Wよりも短い幅でALCパネル10の表面11を押圧して圧密面を形成する工程を備え、この押圧工程において、微細凹凸13の凸部先端からALCパネル10へのローラー20の食い込み深さを0.1mm以上1.0mm未満として押圧するALCパネルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 主原料のC/Sが変動しても、ばらつきが少なく且つ圧縮強度の規格を満たしたALCを簡易に作製する方法を提供する。
【解決手段】 粉末珪石等の珪酸質原料とメント粉末や生石灰粉末等の石灰質原料とからなる微粉末状の主原料に、水とアルミニウム粉末とを加えてスラリー状にして型枠に注入し、アルミニウム粉末の反応により発泡させると共に石灰質原料の反応により半硬化させた後、オートクレーブにより高温高圧水蒸気養生を行う軽量気泡コンクリートの製造方法において、主原料におけるCaOのSiOに対するモル比をC/Sとした場合に、珪酸質原料のブレーン値(cm/g)を(8800×C/S−1700)±1000の範囲内、より好ましくは(8800×C/S−1700)±500の範囲内にすることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 珪酸質原料が当初想定していた所定の粒度から外れても、ばらつきが少なく且つ圧縮強度の規格を満たしたALCを作製する方法を提供する。
【解決手段】 珪酸質原料と石灰質原料とからなる微粉末状の主原料に、水とアルミニウム粉末とを加えてスラリー状にして型枠に注入し、アルミニウム粉末の反応により発泡させると共に石灰質原料の反応により半硬化させた後、オートクレーブにおいて高温高圧水蒸気の下で所定の時間保持することによって養生を行う軽量気泡コンクリートの製造方法において、該保持時間の開始時点から0.5時間経過時点までの珪酸質原料の溶解量が必要溶解量の15%〜25%であること、及び/又は該保持時間の開始時点から6.0時間経過時点までの珪酸質原料の溶解量が必要溶解量の60%〜100%であることを特徴としている。 (もっと読む)


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